■戻る■ 2ちゃんねる 心と宗教に戻る 元のスレッド 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 最新50  

宮沢賢治の「デクノボー精神」および生き様

1 名前:  :02/01/16 01:17
の、宗教的な評価ってどうよ?
いまだに徒に聖人視されてる気がするが
実際の賢治は意外と普通の青年だったとか。

俺は法華経信者じゃないし賢治みたいには生きられないけど
宮沢賢治の作品や思想は好きです。

2 名前:名無しさん@1周年:02/01/16 01:20
いい加減にしろやこの荒し野郎。
いくつもいくつも板違いのクソスレ濫造してんじゃねえ!

3 名前:見せかけ社会:02/01/16 01:23
ああ、大好きだよ。
とても遠い所に行ってしまったんだね、カムパネルラ…。

4 名前:名無しさん@1周年:02/01/16 01:59
おれはほんとは出頭してもよかったんだ。by賢治

5 名前:名無しさん@1周年:02/01/16 02:02
宮沢賢治は○○○○○○○。
もちろんそれが悪いとはいわない。

6 名前:名無しさん@1周年:02/01/18 01:42
賢治先生の授業、受けてみたかったな。
明るい人だったらしいですね

7 名前:わすれな草:02/01/18 01:50
ほんとうにみんなの幸いのためならば、

僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。

8 名前:名無しさん@1周年:02/01/18 01:51
ホメラレモセズ
クニモサレズ
ソウイウモノニ
ワタシモナリタイ・・・

9 名前:名無しさん@1周年:02/01/18 01:59
「人類全体が幸福にならない限り、個人の幸福は有り得ない。」

・・・これだけはイタダケナイ・・・

10 名前:名無しさん@1周年:02/01/19 00:58
「世界がぜんたい幸福にならないうちは・・・」
じゃなかったけかな。
究極の思想ですよね。言葉だけみてもなかなかその真髄はわからないけれど
わかるようになりたいなあ。しみじみ・・


11 名前:見せかけ社会:02/01/19 15:52
ますむらひろしのマンガで、賢治関係を全部集めようとしている俺は
逝ってよし、ですか?

12 名前:名無しさん@1周年:02/01/19 19:26
ますむらひろしのマンガ、味あるよね。いいじゃないですか。
最近は読まないけど、「銀河鉄道の夜」のアニメもみました。
ますむらさんも、かなりの賢治ファンなんだよね。

13 名前:見せかけ社会:02/01/19 20:41
>>12
貴殿、話せるな
ますむらさんの画風は賢治の世界観にぴったり合ってると思うのよ
あの、精一杯生きているネコたち、大好きさ

スレに関係ないからsage

14 名前:名無しさん@1周年:02/01/21 22:02
  報告

さつき火事だとさわぎましたのは虹でございました

もう一時間もつづいてりんと張って居ります

15 名前:名無しさん@1周年:02/01/21 23:37
雨ニモマケズ」などは、まるでイエスのようですね。イエスと言っ
ても、例の遠藤周作のイエスですけどね。

人々をひたすら愛し、幸いを願っているのに、不作や病気を前にして、
華々しい奇跡を起こすことはできないんですよ。イエスも賢治も無力。
疲れた人の重荷を負って、一緒に涙を流してあげることしかできない。
愛があってもなんの腹の足しにもならないし、人はデクノボーと呼ぶ
でしょう。でも、一部の人にとっては「ほんとうのたべもの」になって
心の飢えを満たすんです。


16 名前:名無しさん@1周年:02/01/22 22:38
>>15
>「ほんとうのたべもの」

わたしは、これらの小さな物語の幾きれかが、おしまい、あなたの透き通った
本当の食べ物になることを、どんなに願うかわかりません。
大正12年12月20日 宮沢賢治

イエスの言葉では
「人はパンのみに生きるにあらず、神の口からでるひとつひとつの言葉によって
いきるのである」だったかな

『ほんとうのたべもの』って言葉は『生ける言葉の真清水』で霊的(心の)食物
ですね


17 名前:名無しさん@1周年:02/01/22 23:38
>>10
「世界がぜんたい幸福にならないうちは・・・」

・・・そぅでしたね、スマソ。
でも実際、宮沢賢治の個人的信条としてならば素晴らしい思想なのですが、
もしも他人に押し付けたならば一転して全体主義と化す危険を内包した言葉です。
それに、この思想を実践する人は一生幸福にはなれません。なぜなら・・・・・・・

18 名前:見せかけ社会:02/01/23 02:41
>>15
もしかして、お世話になりましたかな?

「春と修羅」第一集 序 の文頭、あの出だしは賢治の非凡さを感じます

19 名前:見せかけ社会:02/01/23 02:54
しまった。上げてしまった…。

20 名前:15:02/01/24 05:32
>18 見せかけ社会さん
ええ、遠藤スレはついチェックしてしまいます。
そっちでイエスがデクノボーなどと言ったら大騒ぎになりそうですが…。

賢治が当時の貧しい農村を、理想郷イーハトーブにしようとして運動を始
めたが、彼が幸いを願ったはずの人々から理解されず挫折していった様は、
遠藤氏のイエスとダブって見えてしまいますね。

また、イエスは神の愛の証明のために身を捧げて磔になりましたが、賢治
もやはり、自分の体なんか百ぺん灼かれてもかまわないと思っていたでし
ょうね。


21 名前:山本誠一 ◆K/djjNZ6 :02/01/24 05:33
やっぱりイエスってすばらしい。

やっぱり私の教会ってすばらしい。

22 名前:1:02/01/24 22:00
「賢治の学校」とかゆー本を以前高校生くらいの時読んだんですが
その著者が実際に運営してる「賢治の学校」とゆー学校の近況など
知ってる方は居られますか?

「ルドルフ・シュタイナー学校」みたいに生徒がのびのび育ちそうなイメージが
あるんですが、「賢治の学校」って実際問題、どんな学校なんでしょう。

23 名前:16:02/01/24 22:53
>>22
生徒がある日いたずらで蛇を教室に持ってきました。
すると賢治はその蛇を捕まえるなり『これはアオダイショウだ』
とみんなに説明を始めました。
普通の教師だったら怒りとばすでしょうな

24 名前:見せかけ社会:02/01/24 23:00
>>20
お世話になってます
遠藤スレにかぎらず、宗教版は荒れやすい性質ですからね

宮沢賢治の文章を読んでいると、
行間からほんのりと作者の持つ温かみを感じます
そう思うのは私だけではないですよね?
純朴で繊細な…、
あの感じはなんなんでしょうね



25 名前:名無しさん@1周年:02/01/24 23:18
「あなたの神さまってどんな神さまですか」青年は笑いながらいいました。
「ぼくほんとうはよく知りません、けれどもそんなんでなしに、ほんとうのたった一人の神さまです」

26 名前: :02/01/25 23:45
賢治は出口王仁三郎やマザーテレサと同じ8月27日生まれの乙女座なんだが
この日に生まれると宗教的になんかいいことあるのかな?

27 名前:見せかけ社会:02/01/26 00:06
>>25
未完ゆえに人々に投げかける問いは多い
も一回読みなおそ

28 名前:53:02/01/26 01:22
>26 それは初耳だ。

>9そういう思想になってくんないと俺は困る。

29 名前:わたしにとっては:02/01/26 03:46
世界観というよりも「世界観」観を問いなおされる・・・そんな人です。

30 名前:名無しさん@1周年:02/01/26 03:50
宮沢の賢ちゃんの詩には、
カトリックの聖人や聖母、天使に
取次ぎを願うものが見られる。

31 名前:名無しさん@1周年:02/01/26 03:54
宮沢の賢ちゃんは、カトリックの聖女を
尊敬していた。

32 名前:     :02/01/26 12:50
てゆーか、賢治の妹「とし子」さんは宗派は知らないが
たしかキリスト教系の学校に通ってたはずだ。
しかも最優秀の成績で卒業していたとかなんとか、ど忘れスマソ。

33 名前:青森挽歌:02/01/26 16:44
 
      《みんなむかしからのきやうだいなのだから》
      《けっしてひとりをいのってはいけない》
ああ わたくしはけつしてさうしませんでした
あいつがなくなつてからあとのよるひる
わたくしはただの一どたりと
あいつだけがいいとこに行けばいいと
さういのりはしなかったとおもひます

34 名前:イーハトーブ:02/01/27 01:47
ぶっちゃけて言えば
ただの田舎なんだが
そこに世界がある。宇宙がある。

35 名前:名無しさん@1周年:02/01/27 01:52
妹の霊と毎晩7時に交流してたってな

36 名前:名無しさん@1周年:02/01/27 10:25
>35
初耳だけど、何(だれ)の本に書いてあったのでしょうか?
それともネタかな?

37 名前:     :02/01/27 18:08
age

38 名前:ななし:02/01/27 18:10
あげ

39 名前:名無しさん@1周年:02/01/28 18:08
久しぶりにまた読んでみようかな

40 名前:名無しさん@1周年:02/01/28 21:57
・・・おお朋だちよ いっしょに正しい力を併せ 
   われらのすべての田園とわれらのすべての生活を
   一つの巨きな第四次元の芸術に創りあげようでないか・・・

賢治って読んでるとなんだかドキドキしてくるんだよね、
新しい風がふいてくるみたいで

41 名前:見せかけ社会:02/01/28 22:50
岩手県は他の県と雰囲気が違う気がする
うまくいえないけど


42 名前:名無しさん@1周年:02/01/29 00:56
透明な風がふいてそうだね、イーハトーブ岩手県
蒼い空に月天子がお出ましになるころ・・銀色の光りの粒々があたり一面に析出される、
イーハトーブの不思議な夜・・な〜んてね、やっぱり何ともいえない気持ちになるね
賢治の世界って。

43 名前:ななし:02/01/29 22:33
賢治は結構宗教的には複雑だよね。
国柱会の信者だったらしいけど
生まれ育った家は浄土宗で
妹はキリスト教に造詣があり
なおかつ賢治は大本や出口王仁三郎などに象徴されるような
当時の世を騒がした新宗教のムーブメントについても
そうとう熱心に研究していたらしい。
また当時最先端の話題だったタイタニック号の話など恐ろしく深い内容を
よりにもよって童話(つまりそれは当時の大人にとっては無価値な物の象徴だった)に
平気で持ち込む大胆な度胸やセンスは我々常人には想像もできないほど
凄いことだとつくづく思う。
もしも賢治が生きていた当時ロックがあったら現代のロッカーが束になっても
敵わないほど凄いロックンロールをやってたんだろうな。
そのぐらいの勢いを彼の詩を読むと僕は感じる。
筆をとるかギターを取るかの違いはあるだろうが
彼こそ日本最高のアーティストであると僕は信じる。

44 名前:名無しさん@1周年:02/01/29 22:41
熱心な法華経信者だったそうですね、賢治は。
お父さんとの宗教観の違いは多分にあったでしょうね

>彼こそ日本最高のアーティストであると僕は信じる。
同感!

45 名前:見せかけ社会:02/01/29 23:05
冬が終わったら、また花巻の資料館行こうかな

時間をかけてゆっくりゆっくり回るんだ
人ごみは好きじゃないので、なんとか平日に時間を作ろう


46 名前:イタメシ屋修行中:02/01/30 03:12
サカノウエヨースケの去年の曲「ジョバンニ」っていい歌だなぁって思った。
それで宮澤賢治にも興味を持っていろいろ読んだりした。
一之江の國柱会の本部の辺りにも行ってみた。
中には入らなかったけど、一之江の辺りってなんか住んでみたい気がした。
あの辺りでパスタの店とかやろうかな、「ジョバンニ」って店名で。

47 名前:名無しさん@1周年:02/01/30 03:20
>36
ネタじゃないっす。原子朗という昭和女子大の賢治研究家が言ってる。
賢治は宇宙の塵となった妹と霊的に交信できると信じていた。
羅須地人協会の教え子が遊びに来ているとき、「もうすぐ七時だ。としこが来るから」と
言っていたそうですね。

48 名前:名無しさん@1周年:02/01/30 22:05
>47
情報ありがとう。メモメモ・・

原子朗さんは宮沢賢治イーハトーブ館長でもいらっしゃるのですね(今も?)
検索したら昨年逝去された弟の宮沢清六さんへの追悼の辞を新聞に発表されていました。

49 名前: :02/01/30 22:10
こんにちはジョバンニ・レノンです。なんつったりして。。。

でもそういえばジョン・レノンはまじで船乗りの息子だったんだよな。
ジョバンニみたいだ。彼の悲しい人生の遍歴も含めて。
知ってるつもりでオノ・ヨーコが製作した貨物車のオブジェを放送したときは
ちょっと鳥肌物だった。銀河鉄道のパクリかと思ったくらいだ。

詳細は忘れましたが「青い衣のヨハネ」とか「ジョン」とかがよく賢治の詩に出てくる
などと指摘していたありがちな伝記本を読んだことがあります。題名なども忘れましたが、
なぜだかそこの箇所だけをはっきり思い出してしまいます。

50 名前:49:02/01/30 22:17
青き衣で思い出したがナウシカの

その者、青き衣を纏いて金色の野に下立つべし・・・

もしかしたら、ジブリの宮崎駿は宮沢賢治の正当な後継者(フォロワー)
といえるかも知れない。

51 名前:名無しさん@1周年:02/01/30 22:28
ナウシカには命がけの自己犠牲の愛を見ますね
賢治の生き方は身をもってそれを我々に教えてくれているような気がします
法華経では菩薩道というそうですが。

52 名前:51:02/01/31 09:06
菩薩道→菩薩行

53 名前:名無しさん@1周年:02/01/31 22:22
「まづもろともにかがやく宇宙の微塵となりて無方の空にちらばろう
 しかもわれらは各々感じ 格別各異に生きている
 ここは銀河の空間の太陽日本 陸中国の野原である」

宇宙の微塵となりて・・かあ、
スケールが大きいよね。宇宙の塵になりたいものだ。

54 名前:名無しさん@1周年:02/02/02 01:01
↑訂正 格別各異→各別各異

かっこわる ごめんね

55 名前:名無しさん@1周年:02/02/02 12:36
age

56 名前:名無しさん@1周年:02/02/02 13:04
>>46
いいね、夢があって
お店開いたらここで教えてNE!
(それまでこのスレあるだろうか?)

57 名前:名無しさん@1周年:02/02/03 13:49
だれかジョバンニとカムパネルラのネコのヌイグルミ売ってるところ教えて
とてもホスィ

58 名前:あまの川:02/02/03 19:18
あまのがは
岸の小砂利も見いえるぞ。
底のすなごも見いえるぞ。
いつまで見ても、
見えないものは、水ばかり。

59 名前:「冬のスケッチ」より:02/02/04 23:59
すばるの下に二本の杉がたちまして
杉の間に一つの白い塚がありました。
如是相如是性如是体と合掌して
申しましたとき
はるかの停車場の灯の列がゆれました。

60 名前:見せかけ社会:02/02/05 00:40
>>57
おれもホスィ

61 名前:名無しさん@1周年:02/02/06 07:12
age

62 名前:「冬のスケッチ」より:02/02/07 01:11
まことにひとにさちあれよ
われはいかにもなりぬべし。
こはまことわがことばにして
またひとびとのことばなり。

63 名前:もうすぐ春ですね:02/02/08 23:38
春はまだきの朱雲を
アルペン農の汗に燃し
縄と菩提樹皮(マダカ)にうちよそひ
風とひかりにちかひせり


種山ヶ原も、行ってみたいな。

64 名前:名無しさん@1周年:02/02/11 22:51
二疋の蟹の子供らが青じろい水の底で話していました。
『クラムボンはわらったよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』
『クラムボンは跳ねてわらったよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』

***
「やまなし」は五月の話しなんだけど・・かわいいので。
クラムボンっていったい何なんだろね? 謎だ。

65 名前:名無しさん@1周年:02/02/12 12:52
クラムボンってゆーバンド(?)があるらしいな。
いつだったか、CD店でアルバムを手にとって見てみたが買わなかった。
宮沢賢治とは直接関係ない人達なんだろうな、多分。
でもちょっと気になるから今度買おうかな・・・うーん。

66 名前:星の又三郎:02/02/13 18:44
「ケンタウルス露降らせ!」

67 名前:名無しさん@1周年:02/02/14 06:58
age

68 名前:ケンタウルス祭の夜:02/02/15 21:13
星祭りの夜なのに
ジョバンニはひとりぼっちで賑やかな通りを歩いていたんだね・・

69 名前:不軽菩薩:02/02/15 23:06
あらめの衣身にまとひ
城より城をへめぐりつ
上慢四衆の人ごとに
菩薩は礼をなしたまふ

 (われは不軽ぞかれは慢
  こは無明なりしかもあれ
  いましも展く法性と
  菩薩は礼をなし給ふ)

われは汝等を尊敬す
敢て軽賎なさざるは
汝等作仏せん故と
菩薩は礼をなし給ふ

 (こ々にわれなくかれもなし
  ただ一乗の法界ぞ
  法界をこそ拝すれと
  菩薩は礼をなし給ふ)


70 名前:銀河ステーション:02/02/17 20:48
「ぼくはもう、すっかり天の野原に来た」

71 名前:名無しさん@1周年:02/02/17 21:09
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|   RESTAURANT..  | 
|  西 洋 料 理 店.  |
| WILDCAT HOUSE  | 
|     山 猫 軒    |
|__________|

特に、肥ったお方や若いお方は大歓迎です…

72 名前:星の又三郎:02/02/17 21:33
かねた一郎さま 九月十九日
あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。
あした、めんどなさいばんしますから、おいで
んなさい。とびどぐもたないでくなさい。
                山ねこ 拝

73 名前:銀河ステーション:02/02/20 23:47
「ザネリはね、ずいぶん走ったけれども、乗り遅れたよ。
 銀河ステーションの時計はよほど進んでいるねえ」

カムパネルラ

74 名前:名無しさん@1周年:02/02/21 11:19
みんながめいめいじぶんの神様が本当の神様だというだろう、
けれどもおたがい、ほかの神様を信ずる人たちのしたことでも
涙がこぼれるだろう。
それからぼくたちの心がいいとかわるいとか議論するだろう。
そして勝負がつかないだろう。

75 名前:名無しさん@1周年:02/02/22 15:45
ほんの通りかかりのふたりの旅人とは見えますが、実はおたがい
どんなものかもよくわからないのでございます。
いずれはもろともに、善逝の示された光の道を進み、かの無上菩提
に至ることでございます。それではお別れいたします。さようなら。

76 名前:名無しさん@1周年:02/02/22 17:05
チャンネルneko観れ!

77 名前:名無しさん@1周年:02/02/22 17:06
このスレッド、まだあったのか!!

78 名前:星の又三郎:02/02/22 17:18
「ケンタウルス、露をふらせ」

79 名前:名無しさん@1周年:02/02/22 21:48
>>76
残念・・ウチBSデジタル放送みれない
>>77
あったんだよー♪

80 名前:1:02/02/22 23:37
あげ

81 名前:名無しさん@1周年:02/02/22 23:51
高倉健のほうが好きだ!

82 名前:名無しさん@1周年:02/02/23 11:34
「おや、こいつはたいしたもんですぜ。こいつはもう、
本当の天上へさえ行けるきっぷだ。天上どこじゃない、
どこでも勝手にあるける通行券です。こいつをお持ち
になりゃ、なるほど、こんな不完全第四次の銀河鉄道
なんか、どこまででも行けるはずでさあ、あなた方た
いしたもんですね。」

83 名前:名無しさん@1周年:02/02/23 11:35
「さあ、きっぷをしっかり持っておいで、おまえはも
う夢の鉄道でなしに、本当の世界や火やはげしい波の
中を大股にまっすぐ歩いていかなければいけない。天
の川の中でたった一つの本当のそのきっぷを、決して
おまえはなくしてはいけない。」

84 名前:名無しさん@1周年:02/02/23 11:54
あっ、それ「緑の切符」だね。
なんでジョバンニはもってただろう・・

85 名前:名無しさん@1周年:02/02/23 11:59
「ぼくきっとまっすぐにすすみます。
きっとほんとうの幸福を求めます。」

86 名前:ブルカニロ博士:02/02/25 00:22
「あのアニメ映画には、なんでワシ出とらへんのやろ・・・。」

87 名前:ブルカニロ博士:02/02/25 00:24
「・・・てゆか、なんでワシ関西弁?」

88 名前:名無しさん@1周年:02/02/25 08:01
博士の声がそんなべたべたの関西弁やと、ヘンですやろ
あ、うつっちゃった

89 名前:名無しさん@1周年:02/02/25 22:43
 
「聞けよ。」又月は語りぬやさしくもアンデルゼンの月は語りぬ。

90 名前:ブルカニロ博士:02/02/25 23:46
「・・・てゆか、なんでみんな猫なん?ここはペンギン村かっちゅーねんっ!!」
「・・・ぃゃむしろ、誰かワシにプッチョ買ぅて来てくれへんかなぁ・・・」
「・・・ウン、プッチョな。グミ入ってるやつ。。。。。」

91 名前:見せかけ社会:02/02/26 02:43
>>ブルカニロ博士殿

貴殿、相当に面白い人だな?

92 名前:小隊長殿ーっつ!!:02/02/26 03:27
唐突ですが、わたくし・・・・・ゆ、ゆゆ、、遊佐未森さんが、すすっ、すすすっ、、好きでありますっ。

93 名前:野狐:02/02/26 03:31
 ∧,,∧     
>`.´<

94 名前:銀河ステーション:02/02/28 09:10
「ここの汽車は、スティームや電気でうごいていない。ただうごくやうに
 きまっているからうごいているのだ。」

 セロの声

95 名前:名無しさん@1周年:02/03/02 03:07
                  ........................................ ...........|| ................
/|         |  |_____..................ΦΦΦΦΦ...........ΦΦΦ||ΦΦΦ.......
  |         |  | ̄ ̄ ̄ /|ΦΦΦ:::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;::::;;::||:::ΦΦΦΦΦ  
  |         |  |   / /|TTTTTT:::::::::TTTTTTTTTT||TTTTT
  |        /\ |  /|/|/|^^^^^^^ ̄ ̄ ^^^^^^^^^^^^||^^^^^^^
  |      /  / |// / /|
  |   /  / |_|/|/|/|/|
  |  /  /  |文|/ // /
  |/  /.  _.| ̄|/|/|/         Λ_Λ
/|\/  / /  |/ /           (___)
/|    / /  /ヽ            /〔 祭 〕〕つ
  |   | ̄|  | |ヽ/l            `/二二ヽ Φ
  |   |  |/| |__|/   Λ_Λ   .  / /(_)
  |   |/|  |/      ( ´∀`)ハヤク(_). .  Λ_Λ
  |   |  |/      // /  ^ ̄]゜ジョバンニ...  (`   ) カンパネルラ・・・
  |   |/        ゜/ ̄ ̄_ヽ Φ    .  ⊂〔〔 祭 〕
  |  /         /_ノ(_)   .    . Φ┌|___|
  |/          (__)             (_ノ ヽ ヽ
/                                (_)


96 名前:銀河ステーション:02/03/02 19:29

「あの声、ぼくなんべんもどこかできいた。」

「ぼくだって、林の中や川で、何べんも聞いた。」

97 名前:銀のモナドのちらばる虚空:02/03/06 00:30

銀のモナドのちらばる虚空
すべて青らむ禁欲の天に立つ
聖く清浄な春の樹の列
 ・
 ・

銀のモナドっていったい何なんでしょね?
賢治さんにはどうもみえていたようだけれど。


98 名前:北極の熊:02/03/10 16:15
宮沢賢治の雨にも負けづと言う詩がありますよね。
これは賢治の先輩の鈴木先生を彼が見ていて詩に書いたそうです。
鈴木先生は木偶の坊と呼ばれていました
彼は東に西に貧しい人を助けて走り廻りました。
あの詩にある通りの人生だったそうです。
あの詩は実在のモデルが居たのでした
 感動しましたこの話しを大川牧師のメッセージより聞きまして
鈴木先生が宮沢賢治さんやそこに住む地域の住人を助けた事を通じて
感動を与えた事。これこそがクリスチャンのあるべき姿だね。
鈴木先生はイエス様と同じ道を歩んだのです。
同じクリスチャンとして鈴木先輩のように私も生きたい・・・・
大きな大きな夢ですが
出来ないでしょう
ステパノの信仰が無ければ無理でしょう



99 名前:名無しさん@1周年:02/03/10 17:39
>賢治の先輩の鈴木先生を彼が見ていて詩に書いたそうです

初耳なのですが、賢治の先輩の鈴木先生とはどんな方なのでしょうか。
少し情報をいただければ自分で探しますので、
もしよろしければお聞かせください。

100 名前:北極の熊:02/03/10 20:38
>>99様へ
少し時間を下さい
大和カルバリーチャペルの説教集を聞きなおします。
その後正確にカキコをお約束します。

101 名前:名無しさん@1周年:02/03/11 11:05
>>98-100
横レスごめんなさい。
自分も98を見て気になってgoogleに突っ込んでみました。
http://www.gifu-u.ac.jp/~gulib/kanpo/No20/2000.html#mok2  「鈴木梅太郎」の名が。
http://www.cec.or.jp/tokkyo/tanken/dr05suzuki.html    農業関係? 海外への留学経験も。
いつか自分も調べてみよっと。

102 名前:名無しさん@1周年:02/03/11 23:13
>>101
どうもありがとう

103 名前:名無しさん@1周年:02/03/16 23:37
こういう鈴木さんもいらっしゃいました。(先輩ではないようですが)

東北砕石工場主の鈴木東蔵氏 参考URL

http://www.ka.shibaura-it.ac.jp/kokugo/kenji02/b/03/bannnenn.htm
http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/b00045/k00850/line/to/37/miyazawa_kenji.htm

1931年2月21日、賢治のもとに岩手県東磐井郡、陸中松川駅前の東北砕石工場主
鈴木東蔵氏が訪ねて来た。賢治はその砕石工場の嘱託技師となって「石灰」の
宣伝販売に従事することを承諾したのである。

               「宮沢賢治外伝」佐藤成 著

このセールスマン時代に病状が悪化し床に伏せてまい、9月21日には遺書まで書いていたそうです。
2年後の同じ日に亡くなっています。

104 名前:北十字とプリオシン海岸:02/03/17 23:02
「おっかさんは、ぼくをゆるして下さるだろうか」

「ぼくはおっかさんが、ほんたうに幸になるなら、どんなことでもする。
 けれども、いったいどんなことが、おっかさんのいちばんの幸なんだろう。」

       カムパネルラ

105 名前:名無しさん@1周年:02/03/18 15:58
99じゃないけど・・・
98さんお待ちしています。。。


106 名前:碇ショパンジ:02/03/21 22:30
カヲルムパネルラ君が何を言ってるのか僕にはさっぱりわからないよ!

107 名前:名無しさん@1周年:02/03/21 22:38
エヴァ劇場版でシンジがチェロ弾いてるのはゴーシュの影響だろうか?
エヴァの時期と賢治生誕100年の時期は同じ1996年頃だった気がする。

108 名前:名無しさん@1周年:02/03/21 22:42
庵野が村上龍を愛読しているのは有名だが?
賢治を読んでるかは知らん

109 名前:名無しさん@1周年:02/03/21 22:54
村上龍さんと宮沢賢治さんではかなり方向が違うような。

110 名前:北十字とプリオシン海岸:02/03/25 23:26
俄かに、車のなかが、ぱっと白く明るくなりました。
 ・
 ・
その島の平らないただきに、立派な眼もさめるやうな、白い十字架が
たって、それはもう凍った北極の雲で鋳たといったらいいか、すきっと
した金いろの円光をいただいて、しづかに永久に立っているのでした。
「ハレルヤ、ハレルヤ。」前からもうしろからも声が起りました。

111 名前:1:02/03/28 12:44
あげ

112 名前:名無しさん@1周年:02/03/28 21:54
あれ?ハレルヤじゃなくてハルレヤじゃなかったっけ?
賢治の原稿では確かそうだったはずだ。

113 名前:名無しさん@1周年:02/03/28 22:41
ありがとう。そうでした。ハルレヤでした。
思い込みでハレルヤと書いてしまったけど
ハルレヤとも唱えるのかな。賛美歌とかよくしりません。

114 名前:112:02/03/28 23:26
>>113
いやいや、本当は賢治のほうが普通と違うらしいです。
いわゆる造語フェチ(?)みたいなところがある人だったようですが
そこが彼の魅力なんでしょうね。言葉に対するこだわりは流石は詩人、
いや、心象スケッチ屋さん賢治の面目躍如といったところか。

外国の作家では指輪物語(最近映画化されたロード・オブ・リング)などを書いた
英国のファンタジー作家トールキン氏などが賢治に近いかもしれません。
幻想的な世界観といい言語学好きなところが賢治に
似てる気がします。ハリー・ポッター、ロード・オブ・リングの次は
いよいよジャパニーズファンタジー文学の最高峰宮沢賢治の作品か!
などと期待している今日この頃です。雁の童子とかどうよ?とか色々・・。

ああ、映画化するならやっぱり主題歌はエンヤとかがいいなぁ(遠い目)
賢治ファンってことでさだまさしさんでもいいけど、外タレも捨てがたい。。。
つーか、癒されたいっす。まじで。

115 名前:名無しさん@1周年:02/03/28 23:48
宮沢賢治は嫌いだ。
あまりに胸に迫り過ぎて、嫌いだ。
死の匂いがして嫌いだ。

でも、もう一度地上に生まれ変わって来て欲しいと思う。
そして今度こそは、思う存分、菩薩行をして欲しい。

北東北は、まだ桜は咲かない。寒い。


116 名前:名無しさん@1周年:02/03/28 23:54
雁の童子は私も大好きです。
でもあの雰囲気、映画でつくりだせるのかな。
本を読んでいると土着(民間)信仰的雰囲気があるけれど
やっぱりどこか宇宙を感じさせられます。
エンヤもさださんも雰囲気でていますね・・。

117 名前:名無しさん@1周年:02/03/29 00:12
>>115
うーん、わたしは胸に迫ってくるところが好きです。
自分の価値観が崩されるのって(いい方向なら)
世界が広がるようでおもしろい。のです。
死の匂い・・、確かに晩年のやトシとの死に別れの話しは悲しくなってしまうので
読むの敬遠したくなる時もあります。

118 名前:115:02/03/29 00:49
>>117
 そう、妹の死は、どれ程の辛さを宮沢賢治に与えたか・・。
 一緒に題目を唱えたりしていたらしいけど。
「よだかの星」なんかを読むと泣けてくる。いい年なんだけどね。俺も。
 何度も手にするんだよ。そして大嫌いだと放り投げてしまうくらい、ひかれてるのかもしれない。
 「銀河鉄道〜」は、奇妙な霊的なほどのリアリティがあるんだよな〜。あれも辛い。
 最後の場面とかね。周囲に幾つかの(若い)死を見てきた自分としては、とても辛いんだよ。
 ・・・とつい書き込んでしまった。

119 名前:名無しさん@1周年:02/03/29 01:44
ええ、リアリティがありますよね、賢治の作品は。
幻想的でありながらとても現実感があります。
そこがすごいなと思うのです。本当にある(あった)話しのようで。

120 名前:名無しさん@1周年:02/03/29 22:27
age

121 名前:名無しさん@1周年:02/03/30 07:10
あげ

122 名前:名無しさん@1周年 :02/03/30 23:56
こんなのハケーン。ニチレンと関係あるの?
http://www.fujimon.or.jp/tenran/ikiteru/ikiterugosyo.htm#miyazawa

123 名前:名無しさん@1周年:02/03/31 00:35
>>122
宮沢賢治は、国柱会の会員で、法華経の信者であり、日蓮宗の「身照寺」(だったかな)にお墓があるはず。
でも、このHPは、日蓮正宗系のもので、意外、場違いな感じがするなぁ・・・。
日蓮宗系のHPなら分かるんだけど。
もっとも、軍国主義的な国柱会に賢治が入ってたことでさえ不思議な感じだから、まぁいいか。

禅の、曹洞宗のパンフレットなんかでも、宮沢賢治は菩薩行の人として高く評価されてるから、仏教者からみたら優れた人物と言えるんだろうね。
少なくとも「これを信じないと地獄へ落ちるぞ」なんて言わない人だったと思う。
宗派的な狭い根性は、作品から全く感じられないしね。
包摂するような広がりのある世界だから。悲しいくらいに。
「法華経信仰者に宮沢賢治がいましたよ」というんじゃなくて、「今日から私たちは排他性を捨てて、賢治を見習うことにします」とか言ってほしいもんだ(笑)。
宮沢賢治の世界は、独善的な宗教世界を突き抜けてると思うけど。

124 名前:名無しさん@1周年:02/03/31 00:38
補足
123=115ですよん。

125 名前:名無しさん@1周年 :02/03/31 00:52
>123
同意です。勉強になりました。

126 名前:名無しさん@1周年:02/03/31 01:10
hi

127 名前:名無しさん@1周年:02/03/31 15:53
age

128 名前:名無しさん@1周年:02/03/31 17:22
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/974275830/l50
文学板にも賢治スレ。

129 名前:名無しさん@1周年:02/03/31 17:54
こちらの板は宗教的な切り口もあって、これはこれで存在意義があると思うが・・。
仏教やキリスト教の信仰者、求道者などの賢治観にも興味があるので揚げ。

130 名前:竜と詩人:02/04/01 00:26

(尊敬すべき詩人アルタに幸いあれ、
 スールダッタよ、あのうたこそはわたしのうたでひとしくおまえのうたである。
いったいわたしはこの洞に居てうたったのであるか考えたのであるか。おまえは
この洞の上にいてそれを聞いたのであるか考えたのであるか。おおスールダッタ。
 そのときわたしは雲であり風であった。そしておまえも雲であり風であった。
詩人アルタがもしそのときに瞑想すれば恐らく同じいうたをうたったであろう。
けれどもスールダッタよ。アルタの語とおもえの語はひとしくなくおまえの語と
わたしの語はひとしくない韻もおそらくそうである。この故にこそあの歌こそは
おまえのうたでまたわれわれの雲と風とを御する分のその精神のうたである。)

(おお竜よ。そんならわたしは許されたのか。)

***
こういう文読むと、
そのとき精神の波長があえば雲や風と同じものを聞き取れるのかな?と思うですね。
芸術の本当の良さって、そういうところにあるのかな、としみじみ。

131 名前:名無しさん@1周年:02/04/01 07:10
age

132 名前:名無しさん@1周年:02/04/01 22:01
           http://1.████
         http://1.██▓▓▓▓██
        http://1.█▓.._▓.._▓▓▓▓█
       http://1.█▓.._.._▓▓▓▓▓▓▓█
       http://1.█▓.._▓▓▓▓▓▓▓▓█
      http://1.█▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓█
      http://1.█.._▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓█
     http://1.█▓▓▓▓▓.._▓▓.._▓▓▓.._▓█
     http://1.█▓▓▓▓.._█.._.._█.._▓▓▓.._█
    http://1.█▓▓▓▓▓▓.._▓▓.._▓▓▓▓▓.._█
    http://1.█▓▓▓▓▓█▓▓▓▓█▓▓▓▓▓█
    http://1.█▓▓▓▓▓▓████▓▓▓▓▓▓█
     http://1.█▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓█
      http://1.███.._█.._█.._█.._█.._██
     http://1.█.._█.._█.._█.._█.._█.._█.._.._█
    http://1.█.._█.._██.._█.._█.._█.._█.._█.._█
     http://1.██.._█.._█.._█.._█.._█.._█.._█

青ホイミンだが何か




133 名前:名無しさん@1周年:02/04/01 22:55
age

134 名前:名無しさん@1周年:02/04/02 07:09
age

135 名前:名無しさん@1周年:02/04/02 12:31
あげ

136 名前:名無しさん@1周年:02/04/03 07:11
age

137 名前:北十字とプリオシン海岸:02/04/03 08:13

ジョバンニのうしろには、いつから乗っていたのか、せいの高い、黒いかつぎをした
カトリック風の尼さんが、まん円な緑の瞳を、じっとまっすぐに落として、まだ何か
ことばか声かが、そっちから伝はって来るのを、虔しんで聞いているといふやうに見
えました。旅人たちはしづかに席に戻り、二人も胸いっぱいのかなしみに似た新しい
気持ちを、何気なくちがった語で、そっと談し合ったのです。
「もうぢき白鳥の停車場だねえ。」
「あ々、十一時かっきりには着くんだよ。」

138 名前:113:02/04/04 00:02
>>110でハルレヤをハレルヤと正しい文句に書き違えてしまったけど
このシーンは賢治が造語で遊んだというよりも、思い違いなどで迷走
している信仰者や一般の人たちの祈りの文句をハルレヤと表現したの
ではないかなとふと思いました。
「ふりかへってみると、車室の中の旅人たちは、みなまっすぐにきもの
のひだを垂れ、黒いバイブルを胸にあてたり、水晶の数珠をかけたり、
どのひともつつましく指を組み合わせて、そっちに祈っているのでした。」
>>110>>137の間にある部分)
そっちとは「立派な眼もさめるやうな、白い十字架」です。

「機により興会し胚胎すれば製作心象中にあり
 練意了って表現し 定案成れば完成せらる
 無意識部から溢れるあふれるものでなければ多く無力か詐偽である」

と農民芸術概論綱要にあるように、賢治は童話や詩などをかく際に
空想で造語をつくるようなことはしなかったのではないかと思うのです。

139 名前:113:02/04/04 00:07
正) 無意識部から溢れるものでなければ多く無力か詐偽である


また書き間違いにて、ごめんなさい。

140 名前:名無しさん@1周年:02/04/04 07:10
age

141 名前:名無しさん@1周年:02/04/05 07:10
age

142 名前:112:02/04/05 12:44
なるほど。
たしかに空想で作った言葉ではなかったのかもしれないですね。

ハルレヤはおいておくとして
擬音語とか擬態語、いわゆるオノマトペの天才としての
賢治はどうよ?
賢治が天性の造語能力をフルに発揮しているのはオノマトペの部分だと思われ。
どっどど、どどぅ〜ど♪

143 名前:仁和:02/04/05 13:21
>>1
賢治の思想が好きなら君も法華経信者だと思いますが…一度法華経を見てみるともっ
と賢治の凄さを解ります。

144 名前:コルベ名無したん:02/04/05 13:56
「宮沢賢治殺人事件」と「宮沢賢治〜病跡学」を読んだ後に宮沢賢治の本を読
み直したら、名家の坊ちゃんの、躁鬱病バリバリの作品ばかりということが判
明しガクーリ。漏れも鬱病だから、人のことは言えないけど、何だかなあ。
漏れもベジタリアン大祭なんか好きだけど、批判的に読まないと病気がうつる
と思われ。

145 名前:名無しさん@1周年:02/04/06 00:21
>>144 コルベ名無したん
ネット検索によると「宮澤賢治殺人事件」吉田 司著 は賢治誕生100年祭で、
いろいろ盛り上がった年の次の年(1997年)に出版されているので、
お祭り騒ぎのような世間の持ち上げ方浮かれ方に危機感を抱いたのか
(著者は社会批評家ということなので)、別の角度から切った賢治論と
いったところなのでしょうか。
私は読んでいないので内容については何ともいえませんが。
しかし「賢治読まず嫌い」と堂々と宣言しているらしい方でも
賢治批評本が書けるものなのでしょうか。
そういう見方をもつ方々も多数いらっしゃるのでしょうね。
私は読めば読む程賢治は面白いし好きですよ。(そんなに深く広くは読んでないけど)

>「宮沢賢治〜病跡学」・・・・・・躁鬱病バリバリの作品ばかりということが判明しガクーリ。

ふーむ、賢治は躁鬱病だったのでしょうかねー。
本人でしかわからない事もたくさんあるのでしょうけれど。
体は弱かったそうですが少なくとも精神を病んでいたとは考えられないような・・。
作品を読んだり、その思想、行動を追っていきますとね。私はそのように思います。

144さんも、賢治作品をただ批判的に読むだけでなく、その批評本にも少しでも冷静な
批判の目をお持ちになってみるのもよいのではないでしょうか。
『すきとおったほんとうのたべもの』を食べ損なっちゃうともったいないような気もしたり。

146 名前:名無しさん@1周年:02/04/06 07:11
ま、中原中也も尾崎豊も精神を病んでたのはたしかだったようだし、
別にいいんじゃないの?むしろ躁鬱病は詩人のたしなみだと思ってる。
健全な人間なんていない。みんな悲しい生き物なんですよ、人って奴はね。

147 名前:名無しさん@1周年:02/04/06 08:33
>>146
僕は何の悩みも不安もないような人の文章にリアリティを
感じる事が出来ません。
小説、映画、音楽等全てにおいて「退廃の美」を感じるモノに
惹かれます。

148 名前: :02/04/06 08:40
>>147 同意、たださ、
いろんな人との出会いや経験を経て、ある程度大人になってから味わう
ことにはいいと思うんだよね、「退廃の美」。
あんまり若いうちに読むことにはどうかなー、って感じる。

生きたがらない大人になっちゃいそうでさ。

149 名前:146:02/04/06 12:54
生と死について真剣に考えることは若いうちにはむしろ必要だが
退廃まで逝くとな・・・。でも漏れも退廃的なのは好きだ。

ロック系の音楽家ではフレディ・マーキュリーとか好きです。
別に彼がゲイで退廃的だからってわけじゃなくて
歌に生き、愛に生き、芸術に生きた人は賢治と似てると思うから。

150 名前:名無しさん@1周年:02/04/06 18:46
age

151 名前:113:02/04/06 23:48
>>142
>賢治が天性の造語能力をフルに発揮しているのはオノマトペの部分だと思われ。

同感だけど、あの不思議なリズムは何だろね。賢治にはそのように聞こえて仕方が
なかったのでしょうかね。
♪♪♪
どっどど どどうど どどうど どどう、
ガタンコガタンコ、シュウフツフツ。
キック、キック、トントン。キック、キック、トントン。

152 名前:名無しさん@1周年:02/04/07 00:07
賢治の作品からは生命のいとおしさや輝きのようなものをたくさん感じるですね。
生きることの悲しさや苦しさを背負いながらも、求めるもの、
いつかはそれらを突き抜けてしまったような、清さがあこがれるところ。

153 名前:かしわばやしの夜:02/04/07 11:15
赤いしゃっぽのカンカラカンのカアン。
      
  清作

154 名前:名無しさん@1周年:02/04/07 14:37
age

155 名前:115=123:02/04/07 14:43
 そうだね・・・確かに、宮沢賢治には、鬱的なところを感じる。イヤな部分もある。
 それに、あの当時、蓄音機やレコード、楽器なんかを自由に手にできたことは「お坊ちゃん」に間違いない。
 でも、あれだけのものを残してくれたんだ・・。
 「読まず嫌い」の中には、どこかに同質性を直感して、引込まれるのを避けている人もいるんじゃないかな。

 それにしても、当時初めて「銀河鉄道」なんて言葉に出会った人は、鮮烈な印象があったろうな。
 今までに見たこともないような言葉。その一言だけで、世界がパ〜ッと広がる感じで。

 「業のはなびら」とか「グランド電柱」とか「風景観察官」・・・。
 「〜客車のまどはみんな水族館の窓になる」とか「とんぼのからだの銅線をつかひ出したな」とか・・。
 
 なんて不思議な人だったんだろうか。

156 名前:コルベ名無したん:02/04/07 15:56
>>155
>でも、あれだけのものを残してくれたんだ
同意。賢治がグスコーブドリのように生きられなかったことへの代償だったと
しても、グスコーブドリの伝記や銀河鉄道の夜は名作だと思われ。ビジテリア
ン大祭は後に実践してるしね。
問題は、作品が宗教的な意味でも素晴らしいから、賢治自身も聖人のようだと
考えているアレな人たちの多さよ。2ちゃんねるだからまだしも、文学好きの
間で下手なことを言うと、ヒステリックに叩かれる。鬱だ鬱だ、アルレヤ。

157 名前:115:02/04/07 16:09
>>156

 そうなんですか(笑)。神格化はいけませんよね。
 きっと、人間的欠点だってあっただろうし、要領も良くなかったことでしょう。
 で、確かに彼は、聖人、菩薩そのものではなかったにせよ、菩薩がもっているであろう「菩薩の目」というか、「大悲」というか、そんなものは分かってたひとだったんでしょうね。
 ああだ、こうだと作為することなく、ね。そう思います。
 
 

158 名前:名無しさん@1周年:02/04/07 17:16
菩薩かぁ・・・。

そういえば伝記本のエピソードで読んだんですが
賢治は学生時代に、水の一杯入ったバケツを持って立たされていた友人を見て、
見かねて顔を青くしてバケツの水を飲み干したという話がありますね。
なんだかインドのシヴァ神が人類と正義のために
毒を飲み干して首を青くしたエピソード(日本に伝わると青頚観音になった?)
を彷彿とさせる話で面白かったんですが、
そういう「ちょっといい話」みたいなのが数限りなくあるのは厳然たる事実だし、
実際、凄い(色んな意味で)人だったのは確かだったと思われ。
でも天才となんとかは紙一重とゆうし、欠点も相当持ってたのも否定できないですね。
だからこそ惹かれるともいえますが。

159 名前:名無しさん@1周年:02/04/07 20:22
age

160 名前:115:02/04/07 21:08
151さんが挙げているような、言葉のリズムの不思議さは、もしかしたら、東北人だからというのもあるかもしれません。
子供の頃聞いた昔語りのなかに、賢治のいうような、不思議な擬音とかあったように思います。
寒い冬の夜などに聞く、そういった表現は、なんとも言えないものがありましたよ。

その、北東北ですが、ようやく梅が開きました。

161 名前:名無しさん@1周年:02/04/07 22:03
>>160
そうかも知れませんね、東北独特のことばからも生まれているのかも知れませんね。
岩手弁で賢治の詩の朗読をされている方もいらっしゃるし、
声で聞くと、活字を追うのと違った独特の味わい深い世界になるでしょうね。

162 名前:名無しさん@1周年:02/04/08 12:38
age

163 名前:名無しさん@1周年:02/04/08 14:44
          南
          無
          妙
          法
          蓮
          華
          経

とお題目を唱えれば誰でも極楽浄土に生まれ変わります

164 名前:115:02/04/08 19:04
 極楽浄土は、南無阿弥陀仏ですよ〜。
 南無妙法蓮華経は、行くとすれば釈尊のいる霊鷲山(りょうじゅせん)。
 でも、今私たちがいるこの娑婆世界が、この身このままで浄土になるのが、お題目だそうです。
 そのとき、この世が浄土になる。
 それを娑婆即常寂光土と表すらしいです。
 宮沢賢治の言葉は、確かに、そんな切り口を持ってるようにも思えます。
 遠くを見てあこがれているというより、目の前に展開しますからね。 

165 名前:名無しさん@1周年:02/04/09 12:48
んだんだ

166 名前:名無しさん@1周年:02/04/09 22:12
age

167 名前:北十字とプリオシン海岸:02/04/10 00:54

[二十分停車]と時計の下に書いてありました。
「ぼくたちも降りて見ようか。」ジョバンニが云いました。
「降りよう。」

     白鳥の停車場

168 名前:名無しさん@1周年:02/04/10 12:39
age

169 名前:名無しさん@1周年:02/04/11 12:44
あげ

170 名前:北十字とプリオシン海岸:02/04/12 00:53
 さきに降りた人たちは、もうどこへ行ったか一人も見えませんでした。
二人がその白い道を、肩をならべて行きますと、二人の影は、ちゃうど
四方に窓のある室の中の、二本の柱の影のやうに、また二つの車輪の輻
のやうに幾本も幾本も四方へ出るのでした。そして間もなく、あの汽車
から見えたきれいな河原に来ました。
 カムパネルラは、そのきれいな砂を一つまみ、掌にひろげ、指できし
きしさせながら、夢のやうに云っているのでした。
「この砂はみんな水晶だ。中で小さな火が燃えている。」
「さうだ。」どこでぼくは、そんなこと習ったらうと思ひながら、ジョ
パンニもぼんやり答へていました。

171 名前:名無しさん@1周年:02/04/12 19:11
ageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageage
ageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageage
ageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageage
ageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageage
ageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageage
ageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageage
ageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageage
ageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageage
ageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageageage


172 名前:名無しさん@1周年:02/04/13 08:42
あげ

173 名前:名無しさん@1周年:02/04/13 09:03
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/comic/1014822200/l50

174 名前:北十字とプリオシン海岸:02/04/14 01:11
「おや、変なものがあるよ。」カムパネルラが、不思議さうに立ちどまって、
岩から黒い細長いさきの尖ったくるみの実のやうなものをひろひました。
「くるみの実だよ。そら、沢山ある。流れて来たんぢゃない。岩の中に入って
るんだ。」
「大きいね、このくるみ、倍あるね。こいつはすこしもいたんでない。」
「早くあすこへいって見よう。きっと何か掘ってるから。」



        [プリオシン海岸]

175 名前:名無しさん@1周年:02/04/14 16:00
北十字とプリオシン海岸さんカコイイ。。。
もっと賢治のコピペうpきぼーんぬ

176 名前:115:02/04/14 18:38
 「賢治はこの世に執着をもっていたでしょうか」と聞かれると、私は答えに窮するのであるが、或時はこんな風に答えることもあるだろう。

 「やはり見ないでしまったこの地球の中のあこがれの土地、例えば北欧や南欧、またドリームランドとしてのベーリング地方やカシュミール、北倶蘆州や中央亜細亜、そんなところへ好きな人と旅をしたり、心清らかな人たちと棲んで見たかったでしょう」と。

 そんな想像から私はすぐまた飛躍して、もう案外賢治はあこがれの土地に生れ変わって、[また起きて詳しく書きます]ということばを実行に移しているのではないかと、子供の考えるようなことを思うのである。

 「臨終のことば」から−賢治のメモへの一考察(宮沢清六)  より抜粋
 

177 名前:174:02/04/15 22:00
>>175
どうも、ありがと。

178 名前:名無しさん@1周年:02/04/15 23:21
「旅人のはなし」から
 弟清六氏によれば、賢治の父政次郎はときどき「賢治には前生に永い間、
諸国をたった一人で巡礼して歩いた宿習があって、小さいときから大人に
なるまでどうしてもその癖がとれなかったものだ」としみじみ語ったとい
う(「兄賢治の生涯」)。 

と、天沢退次郎さんがちくま文庫の解説に記していらっしゃいますが、
結構、お父さんからすれば、賢治の宿習からの癖(?)に頭かかえてしまう時が
あったのかも知れませんね。

179 名前:「旅人のはなし」から:02/04/15 23:27

 旅人は決して一年一ぱい歩いているのでもありませんでした、王様のない国へ
行っては王様に二年半ばかりなったり、ひどい王様の国に行っては、王様の詩を
朗読しなさるときに菓子を喰べたと云ふ罪で、火あぶりになる筈の子供の代りに
なって死んだり致しました、さてさて永い旅でございました、この多感な旅人は
旅の間に沢山の恋を致しました、女をも男をも、ある時は木を恋したり、何とし
たわけ合やら指導標の処へ行って恭しく帽子を取ったり、けれども、たうとう旅
の終わりが近づきました。旅の終とは申すものの、それはこの様なやはり旅の一
部分でございました。

180 名前:「旅人のはなし」から :02/04/16 00:20

あるとき一つの御城に参りました、その御城の立派なことは何にたとへませうか、
道ばたに咲いているクローバアの小さな一つの蝶形花冠よりもまた美しいのでし
た。年老った王様が、こ々に居りました、その国の広い事、人民の富んでいる事、
この国には生存競争などと申す様なつまらない競争もなく労働者対資本家などと
いふ様な頭の病める問題もなく総てが楽しみ総てが悦び統てが真であり善である
国でありました、決してよ喜びながら心の底で悲む様な変な人も居ませんでした、
この御城を一寸のぞいて見ましたら王様がつかつかと出て来ました、旅人は
びっくりして逃げようとしました、その時王様にだきつかれて居ました、旅人は
此の王様の王子さだったので、ございます、王様は此の王子の為にこの国を作り
ました、それに其子は東京で買った白い帽子をよごし洋傘の骨を何辺も修繕して
貰ひながら永い間、歩いて居ったのでございました、王子は永い旅に又のぼりま
した。なぜなれば、かの無窮遠のかなたに離れたる彼の友達は誠は彼の兄弟であ
ったからでありました、それですから今も歩いているでせう。
 盛岡高等農林学校に来ましたならば、まづ標本室と農場実習とを観せてから
植物園で苺でも御馳走しようではありませんか。
 新しい紙を買って来て、この旅人のはなしを又書きたいと思ひます。

181 名前:115:02/04/16 00:26
 それからしばらくたってよだかははっきりまなこをひらきました。
 そして自分のからだがいま燐のような青い美しい光になって燃えているのを見ました。
 すぐとなりはカシオペア座でした。
 天の川の青ぐらいひかりが、すぐうしろになっていました。
 そしてよだかの星は燃え続けました。
 いつまでもいつまでも燃え続けました。
 今でも燃えています。

182 名前:115:02/04/16 00:37
 夜の湿気が風とさびしくいりまじり
 杉ややなぎの林はくろく
 空には暗い業の花びらがいっぱいで
 わたくしは神々の名を録したことから
 はげしく寒くふるへてゐる。
 ああたれか来てわたくしに言へ
 「億の巨匠が並んでうまれ
 しかも互いに相犯さない
 明るい世界はかならず来る」と
 ・・・・・・

183 名前:名無しさん@1周年:02/04/18 22:05
age
age
age
age
age

184 名前:北十字とプリオシン海岸:02/04/18 23:45

「君たちは参観かね。」その大学士らしい人が、眼鏡をきらっとさせて、
こっちを見て話しかけました。

「くるみが沢山あったらう。それはまあ、ざっと百二十万年ぐらい前の
くるみだよ。ごく新らしい方さ。ここは百二十万年前、第三紀のあとの
ころは海岸でね、この下からは貝がらも出る。いま川の流れているとこ
に、そっくり塩水が寄せたり引いたりもしていたのだ。このけものかね、
これはボスといってね、おいおい、そこつるはしはよしたまへ。ていね
いに鑿でやってくれたまへ。ボスといってね、いまの牛の先祖で、昔は
たくさん居たさ。」

「標本にするんですか。」

「いや証明するに要るんだ。ぼくからみると、ここは厚い立派な地層で、
百二十万年ぐらい前にできたといふ証拠もいろいろあがるけれども、ぼ
くらとちがったやつからみてもやっぱりこんな地層に見えるかどうか、
あるいは風か水やがらんとした空かに見えやしないかといふことなのだ。
わかったかい。けれども、おいおい。そこもスコープではいけない。そ
のすぐ下に肋骨が埋もれてる筈ぢゃないか。」大学士はあわてて走って
行きました。

185 名前:名無しさん@1周年:02/04/19 18:27
岩手は盛岡しか行ったこと無いけど
なんか違うよね、雰囲気が。
都会の割りに空気が田舎というか

186 名前:マグダレーナ:02/04/19 18:35
実は、縁続きだったりする。(笑)。

187 名前:名無しさん@1周年:02/04/20 21:03
age

188 名前:名無しさん@1周年:02/04/21 02:03
あげ

189 名前:名無しさん@1周年:02/04/21 16:44
age

190 名前:北十字とプリオシン海岸:02/04/21 22:29
 
「もう時間だよ。行かう。」カムパネルラが地図と腕時計とをくらべながら云ひました。
「ああ、ではわたくしどもは失礼いたします。」ジョバンニは、ていねいに大学士に
おじぎしました。
「さうですか。いや、さよなら。」大学士は、また忙がしさうに、あちこち歩きまはって
監督をはじめました。二人は、その白い岩の上を、一生けん命汽車におくれないやうに
走りました。そしてほんたうに、風のやうに走れたのです。息も切れず膝もあつく
なりませんでした。
 こんなにしてかけるなら、もう世界中だってかけれると、ジョバンニは思ひました。
 そして二人は、前のあの河原を通り、改札口の電燈がだんだん大きくなって、
間もなく二人は、もとの車室の席に座って、いま行って来た方を、窓から見ていました。

191 名前:名無しさん@1周年:02/04/22 12:51
長文ご苦労さん。
でも、ただ賢治の文章をコピペするだけじゃ芸がないのでは?
なにか感想や所見も一言でいいのできぼーんぬ。

192 名前:190:02/04/22 22:29
>>191
芸がなくてごめんねー。
写し以外に書く事あれば書くだろうし、なければ書かないだろうと思う。
ということで。

193 名前:190:02/04/22 23:59
天の川の水が流れるプリオシン海岸では、大学士がいろいろ調査発掘していますが、
「ぼくらと違ったやつら」(地上に住む人たち)からはがらんとした空にしか見えない。
って、どういうことなのでしょうね。
見えないけれどもある異次元の世界・・。
新進の大学士たちが発掘する日がいつかきたりして。

194 名前:心象スケッチ 春と修羅:02/04/23 00:01


けだしわれわれがわれわれの感官や
風景や人物をかんずるやうに
そしてただ共通に感ずるだけであるやうに
記録や歴史 あるいは地史といふものも
それのいろいろの論料といつしょに
(因果の時空的制約のもとに)
われわれがかんじているのに過ぎません
おそらくこれから二千年もたつたころは
それ相当のちがった地質学が流用され
相当した証拠もまた次次過去から現出し
みんなは二千年ぐらい前には
青ぞらいっぱいの無色な孔雀がい居たとおもひ
新進の大学士たちは気圏のいちばんの上層
きらびやかな氷窒素のあたりから
すてきな化石を発掘したり
あるいは白亜紀砂岩の層面に
透明な人類の巨大な足跡を
発見するかもしれません

すべてこれらの命題は
心象や時間それ自身の性質として
第四次延長のなかで主張されます

195 名前:名無しさん@1周年:02/04/27 09:26
岩手軽便鉄道だそうです。

http://www.photoland-aris.com/keko/1.html

196 名前:名無しさん@1周年:02/04/27 17:15

賢治さんの在り方は、奴隷の在り方に繋がっている。

戦わない事によって、道義上の免責を得ていくのは、

成熟を否定した子供の考え方だと思う。

純粋さは認める。

汗、涙垂れ流しで、死に物狂いで進んだり、踏ん張ったり、

そうゆう、形も子供の頃あった事を、忘れんでくれ ゴルァ!!

武道板にも来てくれ ゴルァ !!


197 名前:名無しさん@1周年:02/04/27 17:40
>>196
>賢治さんの在り方は、奴隷の在り方に繋がっている。
>戦わない事によって、道義上の免責を得ていくのは、
>成熟を否定した子供の考え方だと思う。

「諸君はこの時代に強いられ率いられて
 奴隷のやうに忍従することを欲するか
 むしろ諸君よ 更にあらたな正しい時代をつくれ」

             生徒諸君に寄せる

賢治さんは奴隷のように無思考、無気力、無創造性になるな!
と叫んでいるYO。
どちらかというと戦う人(武器を持たずに)、変革の人だと思います。
もう自己中的な幼稚な考えは卒表してオトナになれよ、といっているような
気がするけどね。

>そうゆう、形も子供の頃あった事を、忘れんでくれ

こどもの心は大切にしたいものだね。同感。
でもなんで ゴルァ?・・・あ、気合いかな?

198 名前:名無しさん@1周年:02/04/27 17:43
卒表じゃなくて卒業ね、ごめんなさい。

199 名前:名無しさん@1周年:02/04/27 18:14

 197ありがとう。

 でも賢治さんは、確信犯だ。

 有能、快活、創造的でも 奴 隷 で在り得る。


 賢治さんは、根本的なところで対話を拒絶している。

 個人のスタイルの問題だから、それが悪いとはイワン。

 でも人を助ける際に、デクノボーでいる必要は無いと思う。

 そもそも 人を助ける とは ?  驕 慢 ?

 ふーむ 話題を振っといて ワケワカ。

 スマソ>197

200 名前:名無しさん@1周年:02/04/27 18:48
>>199 お返事ありがと。
>そもそも 人を助ける とは ?  驕 慢 ?

だよねー、言葉だけじゃ、ごう慢、驕慢に聞こえるよね。
でも賢治さんのやってきた仕事は事実としてたくさん記録されて
いるので、読んでみれば決して口だけでない、本心からのであることは
伝わってくると思います。

その本心からの奉仕精神でなければ偽善ですよねー。
だから、ホメラレモセズクニモサレズの、見返りを求めないデクノボーで
なければ、真実の思想、行為とならないのではないのかな・・。
なかなか真似できないけどね。

201 名前:名無しさん@1周年:02/04/27 20:20

賢治さん自身の人生、身体を削りとるほど強靭な力が、
純粋さの裏打ちをしている。

強靭な力=拒絶だと思う。
そこに賢治さんの怨恨が透けて見える。


賢治さんが、純粋で努力家なのは認める。

賢治さんを好む人達が、善い人達なのも認める。

でも、だからこそ
もう一歩踏み出してホスイゾ。 ゴルァ!!
時代的にも、再評価が可能な状況になりつつあると思うぞ ゴルァ!!

カマッテクンニ レスサンクス>200
200ゲットオメ >200



202 名前:名無しさん@1周年:02/04/28 00:54
賢治さんの怨恨は私には見えてこないので(作品からは)
201さんがいう再評価というのがどういう事をさしているのか
不明だけど、ただ文学的、人物的などの評価だけでなく
この世的な視点ではない、次元を超えて実在する世界を
童話や詩として書いているところの再評価というのは
されつつあるのではないかと思います。

霊的なものの見え方、というか。これはまだ個人の体験にゆだねられる
部分が多く、賢治さんと同じような特性を持っていないと
理解しにくく誤解も受けやすいでしょう。
それでも、新進の研究家たちや共鳴する人たちなどによって
形のみえないものも姿を現してくることだろうと思います。

色即是空 空即是色。見えないけれどある、あるから姿を現す。
時間的制約があるこの世ではある程度時間がかかるかもしれないけれど。
それも短縮されてきたりして。

>もう一歩踏み出してホスイソ
そうそう。同意。一歩といわず二歩も二歩も百歩も・・といきたいところ。
ゴルァ♪♪
>カマッテクンニ レスサンクス>200
>200ゲットオメ >200
おもしろかたYO。ありがと。

203 名前:名無しさん@1周年:02/05/01 22:39
ageる。

204 名前:名無しさん@1周年:02/05/02 23:49
人知れず保全あげ

205 名前:名無しさん@1周年:02/05/04 03:30

茨海小学校

206 名前:↑205 間違って上げてしまった・・:02/05/04 03:45
ただちがふところは教室にも廊下にも窓のないこと
それから屋根のないことですが、
これは元来屋根がなければ窓はいらない筈ですから
おまけに室の上を白い雲が光って行ったりしますから、
実に便利だろうと思ひました。

**
見上げると空に白い雲が光ってる教室、なんともいい!
でも授業中ポカンとしてそう。

207 名前:115:02/05/05 08:42
 宮沢賢治は、「現実的」な生き方をした人ではないが、人の心の奥底にあるものに「普遍的」な生き方をした人だと思う。
「なんだ、情けない奴だな」と思いながらも「すごい奴がいたもんだ」と思ってしまう。
 デクノボーか・・・・。
 たしかに、常不軽菩薩の力をもってたんだな・・。
 年をとるにつけ、世の中を見るにつけ、「イヤな宮沢賢治」の言うことが真実だったのだと思えてならないよ。

208 名前:名無しさん@1周年:02/05/06 21:22
ageるよ。

209 名前:名無しさん@1周年:02/05/07 07:19
でくのぼうって役立たずでぼんやりしてそうな言葉に聞こえるけれど
雨ニモマケズを読んでいると、飾りのない計算抜きの潔さがあって
その立ち所のりんとしたところに憧れます。
賢治さんもソウイウモノニナリタイと必死で生きていた人なのでしょうね。
そのデクノボーの生き様を童話や詩に書いているのかも知れませんね。
深く高くてよくわからないけど現実に残していった足あとは大きいと思う。

210 名前:北十字とプリオシン海岸:02/05/09 00:31

 こんなにしてかけるなら、もう世界中だってかけれると、ジョバンニは
思ひました。
 そして二人は、前のあの河原を通り、改札口の電燈がだんだん大きくなって、
間もなく二人は、もとの車室の席に座って、いま行って来た方を、窓から見て
いました。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
   プリオシン海岸で大学士たちと別れた二人。
   「因果の時空的制約のない世界」では思いが即実現するのか
   風のように息もきれずにかけれるらしい。
   銀河列車は第四次延長のなかをひたすら走っていく・・

211 名前:鳥を捕る人:02/05/11 21:34

「ここへかけてもようございますか」

がさがさした、けれども親切そうな、大人の声が、二人のうしろで聞こえました。


             鳥捕り

212 名前:名無しさん@1周年:02/05/12 10:47
あげる

213 名前:名無しさん@1周年:02/05/13 11:53
宮沢賢治の代表作をいくつか教えてください

214 名前:名無しさん@1周年:02/05/13 22:44
代表作かどうかは知らないが
僕が賢治童話で好きなのは「風の又三郎」とか「銀河鉄道の夜」とか
「グスコーブドリの伝記」とかかな。そうそう、「セロ弾きゴーシュ」も凄くイイよ。

賢治は、「子供を作る代わりに作品を作った」みたいなことを
言ってたらしいが、代表作はって聞かれたらたぶん賢治は
「自分の子供に順番は付けられません」とかってゆうのだらうか?

215 名前:名無しさん@1周年:02/05/14 00:07
昔は「銀河鉄道の夜」が一番好きだったけれど、
今は、順番がつけられません。かな。いろんな人の感想や話し聞くと
新発見がいろいろあって、どれもとてもいいのです。
・・といいつつ、「イーハトーボ農学校の春」「かしわばやしの夜」
「竜と詩人」などなど、どれも代表作のようであったりする。


216 名前:名無しさん@1周年:02/05/16 07:10
あげ

217 名前:名無しさん@1周年:02/05/16 22:52
賢治の影響を受けたミュージシャンではさだまさし以外にも
Zabadakの吉良知彦とかいるけど
みんなはどんな音楽聞くのかなぁー
とか言ってみるテスト。

218 名前:名無しさん@1周年:02/05/18 08:51
あげます

219 名前:名無しさん@1周年:02/05/18 15:28
板抱きます。

220 名前:名無しさん@1周年:02/05/19 00:34
あらー、リラ自然音楽のスレッド突然消えてしまった・・
こちらにて織りまぜていければ、と思います。
賢治のいうデクノボーつながりということで。

221 名前:名無しさん@1周年:02/05/19 12:53
昔、銀河鉄道の夜のアニメでは登場人物(!?)が
猫だったけど
天国で賢治はどう思ったんでしょうか。。。
まぁ、生身の人間では賢治の世界を表現するのは
かなり難しそうだから仕方無いですね。

猫といえば、
最近ニュースで騒がれている
猫殺しの事件などはみなさんどう思っていらっしゃいますか?
賢治ファンとしてでもいいし宗教的な観点からでも構いませんが。

僕は基本的に無益な殺生は嫌いです。
あくまで「生きるため」に最低限必要な量ならば
食用生物を獲るのは仕方がないとは考えますが。
それでも、単なる快楽や八つ当たりで殺してはいけないと思うのです。

222 名前:名無しさん@1周年:02/05/19 14:13
あげ

223 名前:名無しさん@1周年:02/05/19 21:08
>>221
そうですね、私も生き物好きだから、ああいう虐待や弱いものいじめには
イカリを覚えます。でも、そんな残酷なことして喜んでいる?としたら
なんでそんな心理状態になれるのか、その人がどこかきのどくにも思えます。
何で、相手を傷つけ自分を傷つけるんだろうね。まわりも傷つけるし。

賢治の童話では、「二十六夜」。
仏教的な語り口だけれどかなり泣けました。「銀河鉄道の夜」でも
さそりの話しがでてきますが、誰も傷つけず殺さずに生きていけるだろうか・・
という生存罪(仏教だそうです)は重いテーマですよね。

殺生はしないですむならしたくありませんし、動物も食べたくないという
のが正直なところ。でも生きるためにどうしても必要であれば
絶対ダメとは誰もいえませんよね。「なめとこ山の熊」の小十郎みたいに。
・・みんなが心安らかに生きていける時代がくるといいですね。

224 名前:名無しさん@1周年:02/05/20 23:46
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/poem/990421332/l50

225 名前:名無しさん@1周年:02/05/21 19:56
青空文庫のサイトを見て、「セロ弾きゴーシュ」を読みました。
現代の都市部の時間の流れとその作品が書かれた当時の時間の流れの違いを感じました。
不出来な主人公だけど、主人公の優しさが伝わってきました。

226 名前:名無しさん@1周年:02/05/22 00:50

  青空文庫   *** 宮沢賢治 ***

http://www.aozora.gr.jp/sakka_kenji.html

227 名前:鳥を捕る人:02/05/22 22:02

「ええ、いいんです。」

ジョバンニは、少し肩をすぼめて挨拶しました。
その人は、ひげの中でかすかに微笑いながら、荷物をゆっくり棚にのせました。
ジョバンニはなにか大へんさびしいやうなかなしいやうな気がして、
だまって正面の時計を見ていました・・・


  [汽車はもう、しづかにうごきだしている]

228 名前:タイカ:02/05/25 12:07
 ジョバンニは、きっと宮沢 賢治本人だったんじゃないかと・・。切符を
見た鳥狩人(狩人とはいえないかもしれないけど)が、「こんな不完全な幻
想四次元の銀河鉄道なんか、どこまででも行ける筈」って言ってたけど、幻
想四次元って要するに頭の中で、その中を自由に行き来できるのは本人以外
にありえないんじゃないかと思う。
 あと、カムパネルラが言ってた事「何が本当に幸せなのか」多分、永遠の
テーマの一つなんだろうなあと、青空文庫の銀河鉄道呼んでて思った。

229 名前:セロ弾きのゴーシュ:02/05/25 20:26
ゴーシュはおっかさんのねずみを下におろしてそれから弓をとって
ごうごうがあがあ弾きました。するとおっかさんのねずみはいかにも
心配さうにその音の工合をきいていましたがたうとうこらへきれなくなったふうで
「もう沢山です。どうか出してやってください。」と云ひました。
「なあんだ、これでいいのか。」ゴーシュはセロをまげて孔のところに
手をあてて待っていましたら間もなくこどものねずみが出てきました。
見るとすっかり目をつぶってぶるぶるふるへていました。
「どうだったの。いいかい。気分は。」
こどものねずみはすこしもへんじもしないでまだしばらく眼をつぶったまま
ぶるぶるぶるぶるふるへていましたがにはかに起きあがって走り出した。
「ああよくなったんだ。ありがたうございます。ありがたうございます。」
 ・
 ・

****
セロ弾きゴーシュはあんまり演奏がうまくないようだけれど
何故か、セロの練習中知らないうちに、そこいら中の動物たちの
いろんな病気を直しているようなのだ・・。 なんでだろね、
やはり、これがデクノボー方式音楽療法(初歩的な)か?と、私は思う。

230 名前:名無しさん@1周年:02/05/27 12:51
賢治もセロ弾いたらしいけど上手くなかったらしいね。
「俺はひとりの修羅なのだ by春と修羅」と詩を書いた賢治が
「天」を意味するセロを弾くのは面白い。

阿修羅と帝釈天は宿命の敵であるのだから。。。

231 名前:名無しさん@1周年:02/05/27 21:02
 セロ弾きケンジ

ふむふむ、ヘタかもしれないけど聞くと癒されるかもね。
自然界がうたっている歌や賢治さんのやさしい心が音に入っていそうで。

セロって天を意味するのですか? おもしろいね。

232 名前:注文の多い料理店 - 序 -:02/05/27 22:36

 わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとほった風をたべ、
桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
 またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしい
びろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かはっているのをたびたび見ました。
 わたくしは、さういふきれいなたべものやきものをすきです。
 ・
 ・

***
賢治の、人やモノや自然をみる目ってやっぱりどこか違いますねー。
外見や持ち物の良し悪しなどではなくて、本質をみているような心の目というのか、
霊的な見え方というのか・・? 
「・・透明な幽霊の複合体」とか詩にあるけれど。
肉体だけではない何かを見ていたのだろうか?

それにしても賢治さんはかなーりの自然人ですね、
山や林、川、田園、自然の中を歩いたり立ちつくしていたりすると
さわさわ木々や草花が話しをし、風がいろんな詩や童話を運んできたり
したのでしょうね。ほんと、マジにそんな気持ちになります。

233 名前:注文の多い料理店 - 序 - 続き:02/05/27 22:40
 ほんたうに、かしはばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかつたり、十一月の山の風のな
かに、ふるへながら立つたりしますと、もうどうしてもこんな気がしてたまらないのです。
ほんたうにもう、どうしてもこんなことがあるやうでしかたないといふことを、わたくしは
そのとおり書いたまでです。
 ですから、これらのなかには、あなたのためになることもあるでせうし、ただそれっきり
のところもあるでせうが、わたくしには、そのみわけがよくつきません。なんのことだか、
わけのわからないところもあるでせうが、そんなところは、わたくしにもまた、わけがわか
らないのです。
 けれども、わたくしは、これらのちひさなものがたりの幾きれかが、おしまひ、あなたの
すきとほったほんたうのたべものになることを、どんなにねがふかわかりません。

大正十二年十二月二十日          宮沢賢治

**
この序文読んでいると
ほんたうにもう、どうしてもこんなことがあるやうでしかたないといふ
気がするから不思議だ。



234 名前:名無しさん@1周年:02/05/30 09:20
そういえば、「銀河鉄道の夜」(三次稿)にもセロの声って
時折、聞こえてきますね。


 ・
 ・
「いくらなんでも、ひどい。ひかりがあんなチョコレートででも組みあげたような
三角標になるなんて。」

 ジョバンニは、思はず誰へともなしにさう叫びました。

するとちゃうど、それに返事をするかのやうに、どこか遠くのもやの中から、
セロのやうなごうごうした声がきこえて来ました。

(ひかりといふものは、ひとつのエネルギーだよ。お菓子や三角標も、みんな
いろいろに組みあげられたエネルギーが、またいろいろ組みあげられてできている。
だから規則さへさうならば、ひかりがお菓子になることもあるのだ。ただおまへは、
いままでそんな規則のとこに居なかっただけだ。ここらはまるで約束がちがふからな。)
 ・
 ・

          銀河ステーション

***
セロの声は天の声?
なんだか導きの声みたいですね。



235 名前:名無しさん@1周年:02/05/30 22:16

 翌大正十三年春、賢治は北海道へ校用で出張します。そして学校への
報告書の一節に次の驚くべき言葉を記しています。

「大約(おおよそ)人類の苟(いやしく)も思想する処何事か成ぜざらん。
 勢力(エネルギー)と云ひ物質と呼ぶ何物か思想に非らんや。」
 ・
 ・
現代科学は、物質はエネルギーであることが基本の考えです。賢治はこの
物質とエネルギーの源は思想だと喝破したんです。それなら最高の、思想の
中の最高のエネルギーである愛は、物質やエネルギーを変える最高のものと
いう事になります。賢治の童話、たとえば『銀河鉄道の夜』の中では(異稿
ですけど)、汽車が石炭も焚かず、電気も使わないのに、自分の動く意志で
動いたり、光がお菓子や三角標にも変わるよと、セロのような声が語ってい
ます。あれは死後の世界を走る汽車だから、そうだといえばそうですが、
賢治にはこれが宇宙の真実だということを、童話の、それも物質界の原型で
ある、生命の原型の世界・霊の世界で、描いてみせたものだと思います。


             「変革の風と宮沢賢治」 桑原啓善 より


第四次延長を走る銀河列車を動かしているのは人間たちの思想エネルギー?
最高である思想、愛があれば、汽車はどこまでもどこまでも走り続け、
乗り続けることができるのでしょうか・・。


236 名前:名無しさん@1周年:02/06/01 01:01
age

237 名前:鳥を捕る人:02/06/01 12:12

 赤ひげの人が、少しおづおづしながら、二人に訊きました。
「あなた方は、どちらへいらっしゃるんですか。」
「どこまでも行くんです。」ジョバンニは、少しきまり悪そうに答へました。
「それはいいね。この汽車は、じっさい、どこまででも行きますぜ。」
「あなたはどこへ行くんです。」カムパネルラが、いきなり、喧嘩のやうにたづねましたので、
ジョバンニは、思はずわらひました。
 ・
 ・
「わっしはすぐそこで降ります。わっしは、鳥をつかまへる商売でね。」
「何鳥ですか。」
「鶴や雁です。さぎも白鳥もです。」
「鶴はたくさんいますか。」
「居ますとも、さっきから鳴いてまさあ。聞かなかったのですか。」
「いいえ」
「いまでも聞えるぢゃありませんか。そら、耳をすまして聞いてごらんなさい。」
 二人は眼を挙げ、耳をすましました。ごとごと鳴る汽車のひびきと、すすきの
風との間から、ころんころんと水の湧くやうな音が聞えて来るのでした。

238 名前:茨海小学校:02/06/02 23:31

校長は鷹揚にめがねを外しました。そしてその武田金一郎といふ狐の生徒を
じっとしばらくの間見てから云ひました。
「お前があの草わなを運動場にかけるやうにみんなに云ひつけたんだね。」
武田金一郎はしゃんとして返事しました。
「さうです。」
「あんなことして悪いと思はないか。」
「今は悪いと思ひます。けれどもかける時は悪いと思ひませんでした。」
「どうして悪いと思はないか。」
「お客さんを倒さうと思ったのぢゃなかったからです。」
「どういふ考でかけたのだ。」
「みんなで障碍物競走をやらうと思ったんです。」
「あのわなをかけることを、学校では禁じているのだが、お前はそれを忘れていたのか。」
「覚えていました。」
「そんならどうしてそんなことをしたのだ。・・・・・・・・・・・・・・
・・・お前は学校で禁じているのを覚えていながら、それをするといふのは
どう云ふわけだ。」
「わかりません」
「わからないだろう。ほんたうはわからないもんだ。それはまあそれでよろしい。
  ・
  ・

***
狐の校長がいたずらっ子の生徒に説教をしているシーンですが
こんなとぼけた会話をしている間も学校の上を光った雲が流れ
さわやかーな風が通って木々の葉が揺れているんですよね・・
超のどかでいいなー、
でもしばらく茨海小学校にいると算術が下手になるらしい。

239 名前:名無しさん@1周年:02/06/03 05:38
現代標準語訳があれば、読んでみたい。

240 名前:名無しさん@1周年:02/06/03 05:41
「現代標準語訳・宮沢賢治集」
誰か出版する気はないの?おら、わかんないっぺよ。べこしか知らないっぺよ。


241 名前:名無しさん@1周年:02/06/03 12:45
標準語では味が出ないと思うが。

242 名前:名無しさん@1周年:02/06/04 07:39
んだど思う。

243 名前:名無しさん@1周年:02/06/04 15:41
「めくらブドウと虹」がすき

244 名前:名無しさん@1周年:02/06/04 20:34
age

245 名前:めくらぶだうと虹:02/06/06 09:08
 さて、かすかなかすかな日照り雨が降りましたので、草はきらきら光り、
向ふの山は暗くなりました。
 そのかすかなかすかな日照り雨がはれましたので、草はきらきら光り、
向ふの山は明るくなって、大へんまぶしさうに笑っています。
 そっちの方から、もずが、まるで音譜をばらばらにしてふりまいたやうに飛んで来て、
みんな一度に、銀のすすきの穂にとまりました。
 めくらぶだうは感激して、すきとほった深い息をつき葉から雫をぽたぽた
こぼしました。
 東の灰色の山脈の上を、つめたい風がふっと通って、大きな虹が、明るい
夢の橋のやうにやさしく空にあらはれました。
 そこでめくらぶだうの青じろい樹液は、はげしくはげしく波うちました。



わたしも、このお話、すき

246 名前:名無しさん@1周年:02/06/07 21:57
age

247 名前:名無しさん@1周年:02/06/08 08:32
 
 「めくらぶだうと虹」は、私たちが自然に触れた時感じる
さわやかさや美しさをそのまま感じる、そんな感触をもつ作品だ。
植物に近づいてじっとみつめた時、または風に吹かれながら立ち尽くす時、
雨の中で雨音に聞き入る時――ひそかにしみ入るように伝わってくる
透明な「心」、植物や風や光、水や大地の「気」(エネルギー)
と云うよりもその「心」、それを感じる。
 ・
 ・
これらの作品が他の作歌の自然を描いたものと大きく違うところは、
人の心のフィルターを通して描かれていないということだ。

248 名前:247の続き:02/06/08 09:25
もちろん作者が書いているには違いないのだが、「自然」自身が
直にそこに現出しているという存在感や感触をもつのである。
更には一つの文学作品となったその作品自身に、
自然界がもつ癒しの力があるということだ。今、多くの人が賢治作品に
惹かれる魅力の一つはこれではないかと思う。
今の私達の生活は、自然をないがしろにし踏みつけて平気な価値感の上に
成り立っている。それなのにそれだからこそ、自然を奪い殺したその手で
人間はいのちのふるさと母なる自然に飢え、心の奥底で自然をもとめている。
賢治作品にはそれがある。数年前の賢治生誕百年のお祭り騒ぎの奥には、
単なる仕組まれたブームではなく、「癒し」をもとめる人類総体の病がある。

 「こころで読む宮沢賢治 〜氷砂糖をほしいくらいもたないでも」 
                        熊谷えり子 より
****
私たちは自然を壊した故に病に侵され傷つき疲れ、
またその傷つけられた自然から無私の癒しを受け立ち直っているのかもしれません。
賢治作品からはその自然界の癒しがそのまま読む人の心に滲透してくるのでしょうか。

249 名前:247の誤字訂正:02/06/08 09:38
 ×作歌  ○作家  でした。

250 名前:名無しさん@1周年:02/06/08 09:40
でも結構毒あると思うけど。「ベジタリアン大全」みたいな分り
やすいのだけじゃんなくて、「やまなし」のような一見叙情的な
作品でも。あれも死の蔭が濃く差してる作品だと思うがどうよ。

251 名前: :02/06/08 10:23
あのぅ、、すみませんが・・
「賢ちゃん」って呼んでいいですか?賢ちゃん・・・今何処に・・。

252 名前:247:02/06/08 11:03
ふむふむ、毒ありますよね、初期作品「蜘蛛となめくぢと狸」なんかは
もっと辛らつですし。賢ちゃんの作品にはとてもシビアな面があるよね。
上記(247)の筆者は「破滅の原理に生きる人間」という表現をしています。

やまなしは本当に透明感があって幅広い人気がある作品のようです。
が、しーんとした中にもゆりかごのような生命のゆらぎがあり、もしかしたら、
それが自然界のもつ呼吸音なのかな、と思ったりします。
また生死がリアルに描かれているので、人間共通の心の深層に入って
いくようにも感じる。

ここでまたまた、熊谷氏の著書から抜粋引用してみます。

253 名前:247:02/06/08 11:27
弱肉強食は決して自然界の法ではないというのが賢治の根本的な
考え方だから、ここでも魚が生き物を食べ、その魚を鳥が獲る(殺す)
あたり前の姿を、むしろ殺せば殺されるという因果律として明らかに
描いている。だから父蟹は「安心しろ。おれたちはかまはないんだから。」
とわざわざ言っている。
          ・・・・・
蟹たちにとっては別の世界から、突然(偶然)の運命のように
訪れることが、実はもう一つの別の視線から見れば、必然として、
あるいは予測できることとして訪れたものであることが分かる。
季節はめぐり生き物は成長し、やがて死の時を迎える。そして、
それらすべてに因果律の法が網の目のようにおおっている・・・
          ・・・・・
法の網をたどれば、見える見えないにかかわらず、すべての存在(いのち)
と私のいのちは分かち難く一つに結び合っている。他のいのちを
殺せば私のいのちが殺される。自然界の生命だって、結局のところ同じ
法の網の目につながり生きる、私と同じ、一つのいのちではないか。
 ・
 ・
****
賢ちゃんの童話からは、深く大きいやさしい母から受けるような安心感と
厳しい父から受け取る、自然界や人間界、動物界などを含む原理のようなものを
観ることができるのかも知れない。(観ようと求める謙虚な心があれば)
まあ、たいていは癒しの音楽などを聞くように、ぽーと読んでいるんだけれどもね。

254 名前:名無しさん@1周年:02/06/08 22:12
おれはひとりの修羅なのだ
この強さにも惹かれる
 
信仰でしか得られないものを
なぜ人間のなかでしっかり捕らへようとするか  「宗教風の恋」

255 名前:名無しさん@1周年:02/06/09 12:27
>>254
>おれはひとりの修羅なのだ

これはやはり日蓮上人が言ったという
「日蓮は海辺のセンダラ(「チャンダラ」ともいう。
梵語で不可触民などの意)の生まれ」
を意識してたんでしょうね。

気圏の底の底、ユダヤ・キリスト教や仏教に
汚名を着せられ海の深みに封印されし
どこまでも悲しくそして恐るべき堕天使(零落した古い神々)や
アスラ神族(帝釈天を筆頭とするデーヴァ神族に追いやられたインド土着の神々)。。。

東北のアテルイの伝説なども賢治は知っていたのだろうか。
アテルイは大和朝廷にまつろわなかった東北の原住民の魂のような気がする。

賢治はけして只の同情で貧しい農民や学生と
付き合ってたんじゃないんですね。

釈迦が王族としての全てを捨てたように
賢治もまた全身全霊を投げ打ったのだと思います。
たとえ同時代の「賢く正しい人々」に報われず誤解され迫害されようとも
偉大な人物は人生に強く立ち向かってゆく。
ガリレオやジャンヌダルクのように。

256 名前:名無しさん@1周年:02/06/10 23:41
あげ

257 名前:名無しさん@1周年 :02/06/11 18:44
http://www.fujimon.or.jp/tenran/ikiteru/ikiterugosyo.htm#miyazawa

不軽菩薩さま

258 名前:名無しさん@1周年:02/06/14 22:57
age

259 名前:鳥を捕る人:02/06/15 21:28
「これは鳥ぢゃない。ただのお菓子でせう。」
やっぱりおなじことを考へていたとみえて、カムパネルラが、思ひきったと
いふやうに、尋ねました。鳥捕りは、何か大へんあわてた風で、
「さうさう、ここで降りなけぁ。」
と云ひながら、立って荷物をとったと思ふと、もう見えなくなっていました。
「どこへ行ったんだらう。」
 ・
 ・

260 名前:名無しさん@1周年:02/06/16 21:25
age

261 名前:名無しさん@1周年:02/06/16 22:08
初期の短歌で、青き人が川を流れる、という地獄のイメージの連作が、心に残った

262 名前:名無しさん@1周年:02/06/17 06:43
賢治の作品には青という色がよく出てきますね。
夕方の青や、幻燈の青や、悲しみの青、宇宙を感じさせる青もあれば
青黒い青もあったりして、何だかテーマカラーみたい。
天をイメージする青から地獄を連想させる青まであって、ひとつながりの青でも
いろんな次元があるみたいで興味深いです。
何か賢治と青って深いつながりがあるのだろうか。

263 名前:[堅い瓔珞はまっすぐに下に垂れます]:02/06/17 23:37

[冒頭原稿なし]
堅い瓔珞はまっすぐに下に垂れます。
実にひらめきかがやいてその生物は堕ちて来ます。

まことにこれらの天人たちの
水素よりもっと透明な
悲しみの叫びをいつかどこかで
あなたは聞きはしませんでしたか。
まっすぐに天を刺す水の鎗の
その叫びをあなたはきっと聞いたでせう。

けれども堕ちるひとのことや
又溺れながらその苦い鹹水を
一心に呑みほさうとするひとたちの
はなしを聞いても今のあなたには
ただある愚かな人たちのあはれなはなし
或は少しめづらしいことにだけ聞くでせう。


264 名前: :02/06/17 23:39
けれどもたださう考へたのと
ほんたうにその水を噛むときとは
まるっきりまるっきりちがひます。
それは全く熱いくらいまで冷たく
味のないくらいまで苦く
青黒さがすきとほるまでかなしいのです。

そこに堕ちた人たちはみな叫びます
わたくしがこの湖に堕ちたのだらうか
堕ちたといふことがあるのかと。
全くさうです、誰がはじめから信じませう。
それでもたうとう信ずるのです。
そして一そうかなしくなるのです。


265 名前: :02/06/17 23:41
こんなことを今あなたに云ったのは
あなたが堕ちないためにでなく
堕ちるために又泳ぎ切るためにです。
誰でもみんな見るのですし また
いちばん強い人たちは願ひによって堕ち
次いで人人と一緒に飛騰しますから。

266 名前: :02/06/17 23:57
詩[堅い瓔珞はまっすぐに下に垂れます]でした。

===========
青黒さがすきとほるまでかなしい・・

堕ちるために又泳ぎ切るために・・

いちばん強い人たちは願ひによって堕ち
次いで人人と一緒に飛騰しますから。
==================

うーん、何だかぞくっともするんだけれど、
心に響くいてくるのだなあ・・

267 名前:115:02/06/18 23:03
>>266

 う〜ん、こんな作品があったのですね。
 すごいね。


268 名前:名無しさん@1周年:02/06/22 15:57
あげ

269 名前:名無しさん@1周年:02/06/23 13:31
age

270 名前:名無しさん@1周年:02/06/25 09:20

「あすこへ行ってる。ずいぶん奇体だねえ。きっとまた鳥を
つかまへるとこだねえ。汽車が走っていかないうちに、
早く鳥がおりるといいな。」
と云った途端、がらんとした桔梗いろの空から、
さっきみたやうな鷺が、まるで雪の降るやうに、
ぎゃあぎゃあ叫びながら、いっぱいに舞ひおりて来ました。
するとあの鳥捕りは、すっかり注文通りだといふやうにほくほくして、
両足をかっきり六十度に開いて立って、鷺のちぢめて降りてくる
黒い脚を両手で片っ端から押さへて、布の中へ入れるのでした。
 ・
 ・


   鳥捕りはいったいどんな人なのだろうか・・、奇怪な行動。

271 名前:270「鳥を捕る人」:02/06/25 09:23
270の名、打ちわすれました

  「鳥を捕る人」です。

272 名前:十力の金剛石:02/06/27 00:10

  ザッザザ、ザザァザ、ザザアザザザア、
  降らばふれふれひでりあめ
  ひかりの雲のたえぬまま。


*****
・・と王子の帽子の飾りのはちすずめが歌うとますます
ダイアモンドやトパァズやサファイヤの雨がふるふる・・森のなか
キラッキラッキラキラキラ


273 名前:十力の金剛石:02/06/27 23:44

  ザッザザ、ザザァザ、ザザアザザザア、
  やまばやめやめ ひでりあめ、
  そらは みがいた 土耳古石。

 と歌いますと、雨がぴたりとやみました。おしまひの二つぶばかりの
ダイアモンドがその磨かれた土耳古石のそらからきらきらっと光って落ちました。


*****
トルコ石色の空から降ってくる宝石の雨つぶはきらきら眩しいけれど
ちょっと痛そうだなあ、王子たちもたくさん拾おうとしているうちに

・・あんまりいちめんきらきらしているので、もう何だか拾ふのが
ばかげているような気がしました。

キラッキラッキラキラキラ



274 名前:nobita:02/06/29 15:56
なんか皆勘違いしてるようだけども宮澤賢治の魅力は
彼の中にある(人間誰でも)凶暴性や性に対する衝動を
理性で押し殺して理想の聖人を演じようと努力し葛藤する
彼のリビドーが抑えきれずに少しずつ彼の作品に吹き出している
危なげな部分だよ。けっしてでくの坊ではない人間がでくの坊を
演じているのだ。彼の狂気の部分に共感出来ていなければ賢治を
読んだことにはならない。

275 名前:名無しさん@1周年:02/06/29 18:56
>>274
んー、まあ勘違いはしていないと思うけれど
賢治自身のことは本人でなければわからないことあるだろね。
ところで、274さんはなんで賢治の魅力を狂暴性や狂気云々と
考えるに到ったのですか?
よろしければ、少し、具体的に聞かせてください。

276 名前:275:02/06/30 00:55
それにしても、ひとりの作家に対し、読み手によりこうも極端に
評価が違うというのは、なかなかおもしろい現象ですね。

その作家像は、自分の心の中にあるものの投影なのかもしれないし、
いろいろな評論家、研究家、まわりの人からの影響もあるのだろうし、
また観察の深さ、その時の環境や心理状態でも受け取り方は
違ってくるのかもしれませんね。

でも、宮沢賢治という一人の人間が命を削って描きつづった作品の中で
何を訴えたかったか・・、伝えたかったものが一本の道のように
ある筈ではないだろうか。
それは誰が読もうと不変にあるものでしょうね。
賢治はデクノボーになりたいと生きた、本当のでくのぼーさんだと思います。

277 名前:名無しさん@1周年:02/06/30 22:58
あげよ

278 名前:鳥を捕る人:02/07/04 00:41

「あ々せいせいした。どうもからだに恰度合ふほど稼いでいるくらい、
いいことはありませんな。」
といふききおぼえのある声が、ジョパンニの隣りにしました。
見ると鳥捕りは、もうそこでとって来た鷺を、きちんとそろへて、
一つづつ重ね直しているのでした。
「どうしてあすこから、いっぺんにここへ来たんですか。」
    ・・・・・・・・
「どうしてって、来ようとしたから来たんです。ぜんたいあなた方は、
どちらからおいでですか。」
 ジョバンニは、すぐ返事しようと思ひましたけれども、さあ、ぜんたい
どこから来たのか、もう考へつきませんでした。
    ・・・・・・・・
「あ々、遠くからですね。」
鳥捕りは、わかったといふやうに雑作なくうなづきました。
 ・
 ・

279 名前:名無しさん@1周年:02/07/04 00:49
 ここでは、天上律がすみずみまで支配している。だから、他者のために
献身しない者、つまり自己のために他者を傷つける者は、永久に、天上へ
向かうこの上り列車の中では、途中下車者である。
 不意に列車に現れた鳥捕りが、ジョバンニとカムパネルラに「どうです、
少しおあがりなさい」と、雁をさし出す。見るとチョコレートのようで、
食べるとチョコレートよりおいしかった。「こいつは鳥じゃない。ただの
お菓子でせう」とカムパネルラが云うと、鳥捕りは、大あわてで途中下車
してしまった。外を見ると、鳥捕りはもう銀河の川原で、鷺を捕えては、
押し葉のようにして袋の中に入れている。生き物の鳥を捕えて、菓子のよ
うに売る鳥捕りは、カムパネルラに「こいつは鳥じゃない。ただのお菓子」
だと不意をつかれて、誰もがもっている生存罪の鏡で照射される。その痛み
が理解できない鳥捕りはいつまでも途中下車者である。
そんな鳥捕りに、ジョバンニはわけもわからず気の毒でたまらなくなるの
だった。・・・・・・・・・・

  「宮沢賢治の霊の世界 〜ほんとうの愛と幸福を探して」 桑原啓善 より

**
鳥捕り、とは輪廻をする人のことだらうか・・

280 名前:名無しさん@1周年:02/07/06 21:17
桑原啓善さんは今リラ自然音楽研究所の顧問をされてますよね。
山波言太郎というペンネームで。
私は会員ではありませんが会報誌毎月書店で買ってます。
正直思想よりリラ研の歌手青木由有子さんのファンなのですが(^^;)

281 名前:名無しさん@1周年:02/07/06 22:24
わたしは健二と同じ血液型です。


282 名前:名無しさん@1周年:02/07/06 23:09
>280
わ、青木由有子さん(リラ自然音楽)ファン発見!
よろしければ、280さんの今一番好きな歌や曲あったら、お聞かせください。
因みに私は、うーん、あえていえば朗読歌曲の「鶯宿はこの月の夜を雪ふるらし」
(詩は賢治さん)とか「妖精の庭〜緑の呪文〜」かなあ。

281さん、どこの健二さん? 賢治?
血液型ってわかるものなのかな、

283 名前:名無しさん@1周年:02/07/07 04:46
>282
おはようございます。(早っ!)
賢治さんスレなのになかなか
青木由有子さんのことが出てこないのでヤキモキしておりました。(^-^;)

どんどん綺麗になってく由有子さん。うらやまし〜
…朗読歌曲。とても綺麗な曲ですよね♪
月読かぐやさんも激美人!…私の顔と取り替えて!?
…脱線だらけ(汗)私が1番好きな歌は『緑の礎』です!

とてもキラキラした緑の香りを感じるような曲でお気に入りです♪







由有子さんってホント美人ですよね,ハァ…

284 名前:↑スペース使いすぎ:02/07/07 04:52
スマソ…

285 名前:北極の熊:02/07/07 09:37
<<98ででくの坊のモデルの人を鈴木先生と紹介しましたがあれは間違えていました。
訂正して誤ります。
正しくは斎藤そうじろう氏という方だそうです。
岩手日報と言うのかな当時の新聞に斎藤氏が記事になっているそうです。
どうぞお調べください。

286 名前:名無しさん@1周年:02/07/07 11:17
彼は国柱会という在家仏教教団に所属し、そこで文才を買われて
法華経の世界を童話で著すように言われて童話を書いたんだよね。
賢治の童話が好きだ、ということは法華経の思想の一端に触れたことになります。
ちなみに国柱会は今も活動を続けておりますよ。


287 名前:名無しさん@1周年:02/07/07 19:55
>>283
早起きですね、見習いたい。

>とてもキラキラした緑の香りを感じるような曲でお気に入りです♪
「緑の礎」、元気がでる歌ですよねー、
宅地開発などで切り刻まれていく里山や緑地帯、本当に心が痛みます。
青木さんが何かのインタビューで「自然界が幸せに なるよう、
恩返しをする気持ちで歌いたいと思います。」と答えているのを見ましたが、
自然からもらうだけでなく、与える(かえす)ことも人間はできるんですよね、
やさしく声をかけるとか、ちいさな草花や虫でも傷つけないとか・・
賢治さんみたいに・・

>どんどん綺麗になってく由有子さん。うらやまし〜
心のきれいさが姿にもでるのかも。造作やお化粧でごまかされない
美しさってやっぱりあるように思います。

288 名前:名無しさん@1周年:02/07/07 21:26
>>285-286
賢治さんも37年という短い生涯の中で、彼自身が
影響を受けた人(友人や先生や生徒や農業をする人や宗教家や家族や・・)
たくさんいるのでしょうね。感銘や尊敬の念をもった方もいるでしょう。
(一番影響を受けたのは、やはり賢治を一番理解し信仰をともにした
妹のとし子さんだろうか!)
齋藤宋次郎さんという方もその中にいらっしゃった立派な方だったのかも
しれませんね、キリスト教徒(仏教徒からの転身)だったそうですが
ネットで少し検索しただけですので確かな情報はわかりません。また
当時の田中智学さんの国柱会も日蓮の法華経(仏国土をつくる)を
正しく引き継いだ集団だったのだと思います。

ただ、賢治の描いた童話や詩はやはり賢治の生涯から生まれたもので
読む人は共感や感動をやはり賢治からもらっているのだと思います。
・・・ホメラレモセズ  クニモサレズ  サウイフモノニ  ワタシハナリタイ
と病床で綴ったのは、誰か一人の生き方や思想に共鳴したあまりにではなく
賢治さんの祈るような本心に他ならないと思う。
そして読む人へあてた手紙。

289 名前:名無しさん@1周年:02/07/07 23:57
>287

283です!今朝はたまたま用事があって無理やり(汗)起きました…(^^;)
いつもはとんでもなく遅起きです。
…リラ自然音楽がもっと世に広まるといいですね!
心美人は外見にもあらわれるのですね。

5月に新宿で行われたコンサートには行ったのですよ。
何かとても繊細で透明な物を感じました。
私は由有子さん見るたび何故かいつもギリシャの風景が浮かびます。
…オルフェウスの生まれ変わり…?それに賢治さんの心を歌で表現出来るなんてすごい!

CDも暇があれば聞いてます。『緑の礎』はホントぐっと来ます…!
好きな歌を挙げたら切りがないですが全部良いです!


これからもコンサートは出来るだけ聴きに行きたいです。

290 名前: :02/07/09 09:45
あのですね、実は・・・
作曲者も、タイトルも告げずに「銀河軽便鉄道最終下り列車」を某ボイスチャットルームで流したことがあるんですが、
かなり、好評でした。 ん?私自身は「プレシオスの梯子を登れば」をギターの演奏をバックにしてリコーダーでメロディーをのせて
多重録音で自分の演奏をmp3ファイルにしてみました。プレシオス・・・・はFとAm、Em。この3つのコードで出来ています。
お試しあれ!きっと、いつの日か某ボイスチャットルームでお会いできることでしょう。その時は、リコーダーのソロで申し訳ございませんが、
「プレシオスの梯子を登れば」・・をお聴きいただければ幸いに存じます。
こんな私は西田幾多郎のファンでスマソ。

291 名前:名無しさん@1周年:02/07/11 08:42
>>290
>いつの日か某ボイスチャットルームでお会いできることでしょう

どこなんでしょ? 聞いてみたいけど。

♪コンサートで「銀河軽便鉄道最終下り列車」の演奏のとき
「みなさん、お乗り遅れのないように
 また、よく揺れますからへんなところで落っこちないよーに・・」
というよーなトークがあったなあ。

銀河列車は天上へ運ぶ下り一本、まるで生き物のようにいちもくさん走っているように
聞こえる演奏でした。

>>289
>これからもコンサートは出来るだけ聴きに行きたいです。

うんうん



292 名前:十力の金剛石:02/07/11 09:33

うめばちそうはまるで花びらも咢もはねとばすばかり高く鋭く叫びました。

「きらめきのゆきき    青ぞらはふるひ
 ひかりのめぐり     ひかりはくだけ
 にじはゆらぎ      風のきしり
 陽は織れど       陽は織れど
 かなし。        かなし。」

***
雨が降ったあとって植物はとてもイキイキしているなあ、空も道もぴかぴか。

ヒカリの丘も、宝石の雨が降ったので一面キラキラキンキンしている
でも、なぜかかなしそうな歌が・・

キラッキラッキラキラキラ

293 名前:名無しさん@1周年:02/07/11 18:38
色相の文字は是応身也。賢治の文章は十界曼荼羅と一念三千の教えを文章化
したものです。

294 名前:名無しさん@1周年:02/07/11 22:14
>>292
 それ。好きですね

295 名前:名無しさん@1周年:02/07/11 22:53
>>294
はい


296 名前:名無しさん@1周年:02/07/11 22:58
「生き様」って失礼な言い方じゃない?

297 名前:名無しさん@1周年:02/07/11 23:06
>>296
生き様、いきさま、いきざま
「その人の、人間性をまざまざと示した生活態度。」   新明解国語辞典

耳ざわりが悪いですかね? 辞書引くとこの使い方でいいようですよ。
296さんはどのように受け止められましたか?

298 名前:ジョバンニの切符:02/07/13 21:49

「もうここらは白鳥区のおしまひです。ごらんなさい。あれが名高いアルビレオの観測所です。」
  ・
  ・
銀河の、かたちもなく音もない水にかこまれて、ほんたうにその黒い観測所が、
睡っているやうに、しづかによこたはったのです。

「あれは、水の速さをはかる機械です。水も・・・」


        鳥捕り

299 名前:名無しさん@1周年:02/07/16 08:41
あげ

300 名前:名無しさん@1周年:02/07/18 09:55
300!

301 名前:名無しさん@1周年:02/07/18 10:25
斑 右 左 三 鬼
石 の の 十 言
を 眼 眼 六 │
使 は は 号 幻
っ 六 三 ! 聴
て ! ! │



302 名前::02/07/21 01:15
久しぶりに来てみました。
いやー、300までレス伸びてるとは思いませんでした。

http://www.kyoto-seika.ac.jp/newdi/kankyo/feature/bio_bill/index.htm
最近「ディープ・エコロジー」っていう環境哲学?がマイブームで
色々と本など読んでるんですが、なんだか賢治さんの言葉や考え方に近い
ところがあって面白いと思います。

賢治は仏教やキリスト教といった一教一派に囚われずに
宇宙全体と一体になろうとしていたのかもしれませんね。
こんにちのような地球環境と醜い人類の姿を賢治が見たらどう思うのだろうか?

303 名前:名無しさん@1周年:02/07/22 23:54
あげ

304 名前:農民芸術の興隆:02/07/25 08:45

宗教は疲れて近代科学に置換され然も科学は冷たく暗い

305 名前:名無しさん@1周年:02/07/26 16:10
賢治の名著「銀河鉄道の夜」って、もろキリスト教的世界観だよね。

306 名前:名無しさん@1周年:02/07/26 21:12
>305 もろキリスト教的世界観だよね。

どういうところがですか?
キリスト教詳しくないので教えてください。

307 名前:名無しさん@1周年:02/07/26 21:15
読めば一目瞭然

308 名前:名無しさん@1周年:02/07/26 21:37
ふむ、読めばすぐそのように理解できる人もいるのだらうか。

私はどちらかというと、>>302の1さんのいう一教一派に囚われない
宇宙ぜんたいと一体になろうとしたスケールの大きさを感じます。
なんてったって銀河鉄道ですからねー。それも、どこまでも走り続けるわけですから。
永遠の未完成のような空間?をゆく列車・・・か? 

賢治さんは自然から多くの(昔の聖者が伝えた道やら、方向やらも含んだ)思想や
生命のキラキラした宝石のような輝きを受け取ったんじゃないかなーなんて思うなあ。
どうでしょうか。

309 名前:名無しさん@1周年:02/07/30 00:12

 とびどぐもたないでくなさい。

            山猫

310 名前:名無しさん@1周年:02/08/02 05:28
あげ

311 名前:名無しさん@1周年:02/08/02 05:51
>307
何が瞭然だ。固有名詞がか?
テーマはおもいきり仏教の自己犠牲じゃないか。

312 名前:名無しさん@1周年:02/08/02 12:24
>>311
自己犠牲=仏教??
読んだことあるの?
賛美歌も外国人名も
意図があるんよ。
聖書を読もうね。


313 名前:名無しさん@2周年:02/08/02 19:21
銀河鉄道の夜がキリスト教的に読める点はあるかもしれない。
でも、おれは異を唱える。
単純に仏教=自己犠牲とかたづけてほしくもない。
ジャータカなどで象徴される釈尊の過去世の求道物語は
後世の創作ということが証明されており、
仏教学会では誰も重視されていない。
あの物語はあきらかに死後の世界を象徴している。
もっとも強力な同志であった妹としを悼み、
彼女をたずねて鉄道に乗っていった夢を具象化したものだと考えている。
根本を貫いているのは自己が宇宙、宇宙が仏、という一元的世界。
キリスト教は二元的であって人間は決して神になれない。
仏教は一元的であって仏=絶対者になることができる。
その手段(行)として善を積んでいく。
自己犠牲はそれ自体が目的ではない。
菩薩は全衆生がさとりをひらくまでは、利他の行に徹する。
目的は苦の解決、消滅であり、さとり、成仏、全宇宙との合一。
キリスト教の根本は絶対の神と相対の人間との契約。
キリスト教と仏教とはまったくジャンルが異なる。

314 名前:名無しさん@1周年:02/08/02 19:58
仏教は一元的であって仏=絶対者になることができる。
その手段(行)として善を積んでいく。

・・・行いによって目的を達成する、というのは傲慢であり、差別的であろう。
生まれつき重度の障害者はどうすればいいのか?
畢竟人間=神であるなら絶対者の存在意義は消滅しているという自家撞着。
いずれにせよブッダは神を語っていない。どうどう巡りの学問に過ぎない。



315 名前::02/08/02 20:04
とし子さんも重要なのですが
決別した親友の嘉内さんとの関係の方も重要な気がしますね。
彼との関係はむしろ童話よりもドラマティックに思える。

ところで
http://www.toshiba-emi.co.jp/hikki/profile/index_j.htm
宇多田ヒカルちゃんも好きな作家に宮沢賢治を挙げてますね。
ほんたうになんといふ良ひ子なのであらうか。
もうわたくしはべんぶしてもべんぶしても足らない。。。

それと皆さん、ゲーテとかトルストイとかはどうよ?
二人とも奇しくも賢治と誕生日近かった気が、、、確か8月下旬生まれで。
ゲーテの作品もかなり哲学的かつ宗教的に興味深い解釈が可能ですが
トルストイは、もろキリスト教文学って感じですね。どっちも面白い。
宗教的に三人が上か下かなんて野暮なことは言ひませんですが
比較してみるとかなり面白いと思われ。

316 名前:名無しさん@1周年:02/08/02 23:10
>312
読めてないのはオマエじゃ、阿呆

317 名前:名無しさん@1周年:02/08/03 08:10

「それはあなたも同じです。すべて私に来て、私をかゞやかすもの
は、あなたをもきらめかします。私に与へられたすべてのほめこと
ばは、そのまゝあなたに贈られます。ごらんなさい。まことの瞳で
ものを見る人は、人の王のさかえの極みをも、野の百合の一つにく
らべやうとはしませんでした。それは、人のさかえをば、人のたく
らむやうに、しばらくまことのちから、かぎりないいのちからはな
して見たのです。もしそのひかりの中でならば、人のおごりからあ
やしい雲と湧きのぼる、塵の中のたゞ一抹も、神の子のほめ給ふた、
聖なる百合に劣るものではありません。」
          「めくらぶどうと虹」

318 名前:名無しさん@1周年:02/08/03 09:57
童画家のいわさきちひろさんも賢治作品が好きだったようですね。

参考*美術館案内
http://www.avis.ne.jp/~dowakan/tihiro.html

賢ちゃんの影響受けているアーティストって結構多いのかも。
イイ!

319 名前:大鳥居つばめさん ◆N8iKy.ms :02/08/03 10:05
マンガに夜叉鴉というのがあるんですが、どうでしょうか?
正しいんでしょうか?

320 名前:名無しさん@1周年:02/08/03 20:41
賢治とマンガに詳しい人いませんか〜? 
(因みに私、夜叉鴉読んでいないのでよくわかりません・・・)

それにしても賢治作品は魅力があるのか、たくさんの漫画家さんたちが
個性的に作品化しているのですねー。

参考*宮沢賢治・漫画館
http://www.momiji.sakura.ne.jp/~werdna/manga/k_miyazawa/index.html

永島慎二さんの「旅人のはなし」(旅人くんかな)の絵の雰囲気は印象に残っているけど。
とぼけた味があって好きだったな。

321 名前:名無しさん@1周年:02/08/03 21:07

「いかにも、そうだね、ずいぶん不便だね。でそれからどうなったの。」

(ああ、あの楢の木の葉が光ってゆれた。ただ一枚だけどうしてゆれたろう。)

私はまるで別のことを考えながら斯うふくろうに聴きました。


       林の底

322 名前:313:02/08/05 01:13
>315
御教示ありがとうございました。

>314 ・・・行いによって目的を達成する、というのは傲慢であり、差別的であろう。 生まれつき重度の障害者はどうすればいいのか?

とほほ、という感じです。
「生まれつき重度の障害者」が行をつめない、というあなたの考え方こそが
差別主義者の傲慢発言である。
彼らにだって立派に、あるいは「生まれつき重度の障害のない」一般人と遜色なく行は積める。
もっとも差別主義者のあなたには理解できないでしょうな。
わたしは毎日あんたがいうところの「生まれつき重度の障害者」たちと接している。
彼らのほうが「生まれつき重度の障害のない」一般人よりもはるかに仏に近い存在だと日々思っているよ。

>畢竟人間=神であるなら絶対者の存在意義は消滅しているという自家撞着。 いずれにせよブッダは神を語っていない。どうどう巡りの学問に過ぎない。

そのとおり、仏陀は神を語っていない。
神をもちださなくても、仏教は諸法無我、因縁生起の宇宙観で現象を説明できるとする。
おれは仏陀(覚者)を神だともいっていない。
絶対者か。覚者を絶対者と呼びたいのならそうよんでもいい。
ただし、仏教では人間は覚者にはなれても神にはなれないとする。
また、誤解してほしくないが、キリスト教を貶めているつもりもない。
宗教音痴の日本人にはわかりにくいだろうが、
仏教は仏教、キリスト教はキリスト教でジャンルが違うといっているのだ。
そして、賢治が生きたのはまさしく仏教的一元論の世界。
彼は自然の山、川、植物、動物たちの声なき声をいつでも聴いていたのだろう。
生死即涅槃、娑婆即寂光土、そして「山川草木悉く仏性有り」
の仏教の理想を体現していたのだろう。
エデンの園から追放されたものたちの末裔とは違う世界だ。
おれはそういいたかっただけ。
それと、仏教は学問ではない。
信仰がなければ賢治の世界は理解できず、
単にあこがれだけで終わるのであろう。
別にあこがれている人々にどうのこうのというつもりはなく、それはそれでよいのだが。


323 名前:名無しさん@1周年:02/08/05 08:58

みんなむかしからのきやうだいなのだから
けっしてひとりをいのってはいけない

324 名前:名無しさん@1周年:02/08/07 21:15
あげ

325 名前:名無しさん@1周年:02/08/12 03:27
アゲマス

326 名前:名無しさん@1周年:02/08/15 10:20
 
 戦争よりも平和を愛しよう

 平和の前にあなたを愛しよう

327 名前:野の師父:02/08/18 22:33

倒れた稲や萱穂の間
白びかりする水をわたって
この雷と雲とのなかに
師父よあなたを訪ねて来れば
あなたは縁に正しく座して
空と原とをきいていられます

328 名前:ジョバンニの切符:02/08/21 22:10
 
「切符を拝見いたします。」

三人の席の横に、赤い帽子をかぶったせいの高い車掌が、いつかまっすぐに立っていて云ひました。
鳥捕りは、だまってかくしから、小さな紙きれを出しました。
車掌はちょっと見て、すぐ眼をそらして、(あなた方のは?)
といふやうに、指をうごかしながら、手をジョバンニたちの方へ出しました。


      鳥捕りの切符

329 名前:名無しさん@1周年:02/08/22 20:43
クラムボンはわらったよ 

330 名前:名無しさん@1周年:02/08/23 22:46
北の国からAGE
さだまさしは賢治ファン

331 名前:名無しさん@1周年:02/08/23 23:39
それから遠くで斯う云うことばを聞いた。
「おゝ小十郎おまへを殺すつもりはなかった。」
   ・
   ・
「これが死んだしるしだ。死ぬとき見る火だ。熊ども、ゆるせよ。」
と小十郎は思った。

******
「なめとこ山の熊」のこのシーンって、カムチャッカ半島で取材中にクマに
襲われて亡くなった、写真家の星野道夫さんをなんとなく思い出すのだけれど・・
クマを愛して撮り続けた星野さん。
そのクマに襲われたときは、小十郎のような思いが頭をよぎったんだらうか。
クマも「おまへを殺すつもりはなかった」とうめき声をあげたのだろうか。
などと思ってみたり。

332 名前:名無しさん@1周年:02/08/23 23:42
壮大なアラスカの自然は、
結局人間もその秩序の中にいつか帰ってゆくという、
あたり前のことを語りかけてくる。

     「最後の楽園」 星野道夫

333 名前:名無しさん@1周年:02/08/23 23:43
生命主義っていう言い方もあるけど
所謂生の哲学の大衆版芸術バージョンの影響が強く出てるん
だろうね、この人。

334 名前:意地悪タヌキ:02/08/23 23:48
>ヨクミキヽシワカリ
 ソシテワスレズ

というような人が
>ミンナニデクノボウトヨバレ
るでしょうか。賢治も中途半端なんだよね。

335 名前:名無しさん@1周年:02/08/23 23:48
>>333
賢治さんのこと? 星野さんのこと? 

336 名前:名無しさん@1周年:02/08/23 23:53
>335
賢治のことですよ。時代的に言って。

337 名前:名無しさん@1周年:02/08/23 23:57
>>334
人の話しをよく聞いて理解しよう、そして忘れないでいる、
のって、できそーでできないんだよね。
賢治さんも、そうありたいと願い努力していたんではないですかね。

デクノボーになりたい、と必死に生きたでくのぼう。

338 名前:313:02/08/24 08:18
>>334
337さんにほぼ同意ですが、私はいつもそのくだりで思い出すことがあります。
法華経に、常不軽菩薩という菩薩が登場します。
この人は、あらゆる人に向かって「私はあなたを軽んじません」といって
拝むことを日課としているんですね。それで皆にうっとうしく思われ、ついには石を
人々にバカ(デクノボー)扱いされ石を投げられ続けます。
でも、彼はその日課を一生やめようとはしなかったとのことです。
善行(修行)は他人にほめられる為にするのではないということでしょう。
あるいは他人に理解されなくても信念をもって続けていくということでしょうか。
賢治はこの常不軽菩薩のようになりたかったのではないでしょうか。
法然さんも智慧第一の法然房と誉れの高かった方ですが
「愚者になりて往生す」といわれました。
わたしは決して「アメニモマケズ」の詩が中途半端とは考えないという意見です。


339 名前:名無しさん@1周年:02/08/27 00:05
お誕生日おめでとう!>賢治さん


340 名前:名無しさん@1周年:02/08/29 09:07
>>338
私も思いだした事があります。どんな人にも同じ心で接する・・・という言葉。
相手が子供だろうが、会社の社長だろうが、家族だろうが、みなに同じ態度で
いるというのは結構難しいもの。つい差をつけてしまうんですね。

341 名前:ブルカニロ博士:02/08/31 12:02
あー・・・だれかプッチョこぅてきて〜・・・

342 名前:名無しさん@1周年:02/08/31 12:05
>ミンナニデクノボウトヨバレ
世俗の評価なんか気にしないってことでしょ。

343 名前:ブルカニロ博士:02/08/31 12:33
>ミンナニデクノボウトヨバレ
人不知而不慍、不亦君子乎。

344 名前:風の又三郎:02/09/01 09:09

      九月一日

どっどど どどうど どどうど どどう、
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいくゎりんもふきとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう


345 名前:名無しさん@1周年:02/09/05 22:52
age

346 名前:名無しさん@1周年:02/09/06 21:16
あげ

347 名前:名無しさん@1周年:02/09/07 16:38
あげ

348 名前:注文の多い料理店:02/09/08 07:09

  「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません」

         R E S T A U R A N T
            西 洋 料 理 店
         W I L D C A T H O U S E 
           山 猫 軒

349 名前:名無しさん@1周年:02/09/08 18:45
W I L D  C A T  H O U S E

何気にヘビメタやハードロックの曲名かバンド名みたいでカコイイ!

350 名前:元岩手っこ:02/09/09 01:27
>>344
なつかしいねえ。昔○十年以上前に岩手県国体のとき
鼓笛隊でこの歌を歌ったけど「どっどど...」って風の音なんだね。
そういえば岩手って冬には乾いた雪が
西方向からふぶいて真横に降ってきたっけ。
雪の吹き溜まりの山があちこちにできて登校が大変だった。
「水仙月の四日」など、当地に2月に一週間も滞在すれば、
雪ばんごとか、雪わらしとか、背景がよく理解できるとおもうよ。




351 名前:名無しさん@1周年:02/09/09 07:46
グスコーブドリの伝記  何度読んでもいい
火山の噴火と冷害の関係とか,古くささを感じない
自己犠牲へ至る生き様に透明感がある

352 名前:名無しさん@1周年:02/09/10 00:07
母"おい、おまいら!!夕食ができますた。リビングに集合しる
父"詳細キボンヌ
母"今日は、すき焼きですが、何か?
賢治「すき焼きキターーーーーーーーー」
としこ「キターーーーーーーーーー」
清六「すき焼き程度で騒ぐ奴は逝ってヨシ」
母「オマエモナー」
父"--------終了-------
賢治"--------再開-------
としこ「再開すなDQNが!それより肉うぷキボンヌ」
母"しらたきうp
母"↑誤爆?
賢治"野菜age
父"ほらよ肉>家族
としこ"{神降臨!!」
賢治"「野菜age」
母"「糞野菜ageんな!sageろ」
賢治"「野菜age」
清六「野菜age厨uzeeeeeeeeeeee!!」
母「ageっていれればあがると思ってるヤシはDQN」
セールスマン「イタイ家族がいるのはこの家ですか?」
母「氏ね」
父「むしろ生きろ」
賢治「野菜age」
としこ「兄必死だなw」


353 名前:名無しさん@1周年:02/09/10 00:16
ややうけ。

354 名前:ガンツ先生:02/09/10 00:21
ロ〜ボコン10点!

355 名前:名無しさん@1周年:02/09/10 07:18
>352 他板で似たのみたYO。
コピペ減点30

356 名前:注文の多い料理店:02/09/10 09:04

「いや、わざわざご苦労です。
 大へん結構にできました。
 さあさあおなかにおはひりください。」

       山 猫

357 名前:352:02/09/10 19:07
>>355

他板ってどこ?
ちなみに漏れは
http://caramel.2ch.net/test/read.cgi/owarai/1017303378/
ここの791からインスピレーションを得た。(要するにパクっただけだが)

358 名前:名無しさん@1周年:02/09/10 22:45
>357
あらまあ、そういうスレッドがあるんですね。
私がみかけたのはてつ板だけど。じゃ、これからも、それ、
登場人物変えたりして、いろんなトコでお見かけするのかもね。

359 名前:ジョバンニの切符:02/09/10 23:18
「さあ、」
ジョバンニは困って、もぢもぢしていましたら、カムパネルラは、わけもないといふ風で、
小さな鼠いろの切符を出しました。ジョバンニは、すっかりあわててしまって、
もしか上着のポケットにでも、入っていたかとおもひながら、手を入れて見ましたら、
何か大きな畳んだ紙きれにあたりました。


      カムパネルラの切符

360 名前:ジョバソニ:02/09/13 06:28
「さあ、」
ジョバソニは困って、もぢもぢしていましたら、デムパネルラは、わけもないといふ風で、
小さな鼠いろのケイタイから2chに繋ぎました。ジョバンニは、すっかりあわててしまって、
もしかケイタイのブックマークにでも、入っていたかとおもひながら、繋いで見ましたら、
何か大きな掲示板がありました。

デムパネルラの切符、
つまりケイタイから2ch荒らし。

361 名前:名無しさん@1周年:02/09/13 07:44
ふむ、携帯からもデンパはいっぱいでているけど
天上へと走る銀河列車のどこらあたりの駅までつながるんだろ、その荒らしデンパ。
つながるとしたら。
荒らし(といっもいろいろあるようだけど)が通用する駅あたりなら、
バンバンつながっていたりしてね・・。

362 名前:緊急浮上!! :02/09/13 13:27

        ___
      /____ヽ
      //        ザバァ!!
     //l| ∧ ∧   
 // ◎    ( ゚Д゚)  |l   
     \\ /つつ¶¶    
     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ  //
人人  /       ●   ● 、 
   /               v l 人人人
  /             , 、_ _人_ノヾ 
人人             ノ 人人
   人人人  人人



363 名前:名無しさん@1周年:02/09/13 22:07
>362
こんばんわ、ちょっとカワイイね。

364 名前:名無しさん@1周年:02/09/14 21:36
■「宮沢賢治の宇宙」News Mail 54号
                     2001年 9月 20日
                「宮沢賢治の宇宙」編集委員会発行
            URL: http://www.g-search.or.jp/kenji/
                E-Mail : kenji-staff@gsh.co.jp
                       
▼「宮沢賢治の宇宙」の近況

▽編集日誌 No. 102
 賢治の「グスコーブドリの伝記」は飢饉の話ではじまる。ブドリとネ
リの兄妹はイーハトーブの大きな森で育ち、父親は名高い木樵だった。
ある夏、7月になって少しも暑さがこず、秋には穀物が稔らず、ほんと
うの飢饉になってしまう。父親は大きな樹を街にもっていくが、少しの
麦の粉をもって帰るだけで、食べるものが乏しくなり、心配がつのる。
やがて、ブドリとネリに少しの食糧を残して、父親も母親も森に入って
いって消息をたってしまう。
 「グスコーブドリの伝記」の冒頭のこうした山の民の飢饉の話につい
て、ちょっと変ではないかと、私たちは感じてきた。厳しい自然にさら
された山村で暮らしていくのはたしかに大変なものだが、山の民には自
然の恵みを多面的に活用する知恵が伝えられているので、気象の異変に
耐えて生きのびていく力は、平地の農村よりかえって強靭なのではない
か。いろいろな聞き書きなどを読んで、そんなふうに考えるようになっ
たからだ。


365 名前:デムパネルラ:02/09/14 21:52
デムパネルラとしては、宮沢賢治の信仰について
2chに書き残す必要があると思う。
田中智学の国柱会に傾倒し無料奉仕に明け暮れた
青年時代をはじめ、法華経信仰に彼があったことは事実だろう、
そういう事も「心と宗教板」として明かしていく
必要があるだろう。
>>1は、これについてどう考えているのか知らんけど。

366 名前:名無しさん@1周年:02/09/14 22:05
賢治の書く話って頭(知識)だけで読むと、不可解、難解なところいっぱい
ありますよね。真面目に読んでいても、よく考えるとおかしくて笑ってしまったり
変なのって思うところいっぱいあるように思います。
でも、なんでこんなに心の奥に響いてくるのだろう・・・
心で読むといふこととは・・、心とは・・、読む方にも問いかけられている気がしたりします。

「私のやうなものは、これから沢山できます。私よりもつともつと何でもできる人が、
私よりもっと立派に美しく、仕事をしたり笑ったりして行くのですから。」

        「グスコーブドリの伝記」

367 名前::02/09/14 22:36
>>365

ええ、実はこのスレ立てた後からは、結構色々と賢治関係以外の
法華経や日蓮上人について書かれた本を読んでますよ。
でも実際に僕自身が今現在「法華経」をきちんと「実践」なり「信仰」なりを
出来てないと思われたのでことさら報告してなかったわけですが。

法華経行者としての賢治、これはたしかに重要な観点の一つだと
今は思いますです。

368 名前::02/09/14 22:48
>>366

同感です。本来、賢治の詩は心で読むべきなのでせう。
賢治は笑いや可笑しなことが大好きでよく家族を笑わせてたそうですね。
しかめつらしいイメージが世の賢治像にはあるけど、
ユーモアこそ賢治の本質だと思います。

それにつけても
ベートーヴェンの歓喜の歌が大好きで
いつかこんな詩を書くのだと言っていた賢治。
道半ばで病気に倒れた無念はいかほどだったろうか?

我々は受け継ぐべきなのだ、彼の心を。

369 名前:313:02/09/14 23:12
真宗信者の私としては、私の大好きな賢治が、
熱心な真宗信者の父に改宗を迫ったというエピソードについては
正直複雑な思いです。
若い時に歎異抄を読んで感激したとか、
さらに暁烏 敏氏からも説法を聞いているのにもかかわらずです。
彼の父親(真宗信者)もきわめて出来た、尊敬すべき人物像だと思います。
人格的には私なんぞにはとてもおよびがつきませんね。
父が出来すぎていると、妙に反抗的になるケースが世間では散見しますが、
賢治もまた例外ではなかったのか、などと思ってしまいます。
彼としては父親を乗り越えるには浄土教の最大のライバル、
法華経しかなかったのかな、とか思っていますが考えすぎでしょうか。



370 名前:313:02/09/14 23:21
>>369
(つづき)
補足ですが、
1)あくまでも父を乗り越える、というのはフロイト的な深層心理的な
意味においてです。かれはそのことを(私の想像ですが)
意識していないでしょう。
2)私は法華経を貶めるつもりはありません。
ただ、私には読んでも読んでも理解できません。
この経典のどこがそんなにすごいのかわからないのです。
「浅識はこれをきいて迷惑してさとらず」
「この法華経を信じえ無いもののためには如来の余の深法を教えよ」
ということで、機根の劣った凡夫むけの浄土教信者というわけです(苦笑)。
そういう意味では私も法華経を信じているんです。


371 名前:デムパネルラ:02/09/14 23:22

では、どのくらい研究は進んだのかね、
>>1さん。法華経を超越した境地を

372 名前:1:02/09/14 23:40
>>371 デムパネルラさん

え、研究ですか?
いやー、
僕は本を読んだだけですから
研究なんておこがましいことはいえないと思われ。
もちろん超越なんかはしてないと思われ(汗)
法華経を超越した境地とはなんですか?

きちんと信仰してるわけではないですし、
僕はただの賢治が好きな1凡夫でございまする。

373 名前:1:02/09/14 23:52
>>369->>370 313さん

なにぶん、僕も凡夫なので御疑問(特に宗教的な問題)の答えとなるようなことは
思いつかないですが、ただ賢治は心理学に興味を持ってましたから
フロイトの学説は知ってたのではないかと思われ。

でも賢治はフロイトよりユングに近いとは思う今日この頃。

374 名前:名無しさん@1周年:02/09/14 23:58
age

375 名前:デムパネルラ:02/09/15 00:01
法華経は自力本願、この世界を自分の手で変えてゆこうとする。
イーハトーブにはそういう思想的背景を感じる。
でも、雨は自分が降らすものじゃない。
風も太陽も、真の恵みは天恵なんだよ。
理屈じゃないんだよ。

376 名前:313:02/09/15 00:08
>>373

(私は心理学に関しては偉そうなことはいえませんが)
賢治がユング的、というのは私も同感です。
私がフロイトに言及したのは、たしかエディプス・コンプレックス
はフロイト説だと思ったからです。
間違っていたらご訂正おねがいします。

377 名前:名無しさん@1周年:02/09/15 00:11

・・・おお朋だちよ いっしょに正しい力を併せ われらのすべての田園と
われらのすべての生活を一つの巨きな第四次元の芸術に創りあげようでないか・・・

378 名前:1:02/09/15 00:28
>>375

僕は凡夫なのでよくわかりませんけど
「法華経は自力本願」自体
なんだか「理屈」のような気がするのですが。生意気言ってスマソ。

賢治は自力・他力といった区別にすらまったく囚われずに
ひたすら「まことの信仰」に到達した人だったんじゃないかな、と。
それこそ燃え盛る夜鷹となり宇宙の彼方に突き抜けとし子や彌勒菩薩のいる
トソツの天へと至り砕け塵となり雨となりマナとなり天上の糧となり
あまねくそそぎ下る程に・・・。

379 名前:名無しさん@1周年:02/09/15 00:50
あげ

380 名前:デムパネルラ:02/09/15 00:55
彌勒菩薩が判ってないな、まだ早いか。


381 名前:1:02/09/15 01:08
とゆうことは
デムパネルラさんは分かってるのですね?

382 名前:名無しさん@1周年:02/09/15 01:12
ケンタウル!露を降らせ!

383 名前:1:02/09/15 01:22
>>376さん
>エディプス・コンプレックス はフロイト説

フロイトで合ってると思いますよ。僕も心理学は詳しくないですけど。

384 名前:名無しさん@1周年:02/09/16 20:55
安芸

385 名前:農民芸術の綜合:02/09/16 21:07
まづもろともにかがやく宇宙の微塵となりて無方の空にちらばろう
しかもわれらは各々感じ 各別各異に生きている
ここは銀河の空間の太陽日本 陸中国の野原である
青い松並 萱の花 古いみちのくの断片を保て
『つめくさ灯ともす宵のひろば たがひのラルゴをうたひかわし
雲をもどよもし夜風にわすれて とりいれまぢかに歳よ熟れぬ』
詞は詩であり 動作は舞踊 音は天楽 四方はかがやく風景画
われらに理解ある観衆があり われらにひとりの恋人がある
巨きな人生劇場は時間の軸を移動して不滅の四次の芸術をなす
おお朋だちよ 君は行くべく やがてはすべて行くであろう

386 名前:313:02/09/16 22:16
>>1

<僕は凡夫なのでよくわかりませんけど
<「法華経は自力本願」自体
<なんだか「理屈」のような気がするのですが。

ほぼ同意ですね。自力の代表格、禅宗の
達磨大師も西行も一休禅師も道元も、みな隠れ他力だったって知ってます?

前回の私の逆説的意見はおわかりでしたでしょうか?本音は、
「賢治は法華経に手をださずに(父の教えに従い)浄土教を深めれば、
(もちろん現在の評価もすばらしいですが)
(別の意味でさらに)素晴らしい展開をしていたであろうに、
それが実に悔やまれる」
と言いたかったのです。

法華経に、「この法華経は深智のために説く、
浅識はこれをきいて迷惑してさとらず。
もし利根にして智慧明らかに、
多聞強識にして仏道を求むる者あらば、
かくの如きの人々のために説くべし。」
とあります。
もちろん受験戦争を勝ち抜いて現役で東大に一番で入ったとか、
神童と幼年からいわれたとか、
芥川賞をとって東京都知事になったとか、
その程度の智慧は「深智」といわず浅識に属するであろう
(と私がみなしている)ことはいまさらいうまでもありません。

この意見には反論が予想されます。
特に法華経を信仰しておられるかたの反論をお待ちしています。



387 名前:緊急浮上!!:02/09/17 00:41
        ___
      /____ヽ
      //        
     //l| ∧ ∧    ・・・ケンタウル!露を降らせ! 
 // ◎    ( ゚Д゚)  |l   
     \\ /つつ¶¶    
     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ  //
人人  /       ●   ● 、 
   /               v l 人人人
  /             , 、_ _人_ノヾ 
人人             ノ 人人
   人人人  人人


388 名前:名無しさん@1周年:02/09/17 16:14
>>386

一言で「他力」と言っても、我欲でネトネトの他力から、我欲を離れた他力まで
いろいろあるからねえ。もちろん「自力」についても同じだけど。

実のところ、「他力」か「自力」かはどうでもよいことで、「他力」も「自力」も
極まれば「他力・自力」の区別がなくなるのでしょう。達磨や道元の「他力」も
そういう意味で捉えたとき正しくなるので、彼等が「死んでも命がありますように」
とか阿弥陀如来に祈っていたわけではない。グスコーブドリの犠牲的行為も、一見
すると「自力」に見えるけど、我欲を離れた「自力」だから、「他力」と見分けが
つかないんだよ。そういう意味で>>375さんの見方もまた正しいだろう。

389 名前:388:02/09/17 19:26
参考までに、道元が到達した「他力・自力」渾然一体の境地。

「ただわが身をも心をもはなちわすれて、佛のいへになげいれて、佛のかたよりおこ
なはれて、これにしたがひもてゆくとき、ちからをもいれず、こころをもつひやさ
ずして、生死をはなれ、佛となる。」(正法眼蔵「生死」)

390 名前:313:02/09/17 20:15
>>388

反応していただいてありがとうございます。お説は大体共感できるものですが、

<彼等が「死んでも命がありますように」
<とか阿弥陀如来に祈っていたわけではない。

に対して一言。まず、私の拙い知識では浄土教で「祈る」という言葉は
使わないように思われます。礼拝する、拝む、参る、お参りする、など。
まあそれはたいした問題ではないですね。問題は
「死んでも命がありますように」の部分です。これがもし浄土教の通念と
お考えでしたら大変な誤解ですね。だれがこんなことをいっていました?
もし根拠をお示しできるのならお示しください。
八宗の祖師といわれる竜樹菩薩は初めて仏門に
易行道と難行道の二つあることを開示され、
難行は陸路をとぼとぼ歩いていく様なものであり、
易行は水路を船で行くようなものである、と説かれました。
その易行とは念仏三昧のことですが、阿弥陀如来を指定しているわけではありません。
達磨さんや道元さんもその易行を念頭においていたのでしょう。
そしてその易行の目的は、「死んでも命がありますように」では
断じてありません。
また、はじめて他力という単語を使用したのは中国の曇鸞大師ですが、
一般に浄土教では如来の本願力以外に「他力」を使用することはありません。
世間では曖昧に使用されていますがね。


391 名前:313:02/09/17 20:16
(続き)
それと、我欲を離れた自力は存在するのでしょうか?
我欲を煩悩ととらえるか、無明ととらえるかによるのでしょうが、
等覚をきわめ、56億年後に仏覚を成就する弥勒菩薩ですら
我欲からは免れていないと私は考えます。
浄土教における他力とは今生における死に等しいのです。
「よだかの星」など、善導大師の二河白道の喩えを想起させます。
私にとって「よだかの星」はまさに浄土教の求道物語。
「よだかは醜い鳥です。」自分の煩悩の醜さを思い知らされる。
まあ、長くなってしまうので「よだかの星」論は別の機会にしますが。
浄土教でも他力に到達するまでは自力なのです。

本願を信受するは前念命終なり、すなわち定聚の数に入る、
即得往生は後念即生なり、必定の菩薩となづくるなり(愚禿抄;親鸞聖人)


392 名前:391:02/09/18 06:44
>>391
謹んで訂正いたします。
×浄土教における他力とは今生における死に等しいのです。
○浄土教における信心決定(=覚り=正定聚不退転)とは今生における死に等しいのです。



393 名前:388:02/09/18 08:39
>390

>死んでも命がありますように

これはレトリックです。仏教の本来の目的とは、「人間は誰もが死ぬものであり、
死を免れる者はひとりもいない。死ぬのが当たり前なのだ。」と達観して、死を
受け入れることです。生も死も、執着せず、厭うこともない。

では、念仏者のいかほどがその「死をあるがままに受け入れること」を目指して
念仏しているでしょう。「極楽浄土」のイメージが今世の美しくて安楽なところの
集合にすぎないとしたら、「死んでも命があるように」の念仏と言えるのではありま
せんか?


394 名前:388:02/09/18 08:49
(続き)
>我欲を離れた自力は存在するのでしょうか?

「我欲を離れて悟りを得たい」という自力は存在すると思います。釈尊は
それを願って出家されました。ところが、六年間の苦行にも関わらず、悟り
を開けなかった。自力もまた「我」の一部だから、最後の最後に「我」に
捕まってしまったのでしょう。それに気づいてから成道までは早かった。

出世間欲もまた、我欲のひとつである。それは正しいですが、我欲にまみれ
た人間である以上、我欲をなだめすかしながら仏道を歩む他ありません。
釈尊が「出世間欲もまた我欲だから」と考えて出家を思いとどまったとした
ら、果たして彼は成道を得たでしょうか。

他力は自力がなければ本物にはならない。自力で全力を尽くしてポッキリと
折られた絶望の中で、「やむにやまれぬ他力」にすがりつくから他力が命を
持つのです。自分はなにも努力せず、念仏で楽々浄土行きを決め込むような
「ものぐさ他力」では、「死んでも命があるように」の念仏が関の山です。

395 名前:388:02/09/18 09:00
法然が他力に目覚めたのは、戦乱の世で救いを求める民衆を救う手立てが
ないことに絶望して、日夜仏典の中に救いを求めたからです。親鸞も、悪い
こととは知りつつも悪いことをやめることができない自分と対峙し、自力の
希望をポキリと折られたからです。

法然にとっても親鸞にとっても、「やむにやまれぬ他力」でした。だから、
彼等は弥陀の本願によって極楽浄土へ生まれたことでしょう。

しかし、法然や親鸞のように「やむにやまれぬ他力」の経験もなく、ただ形
だけ念仏を唱えたとしたら、どうでしょう。私は否定的ですね。

396 名前:名無しさん@1周年:02/09/20 07:10
どっどど どどうど

397 名前:名無しさん@1周年:02/09/20 11:37
クラムボンは泡のこと。

398 名前:313:02/09/21 00:51
>>388
お返事遅れて失礼しました。法華経の信者のかたのご意見をお待ちしていましたが残念ながら
応答がございませんのでスレ違いのようでで恐縮ですが自説を述べたいと思います。

>極楽浄土」のイメージが今世の美しくて安楽なところの
>集合にすぎないとしたら、「死んでも命があるように」の念仏と言えるのではありませんか?

「極楽浄土」のイメージが今世の美しくて安楽なところの集合にすぎないと思っている人々を念仏者とはいいません。念仏者とは、浄土真宗では
すでに歎異抄でいう「無碍の一道」に出ている行者を指します。「大悲の願船に乗じて、光明の広海に浮かびぬれば、至徳の風静かに、
衆禍の波転ず。すなわち無明の闇を破す(略)」たしかに浄土教はこれまで厭世的で肉体を失った死後の幸福を願う
イメージをもたれてきましたが、親鸞さんはそれを完全に払拭したはずだったのです。
「本願を信受するは前念命終なり、すなわち定聚の数に入る、
即得往生は後念即生なり、必定の菩薩となづくるなり。」
前念も後念も現在世のことであって死後のことではありません。

<法然や親鸞のように「やむにやまれぬ他力」の経験もなく、ただ形
<だけ念仏を唱えたとしたら、どうでしょう。私は否定的ですね。

蓮如さんも、御文章で「ただ声に出して念仏ばかりを称ふる人は、
おほようなり。それは極楽には往生せず。」といわれます。
ここでいう往生も現在世のことであって死後のことではありません。
ご指摘のとおり、ただ形だけ念仏を唱えたとしたらその人は念仏者ではありません。
自力にしばられているからです。浄土教の行はやさしいけれど信は実は一番難しいんです。
それは信が自分で起こす信心ではないからです。

一代諸教の信よりも弘願の信楽なお難し
難中之難と説きたまい無過此難とのべたまう(浄土和讃)

そして他力の信を獲得できる機(ひと)も稀ですね。



399 名前:名無しさん@1周年:02/09/21 07:12
今日は賢治さんの命日。

400 名前:313:02/09/21 07:24
<六年間の苦行にも関わらず、悟りを開けなかった。自力もまた「我」の一部だから、最後の最後に「我」に
<捕まってしまったのでしょう。

あなたも浄土教の信者でしょうか?このお説にはまったく同感です。
釈尊も無師独悟されましたが、究極的には大宇宙に偏在している「法」(ダルマ)が
三昧中の行者であったゴータマに顕現して仏陀釈尊となられたのです。
それは、まったく行者ゴータマの計らいではないゆえに、他力といえるのです。
親鸞さんは、「法性法身と申すは、色もなし形もましまさず、然れば心も及ばず語もたえたり」といわれます。
法性法身=大宇宙に偏在している「法」(ダルマ)=阿弥陀如来です。
また、般舟経にも「三世の諸仏は弥陀三昧を念じて等正覚を成ず」とあります。

<出世間欲もまた、我欲のひとつである。それは正しいですが、我欲にまみれ
<た人間である以上、我欲をなだめすかしながら仏道を歩む他ありません。
<釈尊が「出世間欲もまた我欲だから」と考えて出家を思いとどまったとした
<ら、果たして彼は成道を得たでしょうか。

私と同意見ですね。「一見すると「自力」に見えるけど、我欲を離れた「自力」だから、「他力」と見分けが
つかないんだよ。」と仰ったので、我欲を離れた「自力」が存在するのかと疑問に感じて質問したのです。
この表現は、自力と他力の共存を認めるようにも解釈できますが、よろしいのですか?

<法然にとっても親鸞にとっても、「やむにやまれぬ他力」でした。だから、
<彼等は弥陀の本願によって極楽浄土へ生まれたことでしょう。

そうですね。彼らは間違いなく報土往生されていますね。そして他力を獲るまでの過程は
お二方とも「難中之難」を身をもって示されています。
仰るとおり、やむにやまれぬ体験ではありましたが、、「やむにやまれぬ他力」というご表現は
いかがなものでしょうか。やむにやまれぬのは自力のイメージがありますが。
他力の信心を獲た彼らにはもはや自力は存在しませんね。


401 名前:名無しさん@1周年:02/09/21 09:40
方十里 稗貫のみかも
稲熟れて み祭三日
    そらはれわたる


病のゆゑにもくちん
      いのちなり
  みのりに
     棄てば
      うれしからまし


   ー 賢治さんの絶筆 短歌二首 ー

402 名前:名無しさん@1周年:02/09/21 18:07
日本のよふけに松本零士さんが!

403 名前:名無しさん@1周年:02/09/21 18:18
めーテル。すき。

404 名前:雨ニモマケズ:02/09/21 18:27
みなさま方のご意見、目からウロコが落ちるようです。
>我欲にまみれた人間である以上、我欲をなだめ
すかしながら仏道を歩む他ありません。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1024929241/l50
わたしは、以前、神社仏閣板の上記のスレで、深く仏道とは、仏道に入る
とは、何なのかを考えさせられました。100番前後から、スレタイトル
に反して(深く悩まれたスレ立て僧侶さん、すいません)すっごく中味の
濃いものになってましたので、ご紹介を。

405 名前::02/09/22 18:24

これって、今、話題の?「2ちゃんねる公式ガイドブック」の
神社仏閣板、栄えある名スレに推挙されているやつですな!(笑

406 名前:名無しさん@1周年:02/09/22 21:20
       ローリング!!    ∧∧
               (゚Д゚,,)
               ⊂⊂,,ヽ
                (_ (  )ノ

     クルン
              /⌒⌒ヽノ  )))
              (   )て )
          (((   ∨∨⊂ノ

ズサギコ!!
                    (´´
   ∧∧  )  ≡≡≡≡≡(´⌒(´≡≡
 ⊂(゚Д゚⊂⌒つ ≡≡≡≡(´⌒;;≡
           (´⌒(´⌒;;
ズサササササーーーーーーーーー!!!


 …って、今何番?
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
  ? ∧∧
    (゚Д゚ ,)⌒ヽ
     U‐U^(,,⊃'〜


407 名前:名無しさん@1周年:02/09/22 21:34
「生き様」?
あほか
「ざまあ見ろ」
「死にざま」
「ざま」は恥、醜態を表す言葉


408 名前:名無しさん@1周年:02/09/22 22:10
>「ざま」は恥、醜態を表す言葉

生き様は別だろ。
死に様だってもともとは悪い意味ではない。
「良い死に様(「死に方」の方が多いとは思うが)」も有りだ。

だいいち1が使ってる意味は違うだろと。
文脈をよく読めよと。

409 名前:ジョバンニの切符:02/09/22 22:14

「これは三次空間の方からお持ちになったのですか。」
車掌がたづねました。
「何だかわかりません。」
もう大丈夫だと安心しながらジョバンニはそっちを見上げてくつくつ笑ひました。
「よろしゅうございます。南十字へ着きますのは、次の第三時ころになります。」
車掌は紙をジョバンニに渡して向こふへ行きました。

      緑いろの紙(ジョバンニの切符)

 さあ!列車は、どんどん走っていく。乗り降りは自由だそうだ。この先は険しい峠があるよ。
 天上行き最終片道列車だそうなもんで、乗客のみなさん、振り落とされないよう無事乗ってゆこう!

410 名前:名無しさん@1周年:02/09/23 23:40
                ,,,            
            ,. ''"´    ` ` 、         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ;'            ':..     │ 
          ;'     ´       `      │  デンパネルラが川にはいったよ・・・
        ./        ●     .●     ∠____________
        ./          ⌒  ▼⌒':
  __  ./         彡  ∵人∵ノミ___
    ̄ ./  _         ミ   ノ"ミ ̄ ̄ ̄
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄━━ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ̄ ̄━━━ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


411 名前:名無しさん@1周年:02/09/23 23:53
デンパネルラは川にはいってタマちゃんになったの?
カムパネルラは銀河鉄道に乗っているよ。
まだまだ、降りないんだよね。駅はまだまだ先なんだ。

412 名前:名無しさん@1周年:02/09/24 00:21
デンパネルラもザネリもみんな、乗っていこうね。
乗車席はまだた〜くさんあるようだよ。
少なくとも62億席分はあるんだよね。

413 名前:こんなん出ますた・・・:02/09/24 02:24
五郎「おい、おまいら!!家作ることに決めますた。協力しる」
純「ネタ詳細キボンヌ!」
五郎「材料は廃材ですが、何か?」
純「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!」
蛍「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!」
雪子「>純>蛍 ケコーン」
純「>蛍(;´Д`)ハァハァ…」
蛍「キモイヨ━!!」
雪子「RRは逝ってよし」
純「オマエモナー」
五郎「--------終了-------」
純「--------再開-------」
蛍「再開すな!ボケが。それより材料うぷキボン」
五郎「スキーゴンドラうp」
純「キタキツネage」
純「↑誤爆スマソ」
蛍「拾った冷蔵庫age」
五郎「ほらよ>家族」
蛍「神降臨!!」
純「水力発電age」
蛍「川ねーよ!!」
純「水力発電age」
五郎「川ねーよ!!」
純「水力発電age」
雪子「ジサクジエンカコワルイ」
純「水力発電age」
蛍「水力発電age厨uzeeeeeeeeeeee!!」
雪子「ageっていれればあがると思ってるヤシはドキュソ」
中畑「イタイ家族がいるのはこの家ですか?」
純「水力発電age」
蛍「兄必死だな(w」
中畑「そんな事よりきいてくれよ一家よ。廃材とは関係ないけどさ(略

414 名前: :02/09/24 02:37
                ,,,            
            ,. ''"´    ` ` 、         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ;'            ':..     │ ジョバンニ、 
          ;'     ´       `      │  カムパネルラが川へはいったよ。
        ./        ●     .●     ∠____________
        ./          ⌒  ▼⌒':
  __  ./         彡  ∵人∵ノミ___
    ̄ ./  _         ミ   ノ"ミ ̄ ̄ ̄
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄━━ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ̄ ̄━━━ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


415 名前:名無しさん@1周年:02/09/24 07:25
カムパネルラは天の河の透き通った水を見ているようだよ
透き通った心でね。

416 名前:マルソ:02/09/25 18:52
                ,,,            
            ,. ''"´    ` ` 、         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ;'            ':..     │ ジョバンニ、 
          ;'     ´       `      │  カムパネルラが川へはいったよ。
        ./        ●     .●     ∠____________
        ./          ⌒  ▼⌒':
  __  ./         彡  ∵人∵ノミ___
    ̄ ./  _         ミ   ノ"ミ ̄ ̄ ̄
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄━━ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ̄ ̄━━━ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


417 名前:388:02/09/26 11:07
>>398,400(313さん)

こちらも遅レスですみません。

>たしかに浄土教はこれまで厭世的で肉体を失った死後の幸福を願うイメージをもた
>れてきましたが、親鸞さんはそれを完全に払拭したはずだったのです。

現実は....どうでしょうか。

>あなたも浄土教の信者でしょうか?

私は、趣味で禅書などを漁る者です。スッタニパータなど、釈迦の教えの原典が
盛り込まれているとされる仏典を愛読し、共感を覚えます。浄土教については最近
勉強を始めたばかりです。

>この表現は、自力と他力の共存を認めるようにも解釈できますが、よろしいのですか?
>やむにやまれぬのは自力のイメージがありますが。他力の信心を獲た彼らにはもはや
>自力は存在しませんね。

実は、自力も他力もなかった、というイメージに近いのです。少し具体的な例を挙げて
みます。ある子供が母親の言いつけでお使いに行った。ふと気付くと、いつもあるはず
のお金がポケットにはない。うっかりお金をなくしてしまったのか! そのまま帰ると、
きっと母親は許してくれないだろうと思い込み、家に帰らずうろうろしている。亡く
したお金を探し出そうというのが自力に頼っている状態です。日が暮れて、いよいよ
万策尽き、しょんぼりしたまま母親の元に帰ってくる。これが他力に頼っている状態
です。恐る恐る母親に事情を話すと、なんと支払いは済ませてあると言う。お金を無く
したのではなく、最初から無くすべき金もなかったのです。この時、母親にすがろうと
した他力も消えうせるのです。

418 名前:388:02/09/26 11:16
少し補足するなら、もし他力によって救われるのなら、救う人=「母親」が
実在していなければなりません。浄土教で言えば、阿弥陀如来が実在すること
が不可欠です。しかし、残念ながらそれは絶望に近いでしょう。浄土三部経が
成立したのは紀元前後の頃で、釈迦が亡くなってから数百年後のことです。

しかし、上に書いたように、最後に「自力も他力もともに消えうせる」という
のなら、「母親」は何であってもよいのです。杖として使うだけで、立つのは
自分の足なわけですから。ここに方便が働く余地が生まれる。阿弥陀如来を信仰
する者も、法華経を信仰する者も、また禅のようにそういう架空の存在をすべて
否定する者も、「正しい」道を歩く限り、もれなく成道するのです。

419 名前:名無しさん@1周年:02/09/27 00:21
>「正しい」道を歩く限り

自分では正しい道を歩いていると思っていても
実は修羅の一丁目あたりで迷子になっていたり、しないでしょうか。
「正しい」の判断基準というのがあるならば、どのようなものなのでしょうね。

420 名前:名無しさん@1周年:02/09/27 00:38
スレの流れとは違うかもしれないですが、
イスラム教の「イスラム」ってたしか「他力」と同じ意味ですよね。
それこそ、たった一つのほんたうの神様(アラー)にすがりきる、みたいな。

厳しい沙漠の民の宗教だから現代の甘ったれた日本人の感覚よりも
もっと切実な意味が込められてるんでしょうけども。
でも幕末から明治や大正時代に生まれ育った日本人は
そこらのアラブ人より凄そうではある。まだ武士道が生きていた頃。。。

生前のマホメットはユダヤ教やキリスト教やら身内などから
相当な迫害を受けて布教してたようですが、
イスラム=他力にすがりきってたから大安心を得られたのでしょうね。

つらつら考えるに
モーゼを始めキリストや仏陀や日蓮や親鸞や蓮如やマホメットなど
歴史上に表れてきた沢山のカリスマ達は例外なく
「アメニモマケズ」頑張ったわけです。

そして
既存の権力や体制から
「デクノボーと呼ばれ」ても仏敵や神の敵とみなされても
彼らは一歩も引かなかった!
文字通り命すら掛けて・・・。

まさに賢治の辿った道のりは歴史上のどんな宗教や社会のカリスマと
較べても甲乙が付けがたいものです。

これこそが賢治が芸術論で記した「古き聖者の教えた道」ではなかろうか?
と時々僕は思うのです。

421 名前:名無しさん@1周年:02/09/27 00:49
>「正しい」の判断基準というのがあるならば、
>どのようなものなのでしょうね。

およそ地上の全ての宗教および文化はその疑問に答える為にあるので
宗教や文化の数だけ答えがあります。
念仏門徒にとっては「念仏」ないし「他力」から答えを導くべきですし
法華経行者はやはり「法華経」および「自力」を基本にして
問題に当たろうとするのでしょう。
キリスト教やイスラム教の場合は・・・推して知るべし、です。

無神論や科学信者の場合は「科学」や「世間の常識」が
正しさの判断基準かもしれません。

422 名前:421:02/09/27 00:52
ほんとうの「正しさ」って何なんでしょうね?

ほんとうの「幸せ」って何なんでしょうね?

423 名前:カムパネルラ:02/09/27 05:26
 
「・・・僕わからない・・・」

424 名前:388:02/09/27 08:46
>>419

>「正しい」の判断基準というのがあるならば、どのようなものなのでしょうね。

仏教から見て「正しい」という視点に限るとして....
その道を実践した人が、「苦集滅道」を体得し、苦を超越できたかどうかでしょう。
それ以外に仏教の目的などありませんから。救われたかどうかは、一番本人がわか
っているはずです。念仏でも題目でも、唱えれば唱えるほどに楽になるなら、正しい
道を歩いている証拠だと思います。

>>420

デクノボー精神には、弱肉強食主義で敗者となった人たちへの愛情から、自ら
「一抜けた」宣言をして、敗者の側に身を置いてしまうという面があると思います。
阿弥陀如来ではないが、慈悲の大きさだけ社会の下層部へ自らを沈めて、その苦しみ
を分かちあうことができるのでしょう。そして、究極的に「自」と「他」の区別が
完全になくなった人こそが「仏」なんだろうなと思います。

425 名前:名無しさん@1周年:02/09/27 09:33
正しい道とは、人の数、教えの数だけ限り無くあると
本当にいえるのだろうか。
それでは、戦争は永遠に終わらないし、悟りをひらいたという人がいく世界も
無数にあるということになります。まるで混沌としているようですね。

正しさとは、少なくとも個人の解釈だけでははかれないのではないだらうか。

426 名前:0%:02/09/27 22:48

わが国のソーシキ仏教、ああ、嘆かわし。嘆かわし・・・・。

427 名前:名無しさん@1周年:02/09/30 22:35
嘆いていても仕方ないと思うが

428 名前:名無しさん@1周年:02/09/30 22:39
ざま みやがれ

429 名前:名無しさん@1周年:02/09/30 22:46


430 名前:お毛け、フサフサ:02/09/30 23:08
>>427
そうだよ。オダムドーといい、今日のタイーホ僧侶といい、
これからの葬式は、僧侶抜きで収入源を断って撲滅せねばならない!!!

431 名前:名無しさん@1周年:02/10/01 10:00
 ・・・裏ノ畑ニ居リマス・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ミ            _________
              ヽ \           ./\|//////\
            ./ \ \   ./// .|___|./////:::::\\
       ∧_∧/     ̄  /∠∠∠∠∠∠∠∠∠/:::::::::::::::::\\
      (;´Д`)     i i i    ̄| ┌┬┐┌┬┐   |::::::::::::::::::::::::::::| ̄
''""~"'''"/    ヽ''"~"__i i i--、 .| ├┼┤├┼┤   |::::::::||||||||||:::::::|
    ./| |   | |   ̄ ̄ ̄ |:::::| ..| └┴┘└┴┘   |::::::::||||||||||:::::::|
iiiiiiiiiiiii/ \ヽ/| |iiiiiiiiiiiiii::..  ノ__ノ..|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄||  |::::::::||||||||||:::::::|
   /   \\| |          ||_||_||_||_||_||_|__.||||||||||:::::::|
   / /⌒\ し(メ    .i i i . ..|| ̄ ̄|| ̄ ̄|| ̄ ̄|| ̄ ||  ||乃三三-_
 / /    > ) \  ノノノ
/ /     / /    .\_  ザックザック
し'     (_つ   /:::::/::...  ザックザック
            ノ・ ./∴:・:
           ''""~~"''


432 名前:名無妙法蓮華経:02/10/04 20:52
ナムサダルマプフンダリーカサスヴァーハ!

433 名前:432:02/10/04 21:00
スヴァーハじぁなかたー!
スートラだたーYO!


434 名前:名無しさん@1周年:02/10/05 20:18
あげ

435 名前:日ハ君臨シ:02/10/06 09:45
日ハ君臨シカガヤキハ

白金ノアメソソギタリ

ワレラハ黒キツチニ俯シ

マコトノクサノタネマケリ

436 名前:名無しさん@1周年:02/10/06 09:46
435は精神歌です

437 名前:名無しさん@1周年:02/10/08 22:16
あげげの鬼太郎

438 名前:<(*)><(*)>キラーン!!:02/10/12 18:47
ネコむすめ

439 名前:名無しさん@1周年:02/10/12 18:50
         へ
       //Vヽ 
      / /   ヽ
      / / (ヽ)(/)|  
      | |  " ‥"| =3 びびびのネヅミ男 
     │ミ     彡    
      ヽ ヽ___ノ|    
    / ̄ ̄ヽ '''  |    
    ヽ    ヾ    |   
     |        |   
                 
                 


440 名前:名無しさん@1周年:02/10/16 00:00
わたくしはあるひとから云ひつけられて、この手紙を印刷してあなたがたにおわたしします。
どなたか、ポーセがほんたうにどうなつたか、知っているかたはありませんか。
チュンセがさっぱりごはんもたべないで毎日考えてばかりいるのです。

手紙 四

441 名前:名無しさん@1周年:02/10/16 09:44
20世紀ノスタルヂア

442 名前:サキノハカといふ黒い花といっしょに:02/10/17 00:40
サキノハカといふ黒い花といっしょに
革命がやがてやってくる
ブルジョアジーでもプロレタリアートでも
おほよそ卑怯な下等なやつらは
みんなひとりで日向へでた蕈にやうに
潰れて流れるその日がくる
やってしまへやってしまへ
酒を呑みたいために尤らしい波瀾を起すやつも
じぶんだけで面白いことをしつくして
人生が砂っ原だなんていふにせ教師も
いつでもきょろきょろひとと自分をくらべるやつらも
そいつらみんなをびしゃびしゃに叩きつけて
その中から卑怯な鬼どもを追い払へ
それらをみんな魚や豚につかせてしまへ


‥‥‥
サキノハカってどんな花なんでしょうね・・?


443 名前: :02/10/17 00:57
辻@@@@@@@@@@@辻
@    のの大明神    . @
辻@@@@@@@@@@@辻
  §           .§
  §          / ̄ ̄ ̄ 
  §        <   アーイ♪
  §∋oノハヽo∈  ..\___
  §  ( ´D`)    §
      ((^)UU(^)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄]
 ̄∩(o⌒o)∩ ̄ ̄ ̄ ̄◎◎◎◎凸凸凸]
 ̄〆;;≡●≡ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄@''゛"''@ ̄ ̄ ̄]
 ̄(;;;;;( ´D`);;;) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(( ´D`)) ̄ ̄ ̄
@(;(^)U×U(^)       ((^)UひU(^)
@@@@@@@ポーン♪ @@@@@@ウンメエー♪


444 名前: :02/10/17 15:07
♪     \\ ♪  どっどど どどぅど どどぅど どどぅ〜♪  //
     ♪    ∧ ∧     ∧ ∧   ∧ ∧     ∧ ∧    ∧ ∧     ∧∧  ♪
 ♪    ∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*) ♪
      (゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧
    ♪ ∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)♪
─♪──(゚0 ゚*)| U(゚0 ゚*)| U(゚0 ゚*)| U(゚0 ゚*)| U(゚0 ゚*)| U(゚0 ゚*)| U
        |  U.|  | |  U |  ||  U. |  ||  U. |  ||  U. |   || U. |   |〜♪
  ♪    |  | U U. |  | U U |   | U U |   | U U |  | U U |  | U U ♪
       U U      U U       U U      U U       U U     U U


445 名前:名無しさん@1周年:02/10/17 22:17
>444
おもしろいね、猫たちのコンサート。どっどど どどうど
あ、風がどこからか吹いてきました。
賢治さんも又三郎さんも観客席に座っていそうです。

446 名前:サキノハカといふ黒い花といっしょに:02/10/19 00:09
はがねを鍛へるやうに新らしい時代は新らしい人間を鍛へる
紺いろした山地の稜をも砕け
銀河をつかって発電所もつくれ

447 名前:マヂエルの星:02/10/19 01:55
「があがあ、遅くなつて失敬。今日の演習で疲れないかい。」
「かあお、ずゐぶんお待ちしたわ。いつかうつかれなくてよ。」
「さうか。それは結構だ。しかしおれはこんどしばらくおまへと別れなければなるまいよ。」
「あら、どうして、まあ大へんだわ。」
「戦闘艦隊長のはなしでは、おれはあした山烏を追ひに行くのださうだ。」
「まあ、山烏は強いのでせう。」
「うん、眼玉が出しやばつて、嘴が細くて、ちよつと見掛けは偉さうだよ。しかし訳ないよ。」
「ほんたう。」
「大丈夫さ。しかしもちろん戦争のことだから、どういふ張合でどんなことがあるかもわからない。そのときはおまへはね、おれとの約束はすつかり消えたんだから、外へ嫁つてくれ。」
「あら、どうしませう。まあ、大へんだわ。あんまりひどいわ、あんまりひどいわ。それではあたし、あんまりひどいわ、かあお、かあお、かあお、かあお」
「泣くな、みつともない。そら、たれか来た。」


448 名前:名無しさん@1周年:02/10/19 02:00
 烏の新らしい少佐は礼をして大監督の前をさがり、列に戻つて、いまマヂエルの星の居るあたりの青ぞらを仰ぎました。

(あゝ、マヂエル様、どうか憎むことのできない敵を殺さないでいゝやうに早くこの世界がなりますやうに、そのためならば、わたくしのからだなどは、何べん引き裂かれてもかまひません。)

マヂエルの星が、ちやうど来てゐるあたりの青ぞらから、青いひかりがうらうらと湧きました。
 美しくまつ黒な砲艦の烏は、そのあひだ中、みんなといつしよに、不動の姿勢をとつて列びながら、始終きらきらきらきら涙をこぼしました。
砲艦長はそれを見ないふりしてゐました。
あしたから、また許嫁といつしよに、演習ができるのです。
あんまりうれしいので、たびたび嘴を大きくあけて、まつ赤に日光に透かせましたが、それも砲艦長は横を向いて見逃がしてゐました。


449 名前:名無しさん@1周年:02/10/23 18:32
あげ

450 名前:名無しさん@1周年:02/10/26 18:31
あげーん

451 名前:名無しさん@1周年:02/10/26 20:44
からあげすんな

452 名前:名無しさん@1周年:02/10/27 08:18
TRAIN*TRAIN走ってゆーけ♪AGE

453 名前:名無しさん@1周年:02/10/27 22:09
 私は考えます。なぜひばりはうずのしゅげの銀毛の飛んで行った北の方へ飛ばなかったか、
まっすぐに空の方へ飛んだか。
 それはたしかに二つのうずのしゅげのたましいが天の方へ行ったからです。そして
もう追いつけなくなったときひばりはあのみじかい別れの歌を贈ったのだろうと思います。
そんなら天上へ行った二つの小さなたましいはどうなったか、それは二つの小さな
変光星になったと思います。なぜなら変光星はあるときは黒くて天文台からも見えず
あるときは蟻が云ったように赤く光って見えるからです。

  「おきなぐさ」

454 名前:元馬鹿:02/10/29 00:45
「生き様」なんて言葉は日本語にはないヨ。


455 名前:元馬鹿:02/10/29 00:47
「死に様」はあるけど。

456 名前:名無しさん@1周年:02/10/29 02:55
いきざま【生き様】
生き方のようす。 詳しく (新辞林 三省堂)


457 名前:名無しさん@1周年:02/10/29 02:57
>>456

元馬鹿は、今現在も馬鹿なんだな


458 名前:名無しさん@1周年:02/10/30 22:07
>454
生き様ってあんまり日常の会話で使わないからね、
ちょっと違和感もつかもしれないね。
でも、このスレッドの使われ方が実は正しいのかも。
私もあらためて辞書ひいたんだけど、もう馴染んでしまったヨ。

459 名前:ポラーノの広場のうた:02/11/02 20:30

つめくさ灯ともす夜のひろば
むかしのラルゴをうたひかわし
雲をもどよもし夜風のわすれて
とりいれまぢかに年ようれぬ

まさしきねがひにいさかふとも
銀河のかなたにともにわらひ
なべてのなやみをたきぎともしつゝ
はえある世界をともにつくらん

460 名前:1:02/11/03 13:36
今日の昼に、東北地方で地震がありました。

大丈夫ですかー?>岩手の方々

僕は秋田に住んでいますがニュースを見るまで気付きませんでした。
庭で柿を穫ってました。


461 名前:かしはばやしの夜:02/11/06 22:27
「くるみはみどりのきんいろ、な、
 風にふかれて  すいすいすい、
 くるみはみどりの天狗のあふぎ、
 風にふかれて  ばらんばらんばらん、
 くるみはみどりのきんいろ、な、
 風にふかれて  さんさんさん。」

      柏の木はうたう♪


「第四とうしゃう、ニツケルメタル。」

      赤いシャッポの画かき・・


462 名前:名無しさん@1周年:02/11/10 08:51
十一月二十七日はとし子さんの御命日。

あめゆじゅ取てきてけんじゃ


463 名前:名無しさん@1周年:02/11/10 09:19
賢治余り興味なかったんだけど先日「よだかの星」読みました。
よく分らないまま重く残った。ここのケンジふぁんの方々は
「よだかの星」どう読みますか?好きですか?

464 名前:大鳥居☆つばめ ◆dpLvO.T.cY :02/11/10 09:26
夜叉鴉ですか?999ですか?

465 名前:1:02/11/10 23:44
よだかの星は僕も
よくわからないけど大好きな作品です。
メーテルリンクの青い鳥の影響など
深く探れば面白い発見がまだまだありそうなところが
賢治の作品の魅力なのでせうか。

そういえばビートルズに
ブラックバード
という曲がありますが
暗闇の中から自由を求め悲しく飛び立つ黒い鳥のモチーフは
よだかに似てるなぁ
と思います。



466 名前:名無しさん@1周年:02/11/11 22:31
(あゝ、かぶとむしや、たくさんの羽虫が、毎晩僕に殺される。そしてそのたゞ一つの僕が
こんどは鷹に殺される。それがこんなにつらいのだ。あゝ、つらい、つらい。
僕はもう虫をたべないで飢えて死なう。いやその前にもう鷹が僕を殺すだらう。
いや、その前に、僕は遠くの遠くの空の向こふに行ってしまはう。)
   『よだかの星』

夜鷹って、まわりの鳥から理不尽な難くせつけられて、追いつめられるのだけれど
ぎりぎりの悲しみや祈りの中から、湧き出てきた反省のような思いが、
(もう虫を食べないで飢えて死のう、)なのかなあ、と思いました。
実際、何も食べないと生きてはいけないけど
果たして、自分の命よりも殺されるものの命への憐れみをもつことが、極限の状態であれ、
できるかどうか、考えさせられました。
それでも、鷹に殺される前に、遠くの空の向こうに行ってしまおうと決心し
夜鷹は本当に「燐の火のような青い美しい光になって」星になるのですよね。
今でも輝く星に。  よくはわかりませんが、なんだか深い話だなあと思いました。

467 名前:ジョバンニの切符:02/11/13 22:54
「おや、こいつは大したもんですぜ。こいつはもう、ほんたうの天上へさへ
行ける切符だ。天上どこぢゃない、どこでも勝手にあるける通行券です。
こいつをお持ちになれぁ、なるほど、こんな不完全な幻想第四次の銀河鉄道
なんか、どこまででも行ける筈でさあ、あなた方大したもんですね。」
「何だかわかりません。」ジョバンニが赤くなって答へながらそれを又畳んで
かくしに入れました。


        もうぢき鷲の停車場だよ。
      

468 名前:大鳥居☆つばめ ◆dpLvO.T.cY :02/11/13 22:57
ときにはもっと私らしく 風を感じ〜たい 太陽もスコールも みんな受けとめるから♪

469 名前:名無しさん@1周年:02/11/13 23:13
>468
風かんじた〜い♪ ね。
・・と気分良いところ、ごめんね、このあとシビアなレス参ります。

470 名前:名無しさん@1周年:02/11/13 23:15

さて、銀河鉄道の夜には非常に重要なことが書かれています。
どうしたら地上天国が地上に産まれるか、その作り方、そしてその進め方、
出来上がる順序、それが全部書かれています。つまり天国行きの全スケジュールが
そこに載ってるんです。だから、それを我々が実行するとそのまま地上天国が
生まれるはずです。だけどその下敷きになる童話が三つありました。
三つなければできなかったんです。
その三つとは。
一、今。地球は化けもの国の状態ですね。この化けもの国からの脱出、
これが第一のポイントです。二つ、食わねば生きておれないのが現実ですが、
相手を殺して生きる数々の罪「生存罪」から人間は脱却できるか。
これが第二のポイント。三つ、不可能に見えれば、人は良い事でもしない、だから出来ない。
あなたはこの不可能を越えられるか。これに応えるのが第三のポイント。
『銀河鉄道の夜』は三つのポイントをクリアーして、地上天国へ入る道案内をしています。
この三つのポイントが、先行の三つの童話が下敷きとなって書かれています。
その下敷き童話とは、
一、ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記、二に、よだかの星、三、グスコーブドリの伝記。


  「変革の風と宮沢賢治」 桑原啓善 より

*********
今は、テロと戦争で緊張極まってくるような時代ですね、
いわゆる、修羅の時代といえるそうです。
さあ、この過酷な時代を世界は切り抜けていけるか、人は良い方向へと
歩いていけるか・・・・、ひとりひとりに問いかけられているのかも知れません。

471 名前:名無しさん@1周年:02/11/16 13:11
age .

472 名前:名無しさん@1周年:02/11/16 13:23
「よろしい。もうわかった。お前がたに云ひ渡す。これは順ぐりに悪いことがたまって
来ているのだ。百年も二百年も前に貸した金の利息を、そんなハイカラななりをして、
毎日ついてあるいてとるといふことは、けしからん。殊にそれが三十人も続いていると
いふのは実にいけないことだ。おまへたちはあくびをしたりいねむりをしたりしながら
毎日を暮らして食事の時間だけすぐ近くの料理屋にはひる、それから急いで出て来て
前の者がまだあまり遠くへ行っていないのを見てやっと安心するなんといふ実にどうも
不届きだ。それからおれがまうけるんぢゃないと云ふので、悪いことをぐんぐんやるの
もあまりよくない。だからみんな悪い。みんなを罪にしなければならない。けれども
それではあんまりかあいそうだから、どうだ、みんな一ぺんに今の仕事をやめてしまへ。
そこでフクジロはおれが玩具の工場の小さな室で、たゞ一人仕事をして、時々お菓子で
もたべられるやうにしてやらう。あとのものはみんな頑丈さうだから自分で勝手に仕事
をさがせ。もうどうしても自分でさがせなかったらおれの所に相談に来い。」

   「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」

473 名前:名無しさん@1周年:02/11/19 19:32
月天子あげ

474 名前:名無しさん@1周年:02/11/22 20:51
いわて銀河鉄道株式会社という鉄道会社が実在するらしい。

475 名前:名無しさん@1周年:02/11/24 19:49
あげ

476 名前:祭の晩:02/11/24 23:06

「おじいさん、山男は栗も持って来たよ。」
 お爺さんもびっくりして云いました。
「栗まで持って来たのか。こんなに貰うわけには行かない。今度何か山へ
持って行って置いて来よう。一番着物がよかろうな。」
 亮二はなんだか、山男がかあいそうで泣きたいようなへんな気持ちになりました。
「おじいさん、山男はあんまり正直でかあいそうだ。僕何かいいものをやりたいな。」
「うん、今度夜具を一枚持って行ってやろう。山男は夜具を綿入の代りに着るかも知れない。
それから団子も持って行こう。」
亮二は叫びました。
「着物と団子だけじゃつまらない。もっともっといいものをやりたいな。
山男が嬉しがって泣いてぐるぐるはねまわって、それからからだが天に飛んでしまうくらい
いいものをやりたいなあ。」

477 名前:ジョバンニの切符:02/11/28 00:12

 ジョバンニはなんだかわけもわからずににはかにとなりの鳥捕りが気の毒で
たまらなくなりました。鷺をつかまえてせいせいしたとよろこんだり、白いきれで
それをくるくる包んだり、ひとの切符をびっくりしたやうに横目で見てあわてて
ほめだしたり、そんなことを一一考へていると、もうその見ず知らずの鳥捕りの
ために、ジョバンニの持っているものでも食べるものでもなんでもやってしまひたい、
もうこの人のほんたうの幸せになるなら自分があの光る天の川の河原に立って百年
つゞけて立って鳥をとってやってもいゝといふやうな気がして、どうしてももう
黙っていられなくなりました。

    ほんたうにあなたのほしいものは一体何ですか、・・・

478 名前:名無しさん@1周年:02/12/01 21:23
AAA

479 名前:1 ◆ncKvmqq0Bs :02/12/03 20:52
特に意味は無いですが
トリップつけてみました。



480 名前:名無しさん@1周年:02/12/03 22:31
トリップあると、なんだかカッコイイね。
私はどこ吹く風のななしさんです。

481 名前: :02/12/04 01:46
1さんは何か信仰をお持ちでつか?

482 名前:1 ◆ncKvmqq0Bs :02/12/04 22:38
>480さん

いやはや、ありがとござます。2chでカコイイなんて言われたの初めてかもしれません。
トリップのつけ方は
名前欄に「#」と書き、さらに半角数字を適当に入力するだけですので簡単です。
ご存知かもしれないですが参考まで。



483 名前:1 ◆ncKvmqq0Bs :02/12/04 23:21
>481さん

残念ですが
信仰と呼べるような
きちんとしたものは持ってないですね。
本を読んだりして
過去の洋の東西を問わず偉大な宗教者たちの逸話に触れるたび
感動したり尊敬の念を覚えたことは数限りなくありますが
実際になんらかの教団なり組織に入って宗教活動などをすることには
なぜかためらいを感じています。反面、強い憧れを抱えて・・。

まだ見ぬ真のグルに会いたい、
みたいなたわいもない夢想にときおりとらわれそうになります。
僕も一人の修羅なのかもしれない。生きとしいける全ては、修羅と菩薩を抱え生きている?


484 名前:名無しさん@1周年:02/12/05 06:39
あげ

485 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

486 名前:名無しさん@1周年:02/12/05 22:14
人はみな旅人なのでしょうね、
どこに向かっているのか、ふるさとに向かって進んでいるのだろうか、
ふるさと、といふのは一体どこなんだろうか、、
みんな、記憶の中では生まれ育ったところや、
父母やクラスメイトの顔なんかが浮かぶのかもしれないけど、
でも、誰の胸の中にもある不滅の火のような
恋こがれる、求めてやまない、なつかしいふるさとがあるのではないだらうか。

それは、いったい どこにあるのか。
はるか彼方宇宙の星か、また、人の心の中にある不滅の火に向かっているのか。
銀河鉄道はそのふるさとへ向かって、われらを乗せて走っているのだろうね!


487 名前:1 ◆ncKvmqq0Bs :02/12/05 23:20
>486さん

人はみな旅人・・
はい、僕もそんな気がします。
そういえば浜崎あゆみさんのVoyageにもこんな歌詞がありました。
「僕達は幸せになるため
この旅路を行く
誰も皆癒えぬ傷を連れた
旅人なんだろう
(中略)
僕達はこの長い旅路の
果てに何を想う
誰も皆愛求めさまよう
旅人なんだろう
共に行こう飽きる程に」




488 名前:1 ◆ncKvmqq0Bs :02/12/05 23:39
あゆも良いですが最近は平井堅さんの
大きな古時計が好きです。
癒されたいのでしょうか、僕は(苦笑

百年休まずにチクタクチクタク・・
賢治さんが生まれて今年で百六年!時計は今はもう動かないけど
賢治おじいさんの心は作品を通してみんなの中に生きていくのだろう。



489 名前:名無しさん@1周年:02/12/05 23:51
そうですね、、
人は傷付き、傷つけあい、恨んだり、反省したり、愛したり愛されたり
時には幸せってこんなものかな、、と考えたり、でも、
たとえ、生活が満ち足りていても、何か欠落しているような落ち着かなさが
あったり、それで、この乾きを癒したいと強く願ったりするものかも知れませんね。

一生を終える頃には、肉体死を過ぎて、あちらとこちらの世界を行ったり来たり
何かを求めて旅しているものなんでしょうか。
そういう人生を何百回、何千回か、どれだけくり返しているのか知る由はありませんが
いつか心にも分厚い外套を着込んでしまい、一体、人間とは何であるかを
どこに帰ればいいのかさえ、忘れてしまっていくような気がします。

みんな思い出す時が来たのだ、宮沢賢治はその時がくるのを、もしかしたら知っていたのでは
ないだろうか・・、それを、その時を生きる私達の為に、我々が峠をこえていくために
あの銀河鉄道の夜のストーリーを残しておいてくれたのではないだろうか・・
そして、思い出さなくてはいけない宝物のひと粒ひと粒を、美しい童話や詩で
書き残してくれたのではないか・・、

私はこのような、宮沢賢治観が、どうも本当のことではないかと思うのです。
ジョバンニは鳥捕りに聞きたかった、「ほんたうにあなたのほしいものは一体何ですか?」

人は誰でも幸せになりたいと、願うものだけれども
本当の幸せって一体何なんでしょうね? 1さんは、どう思われますか?




490 名前:名無しさん@1周年:02/12/06 22:46
あげ

491 名前:名無しさん@1周年:02/12/08 23:05
賢治は1896年生まれ

クリシュナムルティは1895年生まれ
ほぼ同年代を生きた二人だが
もし出会ってたら
意気投合したんじゃないかな。


492 名前:名無しさん@1周年:02/12/09 11:32

 わたしたちは、
氷砂糖をほしいくらゐもたないでも、
きれいにすきとほつた風をたべ、
桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。

 またわたくしは、
はたけや森の中で、
ひどいぼろぼろのきものが、
いちばんすばらしいびらうどや羅紗や、
宝石いりのきものに、
かはつてゐるのをたびたび見ました。


493 名前:名無しさん@1周年:02/12/09 11:33

 わたくしは、
さういふきれいなたべものやきものをすきです。

 これらのわたくしのおはなしは、
みんな林や野はらや鉄道線路やらで、
虹や月あかりからもらつてきたのです。

 ほんたうに、
かしはばやしの青い夕方を、
ひとりで通りかかつたり、
十一月の山の風のなかに、
ふるえながら立つたりしますと、
もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。
ほんたうにもう、
どうしてもこんなことがあるやうでしかたないといふことを、
わたくしはそのとほり書いたまでです。


494 名前:名無しさん@1周年:02/12/09 11:34

 ですから、
これらのなかには、
あなたのためになるところもあるでせうし、
ただそれつきりのところもあるでせうが、
わたくしには、そのみわけがよくつきません。
なんのことだか、
わけのわからないところもあるでせうが、
そんなところは、
わたくしにもまた、
わけがわからないのです。

 けれども、
わたくしは、
これらのちいさなものがたりの幾きれかが、
おしまひ、
あなたのすきとほつたほんたうのたべものになることを、
どんなにねがふかわかりません。
 

 大正十二年十二月二十日  宮沢 賢治


495 名前:名無しさん@1周年:02/12/09 22:45
「銀河鉄道の夜」から削除された草稿。
「リンゴ」「汽車」などが意味深に使われ、賢治自身が「ほんとうの
幸福とは?」という命題に末期まで取り組んだのが伺われます。

その1>
****************************************************
「おまえのともだちがどこかへ行ったのだろう。あのひとはね、
ほんとうにこんや遠くへ行ったのだ。おまえはもうカムパネルラ
をさがしてもむだだ。」
「ああ、どうしてなんですか。ぼくはカムパネルラといっしょに
まっすぐ行こうといったんです。」
「ああ、そうだ。みんながそう考える。けれどもいっしょに行け
ない。そしてみんながカムパネルラだ。おまえがあうどんなひと
でも、みんななんべんもおまえといっしょにリンゴをたべたり、
汽車に乗ったりしたのだ。
だからやっぱりおまえはさっき考えたように、あらゆる人のいち
ばんの幸福をさがし、みんなといっしょに早くそこに行くがいい、
そこでばかりおまえはほんとうにカムパネルラといつまでもいっ
しょに行けるのだ。」
「ああ、ぼくはきっとそうします。ぼくはどうしてそれをもとめた
らいいでしょう。」
「ああ、わたしもそれをもとめている。おまえはおまえのきっぷを
しっかりもっておいで。**********************************
**************。」
******************************************************

496 名前:名無しさん@1周年:02/12/09 22:49
その2>
*******************************************************
「ああ、マジェランの星雲だ。さあもうきっとぼくはぼくのために、
ぼくのお母さんのために、カムパネルラのために、みんなのために
ほんとうのほんとうの幸福をさがすぞ。」
ジョバンニはくちびるをかんで、そのマジェランの星雲をのぞんで
立ちました。そのいちばん幸福なそのひとのために!
「さあ、きっぷをしっかり持っておいで。おまえはもう夢の鉄道の
中でなしに、本当の世界の火やはげしい波の中を大股にまっすぐ歩
いて行かなければならない。天の川のなかでたった一つのほんとう
のそのきっぷを、けっしておまえはなくしてはいけない。」
あのセロのような声がしたと思うとジョバンニは、あの天の川が
もうまるで遠く遠くなって、風が吹き、自分はまっすぐ草の丘に立
っているのを見、また遠くからブルカニロ博士の足おとのしずかに
近づいてくるのをききました。
「ありがとう。私はたいへんいい実験をした。私はこんなしずかな
場所で遠くから私の考えを人に伝える実験をしたいとさっき考えて
いた。おまえのいったことばはみんな私の手帳にとってある。さあ
帰っておやすみ。おまえは夢の中で決心したとおりまっすぐに進ん
でゆくがいい。そしてこれからなんでもいつでも私のとこへ相談に
おいでなさい。」
「ぼくきっとまっすぐに進みます。きっとほんとうの幸福を求めま
す。」
ジョバンニは力強くいいました。
「ああ、ではさようなら。これはさっきのきっぷです。」
博士は小さく折った緑いろの紙をジョバンニのポケットに入れまし
た。そしてもうそのかたちは天気輪の柱の向こうに見えなくなって
いました。
*******************************************************


>黄金時代到来の予感

497 名前:名無しさん@1周年:02/12/09 22:52
注文の多い料理店の序文は、何回読んでも、いいですね。

人間が本当に欲しているものって、氷砂糖をほしいくらゐもつことではなくて、
きれいにすきとほつた風や、桃いろのうつくしい朝の日光の中、自然の中や
人の美しい心の中などにいっぱいあるのかも知れないね。

498 名前:名無しさん@1周年:02/12/09 22:52


499 名前:名無しさん@1周年:02/12/09 22:53
は    

500 名前:名無しさん@1周年:02/12/09 22:58
>498と499
は って何ですか?
意味なく可笑しいんですけど・・

501 名前:うむ、だな。:02/12/12 03:42
>>497 殿
うむ、たしかに。メーテルリンクの「ロワゾ・ブル」(青い鳥)っぽい。
真理はたぶん簡単、単純なことなのかもしれない。
たったの一言で済むはずのところを、ストーリーに仕立てて語らないと分からないものなのね・・。



502 名前:水仙月の四日:02/12/13 20:42

 「カシオピイア、もう水仙が咲き出すぞ。
   おまへのガラスの水車、きつきとまはせ。」

雪童子はまつ青なそらを見あげて見えない星に叫びました。

503 名前:水仙月の四日:02/12/13 20:46

 「アンドロメダ、あぜみの花がもう咲くぞ。
   おまへのラムプのアルコホル、しゆうしゆと噴かせ。」

雪童子は、風のやうに象の形の丘にのぼりました。

  雪には風で介殻のやうなかたがつき、
    その頂には、一本の大きな栗の木が、
      美しい黄金いろのやどりぎのまりをつけて立つてゐました。

504 名前:水仙月の四日:02/12/13 21:01

 野はらも丘もほつとしたやうになつて、雪は青じろくひかりました。
空もいつかすつかり霽れて、桔梗いろの天球には、いちめんの星座がまたたきました。

 雪童子らは、めいめい自分の狼をつれて、はじめてお互挨拶しました。

「ずゐぶんひどかつたね。」
 「ああ、」
「こんどはいつ会ふだらう。」
 「いつだらうねえ、しかし今年中に、もう二へんぐらゐのもんだらう。」
「早くいつしよに北へ帰りたいね。」
 「ああ。」
「さつきこどもがひとり死んだな。」
 「大丈夫だよ。眠つてるんだ。あしたあすこへぼくしるしをつけておくから。」
「ああ、もう帰らう。夜明けまでに向ふへ行かなくちや。」
 「まあいゝだらう。ぼくね、どうしてもわからない。
   あいつはカシオペーアの三つ星だらう。みんな青い火なんだらう。
    それなのに、どうして火がよく燃えれば、雪をよこすんだらう。」
「それはね、電気菓子とおなじだよ。そら、ぐるぐるぐるまはつてゐるだらうザラメがみんな、ふわふわのお菓子になるねえ、だから火がよく燃えればいゝんだよ。」
 「ああ。」
「ぢや、さよなら。」
 「さよなら。」

 三人の雪童子は、九疋の雪狼をつれて、西の方に帰つて行きました。

 まもなく東のそらが黄ばらのやうに光り、琥珀いろにかゞやき、黄金に燃えだしました。


             丘も野原もあたらしい雪でいつぱいです。


505 名前:水仙月の四日:02/12/13 21:08

「さあ、おまへたちはぼくについておいで。夜があけたから、あの子どもを起さなけあいけない。」

 雪童子は走つて、あの昨日の子供の埋まつてゐるとこへ行きました。

「さあ、ここらの雪をちらしておくれ。」

 雪狼どもは、たちまち後足で、そこらの雪をけたてました。
   風がそれをけむりのやうに飛ばしました。

 かんぢきをはき毛皮を着た人が、村の方から急いでやつてきました。

「もういゝよ」。

雪童子は子供の赤い毛布のはじが、ちらつと雪から出たのをみて叫びました。

「お父さんが来たよ。もう眼をおさまし。」

雪わらすはうしろの丘にかけあがつて一本の雪けむりをたてながら叫びました。

  子どもはちらつとうごいたやうでした。

    そして毛皮の人は一生けん命走つてきました。


506 名前: :02/12/14 19:26
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。
                 , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/        = 完 =


507 名前:青森挽歌:02/12/14 21:44

こんなやみよののはらのなかををゆくときは
客車のまどはみんな水族館の窓になる
   (乾いたでんしんばしらの列が
    せわしく遷ってゐるらしい
    きしやは銀河系の玲瓏レンズ
    巨きな水素のりんごのなかをかけてゐる)
りんごのなかをはしってゐる
けれどもいったいここはどこの停車場だ

508 名前: :02/12/14 21:56
枕木を焼いてこさへた柵が立ち
   (八月の よるのしじまの 寒天凝膠)
支手のあるいちれつの柱は
なつかしい陰影だけでできてゐる
黄いろなラムプがふたつ点き
せいたかくあをじろい駅長の
真鍮棒もみえなければ
じつは駅長のかげもないのだ
   (その大学の昆虫学の助手は
    こんな車室いつぱいの液体のなかで
    油のない赤髪をもじやもじやして
    かばんにもたれて睡つてゐる)
わたくしの汽車は北へ走つてゐるはずなのに
ここではみなみへかけてゐる
焼杭の柵はあちこち倒れ
はるかに黄いろの地平線
それはビーアの澱をよどませ
あやしいよるの 陽炎と
さびしい心意の明滅にまぎれ
水いろ川の水いろ駅
   (おそろしいあの水いろの空虚なのだ)
汽車の逆行は希求の同時な相反性
こんなさびしい幻想から
わたくしははやく浮びあがらなければならない

509 名前: :02/12/14 22:20
銀河を走る汽車はくらい巨きな水素のりんごの中を
沈んだ面持ちの乗客たちを乗せて走っているのだらうか

亡くなった妹さんを忘れらず陰うつとした気持ちで列車に乗っていた
賢治さんの心象風景と重なるように思えます。最初の方は何度読んでもつらくなる詩ですが・・

はやく、こんなさびしい幻想から浮かびあがらなくてはならないのだろう、、

510 名前:                      :02/12/15 10:41
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。
                 , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((´∀`\ )<・・・めでたし、めでたし。
|_|__|__|__ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/        = 完 =


511 名前:ジョバンニの切符:02/12/15 13:04

ほんたうにあなたのほしいものは一体なんですか、
と訊かうとして、それではあんまり出し抜けだから、どうしようかと考へて
振り返って見ましたら、そこにはもうあの鳥捕りが居ませんでした。
 ・
 ・
「あの人どこへ行ったらう。」カンパネルラもぼんやりさう云っていました。
「どこへ行ったらう。一体どこでまたあふのだらう。僕はどうしても少しあの人に
物を言はなかったらう。」
「あゝ、僕もさう思っているよ。」
「僕はあの人が邪魔なやうな気がしたんだ。だから僕は大へんつらい。」
ジョバンニはこんな変てこな気もちは、ほんたうにはじめてだし、こんなこと今まで
云ったこともないと思ひました。

****
 鳥捕りはもう降りてどこかへ消えてしまったのだらうか・・?
 どこまでも乗って行ける列車なのに!

512 名前:**:02/12/15 14:45
なぜにもっと素直になれなかったのだろう、君にまで・・・。
巡り逢ったときのようにいつまでも変わらずにいられたら・・・

513 名前:名無しさん@1周年:02/12/17 23:03
賢治は偉大だったと思う。でも手本には出来ない。雨ニモマケズを読んで思うけど
なにも好んでボロ屋に住まなくてもいいぢゃないか。んで結局若死にしちゃってさあ、
理想半ばで。なんにもならないジャン。まあ珠玉の文学作品は残ったけど。
 要は賢治が抱く「世界全体が幸福にならないうちは個人の幸福は・・・」の観念が
そういう自らのそうした人生を形作った訳であり、まさしくここに敬虔な宗教者が
必ずしも現世的に幸福でない(賢治自身はどう感じてたかは別にして)反面教師、
他山の石がある。
 

 


514 名前:名無しさん@1周年:02/12/17 23:13
>>513
あんたの幸福論ってマサに現代をしょってるかんじだな。
自分だけたっぷりとエサにありついてたらそれでいいのか?
世界中の冨の8割をかき集めて自国の子供たちに満足な教育も受けさせてやらない
アメリカの守銭奴とたいしてかわらんじゃないか。
おまえ彼の云々を語る資格は無い。

515 名前:513:02/12/18 21:33
↑ 
 拡大解釈してやがるんだか、故意に言いがかり付けてるんだか知らないが
自分だけ満腹ならいいとかなんて言ってねえだろ。自身がある程度満たされて
いなくてどうして他に人助けが出来るんだよ?
 偏った清貧的、自己犠牲的精神で生きた挙句に不遇や若死にでその人生を
終えてゆくその様を見て、ほくそ笑むのはそれこそ現代をしょった守銭奴たちだ。
口惜しくないのか?


516 名前:名無しさん@1周年:02/12/18 22:45
氷砂糖は見えるもの、物やお金やグルメ、名声や出世、、。
透きとおったおいしい食べ物は、そんなものにはないのでは?
自然の中や人間の美しい心、思想、、、見えないものの中にたくさん
あるのだろう。
宮沢賢治は、みんながそういうものをいっぱい食べて、
ほんとうの英智のようなたべものになることをどんなに願いながら
童話をかいたのだろうか、、と思う今日このごろ。

517 名前:名無しさん@1周年:02/12/18 23:50
鳥捕りって、どんな人なんだろう。考えてみました。
何となく人がよさそうだよね。
例えば、自分や家庭や職場などを守るため、せいせいする程
働くことが生きがいになっているような人なのかなあ・・
でも、まずは自分の幸せが始めにあって、それからたまには
友達や見知らぬ他人にも、親切にしたりするのかなあ・・
そして時折、お酒とか飲んで人生なんてこんなものさ、、と、
悟った気分になったりあきらめて泣いていたりしているのだろうか。

遠くの国の飢餓や戦争は、ひとごとでリアリティなんて全くないのかもねえ。
いい人なんだろうけれど、やっぱり自己中なのかなあ・・
誰にでも心あたりありそうな人間を想像してしまいましだが、そんな鳥捕りも
ある時、ひどく痛い思いをして、いつまでもこんなんじゃダメだ、と心から反省する時が
くるのかも知れない。そして、また、前へ歩き出してゆく! のかも。


518 名前:514:02/12/19 17:14
>>515
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ
漏れもくやしいぜええええええええええええっ

519 名前:名無しさん@1周年:02/12/19 18:52
             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ,__     | ぷりぷりぷりぃずじぞじぞぽん!
    /  ./\    \______________
  /  ./( ・ ).\       o〇      ヾ!;;l;::lilii|//"
/_____/ ( ‘д‘) \   ∧∧.         |;;l;;::|liii|/゙
 ̄|| || || ||. |っ¢..|| ̄  (,,  ) ナモナモ    .|;;l;;::||iii|
  || || || ||./,,, |ゝ iii~   ⊂  ヾ..         .|;;|;l;::i|ii|     .(・∀・ )
  | ̄ ̄ ̄|~~凸( ̄)凸 .(゙  ,,,)〜 wjwjjrj从jwwjwjjrj从jrヽ|〃




520 名前:名無しさん@1周年:02/12/19 19:08
ああああ、俺も妹がほしー!
検事のよに妹と結ばれたいー!

とかいてみるテスト

521 名前:名無しさん@1周年:02/12/19 19:26
銀河列車はどんどん走っているのだろう。
乗り続けたい人たちをたくさん乗せて!

行き先は、サウザンクロスか、もっと向こうの石炭袋を越えたところか、
もっともっと先の銀河の中心へといくのだろうか。
のほほんとしていたら、落っこちてしまいますよー! 大変だあ!

522 名前:名無しさん@1周年:02/12/20 18:36
俺もイモートコントローラーがほしー・・・

523 名前:名無しさん@1周年:02/12/20 21:29
妹のとし子さんは、賢治さんにとってかわいい最愛の家族であり
また信仰を同じくする、最初の理解者、同士でもあったのでしょうね。
その妹さんが、病に倒れ若くしてこの世から去っていった、
信仰あつく死後の生命を確信していた賢治さんも、さすがに、悲痛にくれ
青ぐらい修羅をさまよってしまったのでしょうか、、
詩にもよく描かれていますけれど、よく意味はわからなくとも
腹の底から嘆き悩んでいる様はよく伝わってくるですね。
私などは、まだまだそこまでの死別のようなつらさや痛みは経験ありませんが
それでも共感できて、とてもつらくなります。
まちがっても、宮沢賢治を語るうえでのネタ話しになどはできませぬ。

妹の死は賢治さんにとって、通らなくては前に進んでいけない、
暗く重い修羅のトンネルだったのだろうか。

524 名前:名無しさん@1周年:02/12/20 21:32
もう一度、賢治と一緒に旅をしてみるか。

525 名前:名無しさん@1周年:02/12/22 22:11
逝ってらっさい( ´,_ゝ`) プッ

526 名前:名無しさん@1周年:02/12/22 23:11
なんかしらんが荒れてる?

527 名前:名無しさん@1周年:02/12/22 23:30
鳥捕りって、いわゆる「ふつうの人」の代表みたいなもんでしょ。
一生懸命、その日の糧のために働いて、おしゃべりが大好きで、でもどこか寂しい一面を持っている。
かれらが「人生とは何か」「幸せとは何か」について考えることはめったにないし、
そういう人たちが何か小さなことにこだわったり、馬鹿げたことをしゃべっている様って、どこか可笑しいとこがある。
いわば「煩悩のかたまり」のような人々。
でも笑えない。
そういう「ふつうの人」が一生懸命に生きているけなげさに、賢治は
申し訳なく思ったり、何かできることはないだろうかと心を動かされたんだろうね。
自分なんかはまさしくこの「ふつうの人」だから、賢治の優しさが身にしみるよ。

528 名前:名無しさん@1周年:02/12/23 21:51

東京の世田谷美術館の前庭の右端の芝生の上にポツネンと佇む

ジョアン・ミロ作『人と鳥』っていうブロンズ像ですが・・・

・・・なんだか『鳥を捕る人』に・・・ミエマセンカ・・・?

529 名前:名無しさん@1周年:02/12/28 11:35
海だべがど おら おもたれば

やつぱり光る山だたぢやい

ホウ

髪毛 風吹けば

鹿踊りだぢゃい

     「高原」

530 名前:名無しさん@1周年:02/12/28 18:47
しみ雪しんこ♪
かた雪かんこ♪


531 名前:名無しさん@1周年:02/12/31 11:29
「狐こんこん狐の子、去年狐のこん助が、焼いた魚を取ろとして
おしりに火がつききゃんきゃんきゃん。」

 キック、キック、トントン。キック、キック、トントン。
キックキックキックトントントン。

♪♪♪♪


532 名前:名無しさん@1周年:03/01/01 09:10

あゝごらん、あすこにプレシオスが見える。
おまへはあのプレシオスの鎖を解かなければならない。

533 名前:名無しさん@1周年:03/01/01 09:11
あけましておめでとうございます

534 名前:名無しさん@1周年:03/01/03 19:08
あげ

535 名前:名無しさん@1周年:03/01/03 23:14
あれがプレシオスの梯子

見えるかい ともにわたろう わたろう

536 名前:名無しさん@1周年:03/01/05 01:58
南無妙法蓮華経

537 名前:名無しさん@1周年:03/01/05 03:31
槇原敬之が「雨ニモ負ケズ」という曲を出している。

538 名前:グランシェール:03/01/05 03:55
新年に「農民芸術概論綱要」を読むと、気合が入っていいですね。

http://www.kt.rim.or.jp/~oooo/k/sakuhin/noumin.html



539 名前:名無しさん@1周年:03/01/05 08:51

 結論

われらに要るものは銀河を包む透明な意志巨きな力と熱である



ほんと気合はいりますねー。 元気でますよね。

540 名前:グランシェール:03/01/05 17:39
仏様を「宇宙を包む透明な意志巨きな力と熱」と表現した

賢治先生の感覚は超人的です。

541 名前:名無しさん@1周年:03/01/05 19:13
仏教では仏さま、キリスト教では神さま、神道でも神と言われる人知を超えた何かを
賢治さんは「銀河を包む透明な意志巨きな力と熱」と呼んでいるのでしょうか。
目には見えないけれど確かにあるエネルギーのようですね。

その意志や力や熱が、われら人間には必要だということだろうか・・・

542 名前:名無しさん@1周年:03/01/05 21:13
賢治の芸術論は
ベートーヴェンの第九交響曲の詩(シラー原作)の影響が大きいみたいですよ。

神様の翼のもと
人類皆兄弟!
おお、朋だちよ
苦悩を突き抜けて歓喜に至れ!

ある意味
賢治のテーマソングかもしれませんね。


543 名前:グランシェール:03/01/06 00:39
↑同感。敬服。

賢治先生の有名な後ろ手の写真。

あれはベートーベンの写真のパロディいといいます。

ベートーベン好きの賢治先生のお茶目な一面でしょう。

544 名前:名無しさん@1周年:03/01/06 22:28
あげ

545 名前:名無しさん@1周年:03/01/07 13:01
>>98

アメニモマケズのモデルは斉藤先生って人じゃなくて、
斉藤宗次郎じゃない?
http://websearch.yahoo.co.jp/bin/query?p=%c0%c6%c6%a3%bd%a1%bc%a1%cf%ba&hc=0&hs=0

546 名前:グランシェール:03/01/07 20:51
賢治先生が、キリスト教のみなさまに
感心をもたれるということは実にいいことです。

しかし、やはり「雨ニモマケズ」は常不軽菩薩でしょう。
http://homepage1.nifty.com/ihatov/hi/hi_91.htm


547 名前:セロのやうな声:03/01/07 23:35

みんながめいめいじぶんの神さまがほんたうの神さまだといふだらう、
けれどもお互ほかの神さまを信ずる人たちのしたことでも涙がこぼれるだらう。
それからぼくたちの心がいゝとかわるいとか議論するだらう。そして勝負が
つかないだらう。・・・・・・

548 名前:名無しさん@1周年:03/01/07 23:44
イエスも釈尊も親鸞も日蓮もマホメッド・・もどの方々もみんな本当に偉大!
でも
雨ニモマケズは賢治の人生から祈りのように生まれた詩だと思います。

549 名前:名無しさん@1周年:03/01/09 23:35
age

550 名前:名無しさん@1周年:03/01/10 00:16
 ゴー ゴー 列車は進んでゆくー♪

551 名前:名無しさん@1周年:03/01/10 17:50
賢治の教師時代のあだ名は
「実際問題」(口癖から)

「アルパカ」(賢治は出っ歯だったのでちょっと顔がアルパカに似ていたらしい)。




552 名前:名無しさん@1周年:03/01/10 21:27
>551
おもしろいね。親近感もっちゃいますね。

553 名前:ジョバンニの切符:03/01/11 23:24

「何だか苹果の匂がする。僕いま苹果のこと考へたためだらうか。」
カンパネルラが不思議さうにあたりを見まはしました。

「ほんたうに苹果の匂だよ。それから野茨の匂もする。」
ジョバンニもそこらを見ましたがやっぱりそれは窓からでも
入って来るらしいのでした。

554 名前:名無しさん@1周年:03/01/13 11:25
age

555 名前:名無しさん@1周年:03/01/13 11:26
120 名前:同定不能さん :03/01/12 12:17
【社会】宮沢賢治のブロンズ像、鎖で巻かれ焼かれる
http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1042255126/l50



556 名前:グランシェール:03/01/13 13:42
盛岡の材木町の賢治像が焼かれた?!
観光客が、像の横で記念写真を撮るので、修復してもらいたいですね。

賢治先生のことだからこのNEWSを聞いて、
「まず、よだかの星か、サソリの火になったすなあ」と笑っていることでしょう。
http://www.kenji-world.net/works/texts/yodaka.html
http://www.h2.dion.ne.jp/~cha2/kenji/kenji.htm


557 名前:中烏 みゆち:03/01/13 23:40
風の又三郎
赤い目玉のさそり
みんなどこに行った
見守られることも無く

広げた鷲の翼
水底のゴーシュ
みんなどこへ行った
見送る人も無く

アンドロメダの雲は
魚のお口の形
オリオンは高く唄い
露と霜とを落とす

夜鷹よ
高い空から
教えてよ
地上のホシを



558 名前:東北板の花巻スレ:03/01/13 23:57
http://tohoku.machibbs.com/bbs/read.pl?BBS=touhoku&KEY=1041840440&LAST=50

559 名前:名無しさん@1周年:03/01/14 09:08
 
地上の星はホメラレモセズ クニモサレズ 咲いている
無冠の王 デクノボーといふ


560 名前:名無しさん@1周年:03/01/14 10:47
地上のホシ・・・。
犯人とホシを掛けてるのか。
なるほど。

病熱の透明バーラを
むーねにさかせよーぉ



561 名前:名無しさん@1周年:03/01/14 18:12
漏れは日蓮宗の信者じゃないし
賢治を喰い物にしてる遺族や商売人は大嫌いだが
早く事件が解決するといいね。

南無阿弥陀仏。。。


562 名前:名無しさん@1周年:03/01/15 13:45
アゲニモマケズ

563 名前:名無しさん@1周年:03/01/15 17:38
以前、生誕100周年記念行事を見に彼の故郷に行きましたが、
ほんとうになーんにも無いところでした。
彼があれだけ清らかな思想が持てたのはこの場所だったからかなあと思いました。
東京のようにゴチャゴチャした所じゃ、
あんなふうには生きられなかったでしょうね。

564 名前:名無しさん@1周年:03/01/15 19:59
賢治のいうデクノボーって『コミック・バンチ』にでてくる
仮編集部員の、やましたたろー君みたいだ。
で、やっぱり賢治はデクノボーにはなれなかったんだなー。
ふ、我ながら浅いな。

565 名前:名無しさん@1周年:03/01/15 22:23
アメニモアテズ

566 名前:名無しさん@1周年:03/01/15 22:38
賢治はデクノボーだよ。
本人はサウイフモノニナリタイって、遺書のように手帳に書いて
黙って亡くなっていったけれど、
やっぱり、でくのぼうだったんだと思う。

567 名前:名無しさん@1周年:03/01/15 23:11
ミスチルの「ヒーロー」て

賢治の世界感に似てないか?

グスコーブドリみたいな自己犠牲ヒーローに憧れながらも生きるひとりの心温かいデクノボーの魂の叫び、って感じがする。



568 名前:名無しさん@1周年:03/01/16 13:06
あげ

569 名前:名無しさん@1周年:03/01/16 18:47
僕は
ミンナニデクノボートヨバレ
に注目する。
賢治は自分に備わっている近代的理性や知識の有用性を自覚する一方
忌まわしく思っていたのだと思います。
ヒトの為に策を持って東奔西走するのではなく
純粋に右往左往するだけの人間に憧れていた。
時に愚かしくあろうとも結果にとらわれずに行動する人間でありたいと
願ったのではないでしょうか。
ただ、この生き方は度が過ぎるとミンナニクニサレてしまうわけで
賢治的デクノボーという生き方は
実はとても理想論的な高度な生き方なのだと思います。
僕としてはそんな言葉があるのか知りませんが
「大悲」であり「大愚」というかんじでしょうか。
いずれにせよ、本当のデクノボーは
ミンナニデクノボートヨバレることを望まないと思います。
賢治はデクノボーになれない悲しみを背負っていたのだな。

570 名前:名無しさん@1周年:03/01/16 23:22
暗いイメージの賢治像が世間にはあるようですが
実際に身近にいた人達にとっては凄く明るいユーモラスな感じな人だったみたいですね。
勿論、根は真面目な人でしたので
品は良かったようですが
堅苦しい重いだけの人ではなかったようです。

僕のイメージだとさだまさしさんや中島みゆきさんみたいに「作品はあんなに重くて暗いのに喋りやキャラが目茶面白い!」人だったんじゃなかろーか、賢治さんは。



571 名前:名無しさん@1周年:03/01/16 23:55
結構いたずらっぽいところもあったようですね。賢治さんは。
一番下の妹さんが女学生の頃のある朝、ひと足先に家をでた賢治兄(教師時代)が
自分の弁当と一緒に妹のお弁当までもって、早足で学校へ向かったという
エピソードがありますが、妹さんは半泣きで賢治兄を追いかけていったそうです。
なんだか普通の兄妹(?)だなあとほほえましく思えました。

572 名前:名無しさん@1周年:03/01/17 10:49
まことにお互い、ちょっと沙漠のへりの2chの泉で、お眼にかかって、ただ一時を、
一緒に過ごしただけではございますが、これもかりそめのことではないと存じます。

573 名前:570:03/01/17 17:33
>>571

ええ、実にほほえましいエピソードですね(笑)

僕には2才下の妹が一人いるんですが
小さい頃は仲が良かったんですが思春期の頃あたりから自然と距離が出来てきた気がします。



574 名前:名無しさん@1周年:03/01/19 13:10
age

575 名前:名無しさん@1周年:03/01/19 13:53
いいね。

576 名前:名無しさん@1周年:03/01/19 16:39
45 名前: ゆきんこ 投稿日: 2003/01/14(火) 01:20 ID:dswK.MDA [ i205028.ppp.asahi-net.or.jp ]

賢治さんは、自分の死後に銅像とかの偶像を立ててくれるなと遺言したと聞いた事があります。
それを、花巻の人は守っているのでしょう。
しかし、気がつくと賢治さんの言の葉が残っているのは奥ゆかしいと感じます。

で、犯人の基地外は捕まったのか?

47 名前: ゆきんこ 投稿日: 2003/01/14(火) 08:51 ID:BTRpZb9c [ p5123-ipad01morioka.iwate.ocn.ne.jp ]

猫アニメの銀河鉄道の夜は大好きで、ビデオ購入し
もう何十回と見てます。
教訓とかそういうの考える前に
独特な世界観とノスタルジー溢れる雰囲気が心和むんですよ。
でも普通の童話だと思って見た人にとっては
起承転結もわからず、退屈な作品なんじゃないかと・・・
なので、賢治のアニメ見てみたい!と言っている
他県の友達などには特に勧めてません。。


577 名前:名無しさん@1周年:03/01/19 16:40
48 名前: ゆきんこ 投稿日: 2003/01/14(火) 09:14 ID:/88M7vp. [ thsndi003111.adsl.ppp.infoweb.ne.jp ]

うちは詩碑の近くだから暗記させられたのかと思ってたけど、
他の学校でもそうだったのか>雨ニモマケズ
卒業式でなど皆で呼びかけしたなっす。

小さい頃、詩碑にあった月夜の電信柱?の絵が怖くて、
夢にまで出て来てヒエーですた。


49 名前: 銀河なめこライン 投稿日: 2003/01/14(火) 21:06 ID:XjGvjQdg [ p3063-ip01morioka.iwate.ocn.ne.jp ]

>>48
市内の小学校なら何処でもやっていそうですね>雨ニモマケズの暗唱
学習発表会も賢治の作品がほとんどだったと記憶。
小3だったか4の遠足は若葉町から詩碑までの徒歩遠足ですた。

消防の頃はチンプンカンプンだった「銀河鉄道の夜」、86年にTV放映されたのを
見て何となく意味が分かった気がしたのでした。
小学生くらいだと、かえって無邪気に読めるのかな>賢治作品

578 名前:名無しさん@1周年:03/01/19 17:56
age

579 名前:名無しさん@3周年:03/01/22 12:44
あげ

580 名前:名無しさん@3周年:03/01/23 23:41
あげ

581 名前:星めぐりの歌:03/01/25 18:40

あかいめだまのさそり
ひろげた鷲のつばさ
あをいめだまの小いぬ
ひかりのへびのとぐろ
オリオンは高くうたひ
つゆとしもとをおとす


582 名前:名無しさん@3周年:03/01/25 21:26
今宵もチュンセ童子とポーセ童子は
天のお宮で銀笛を吹いているだろうね
星はめぐる、星はうたう

583 名前:名無しさん@3周年:03/01/25 23:59
http://www.vedanta.jp/
↑近代インドの聖者の一人ラーマクリシュナ。
顔や風貌がちょっとデクノボーだと思います。
リアルな聖者って案外こういう顔なんでしょうね。

584 名前:名無しさん@3周年:03/01/26 17:57
顔や風貌がちょっとデクノボー・・って思わず笑ってしまいました。
私にはラーマクリシュナさんが、どのような方かよく知りませんが
賢治さんの笑い顔も天真爛漫できっと子どものように明るかったんだろうな、と思います。
でも普段は穏やかながらもキリッとした表情をしていたのかも。(クリシュナさんも)

585 名前:名無しさん@3周年:03/01/29 22:04
最近、小田和正の「自己ベスト」買って聴いたんですが
彼が詞で描く不器用で繊細な人物像は
賢治っぽい気がする。

他のアーティストでも
ある種の、悲しみややるせなさや孤独を抱えたヒロイズムというか
ダンディズムが漂ってる人に賢治(修羅としての?)を見てしまう今日この頃です。

故河島英五さんの描く、不器用な男の哀しさ やるせなさが
賢治の抱えた修羅や孤独や叫びと重なってみえる。

586 名前:名無しさん@3周年:03/01/30 22:21

赤いしゃっぽのカンカラカンのカアン

587 名前:名無しさん@3周年:03/02/01 19:53

アンドロメダのくもは
さかなのくちのかたち
大ぐまのあしをきたに
五つのばしたところ
小熊のひたひのうへは
そらのめぐりのめあて

588 名前: ◆ITe/i21u.6 :03/02/02 23:22
世界に対する大なる希願をまず起こせ
強く正しく生活せよ 苦難を避けず直進せよ

無意識部から溢れるものでなければ多く無力か詐欺である

なべての悩みを薪と燃し なべての心を心とせよ

風と行き来し 雲からエネルギーをとれ

589 名前:ばんばひろふみ:03/02/03 17:43
TOSHIKO
思い通りに

TOSHIKO
生きてごらん



590 名前:名無しさん@3周年:03/02/04 16:14
永訣の朝

591 名前:名無しさん@3周年:03/02/04 16:57
>>1
>実際の賢治は意外と普通の青年だったとか。

とてもじゃないが、普通の青年とは言えないよ!
同級生が朝早く登校したら、教室で賢治が一人で
「南無妙法蓮華経!南無妙法蓮華経!南無妙法蓮華経!」と
やってるのを見てビビッて中に入れなかったとか、
花巻の近所の家では、夜遅く賢治が「南無妙法蓮華経」を唱えながら
町をねり歩くのが聞こえて、「(賢治の)お母さんが可哀想だから、
知らないふりをしてあげなさい」と囁き合ってたとか、
いわゆる「あぶないヒト」扱いだったんだよ。
賢治の作品は大好きですが。


592 名前:1 ◆ncKvmqq0Bs :03/02/04 17:42
ネタかもしれませんが
マジレスしますと、
賢治は学生時代には法華経にまだ出会ってません。
主に般若心経を好んで唱えていたそうです。
お寺で座禅したり
岩手山に登ったり
学校の勉強そっちのけで
人生勉強に励む日々・・・。
いいじゃないですか。
天才は世間には受入れられないものです。


593 名前:名無しさん@3周年:03/02/04 18:17
>>1
ネタじゃないっす。法華経は、般若心経の間違いかも知れない。
が、「あぶないヒト」エピソードの部分は事実です。
確かめようと思って「校本・宮澤賢治全集・第十四巻」(築摩書房)
を見たが、1冊1200頁近くもある本なのでみつかりません
(挟んであったリーフレットで読んだかも知れない)。
別に世間に受け入れられないのは構わないんですが、
普通の青年ではないと言いたかったわけ。



594 名前:1 ◆ncKvmqq0Bs :03/02/04 18:50
なるほど〜。了解。
漏れも賢治のことよく知んない頃は
変な椰子だな、程度だたー気がしますです。


良くも悪くも有名人は世間のイメージとはギャップがあります。
サザンの桑田さんはおどけたりふざけた風を装ってますが
大変な勉強家・努力家らしいし、
ビートルズを解散させた悪女とさえ言われた
オノ・ヨーコさんは「闘う女」のイメージとは裏腹に
実際は礼儀正しい大和撫子で
実家は大財閥だそうです。
ジミ・ヘンドリクスは激しいイメージとは違い、素
は大人しい知的な人だったそうです。


595 名前:名無しさん@3周年:03/02/04 22:02
デ〜クノ〜ボーみたいに

うーつくーしく
なーりーたい
写〜真には 写らない
うーつーくしーさが
あーるーかーらー



596 名前:名無しさん@3周年:03/02/04 22:25
デクノボーって、地味だけどほんとはかっこいーんだヨ!

と、私は思います。

597 名前:名無しさん@3周年:03/02/06 12:26
あげ

598 名前:雁野童子:03/02/07 07:43
山形のルアー白鳥、助かって本当に良かった。

嬉しく嬉しくて
言葉にできなーい。

ラーラーラ ララーラ 言葉に出来ない


599 名前:名無しさん@3周年:03/02/07 23:10
ほんと、よかったね。はやく回復するといいねえ。

600 名前:ジョバンニの切符:03/02/07 23:57
 そしたら俄かにそこに、つやつやした黒い髪の六つばかりの男の子が赤いジャケツの
ぼたんもかけずひどくびっくりしたやうな顔をしてがたがたふるへてはだしで立って
いました。隣りには黒い洋服をきちんと着たせいの高い青年が一ぱい風に吹かれている
けやきの木のやうな姿勢で、男の子の手をしっかりひいて立っていました。

「あら、こゝどこでせう。まあ、きれいだわ。」


*******
鳥捕りが列車からふっと姿を消した、かと思うと、苹果や野茨の匂いとともに
突然出現した家庭教師の青年と十二ばかりの少女と弟の3人連れ・・・。

ごうごう列車は銀河を走ってゆく・・・

601 名前:名無しさん@3周年:03/02/11 10:03
あげ

602 名前:名無しさん@3周年:03/02/12 19:14
んな

603 名前:名無しさん@3周年:03/02/12 21:43
デクノボンはかぷかぷ


604 名前:名無しさん@3周年:03/02/12 22:04
今さらなんだろうけど、いつのまにか
名無しさん@3周年 になっていたんですね。
委員会(あったっけか?)の皆さんご苦労様です。

605 名前:名無しさん@3周年:03/02/13 19:16
アリナリ
トナリ
アナロ
ナビクナビ



606 名前:名無しさん@3周年:03/02/15 20:05
「アフリカの蹄」の主人公の青年医師の生き様も賢治っぽい


607 名前:名無しさん@3周年:03/02/18 12:25
あげ

608 名前:名無しさん@3周年:03/02/18 20:36
アメリカもロシアも中国もフランスも結局は石油エネルギー目当てなんだな。

賢治が予言したように風や水や思想から無尽蔵なエネルギーを引き出すことが出来たら戦争は無くなるのだろうか?


609 名前:名無しさん@3周年:03/02/18 21:09
ふう、ようやく、この賢治スレが開きました、、
この板って大勢のひとたちがみてるんですねー

とりあえず、カキコ。

610 名前:名無しさん@3周年:03/02/19 18:46
今夜、NHK BS2の「朗読紀行・日本の名作」という番組で「風の又三郎」をやるらしい。


611 名前:マライヤ・キャリー:03/02/20 19:04
♪雨に負けたりはしないわ
もう一度立ち上がることができるはず
自分ひとりだけで
わたしには傷を癒すだけの力があると知っているから
恐れを覚えた時はいつも
信じる心を強くだきしめるの
そしてもう一日生き延びて
わたしは苦しみを乗り越えてみせる

そうよ できるわ
あなたは雨に負けたりは
しない


612 名前:僕裕:03/02/21 01:21
「猫の事務所」読んでると窯猫が可哀想で可哀想でしょうがない。
凄いリアルに想像出来るんですよね、いじめられぶりが。
人間なんていうものも、かしこいようでばかなものです。
「ひのきとひなげし」のひなげしも、現代の若者らみらいですね。

「フランドン農学校の豚」を読むとしばらく肉食うの嫌になります。

613 名前:なめとこ山の熊:03/02/22 23:35
・・・・・・
月の光りが青じろく山の斜面を滑っていた。そこが丁度銀の鎧のやうに光っているのだった。
しばらくたって子熊が云った。
「雪でなけぁ霜だねえ。きっとさうだ。」
ほんたうに今夜は霜が降るぞ、お月さまの近くで胃(コキエ)もあんなに青くふるへているし
第一お月さまの色だってまるで氷のやうだ、小十郎がひとりで思った。
「おかあさまはわかったよ、あれねえ、ひきざくらの花。」
「なぁんだ、ひきざくらの花だい。ぼく知ってるよ。」
「いゝえ、お前まだ見たことありません。」
「知ってるよ、僕この前とって来たもの。」
「いゝえ、あれひきざくらでありません、お前とって来たのきさゝげの花でせう。」
「さうだらうか。」子熊はとぼけたやうに答へました。
小十郎はなぜかもう胸がいっぱいになってもう一ぺん向ふの谷の雪のやうな花と
余念なく月光をあびて立っている母子の熊をちらっとみてそれから音をたてないやうに
こっそりこっそり戻りはじめた。
・・・・・・

***
泣けてくるくらいやさしい会話ですよね・・、熊の母と子
動物のほんとうの気持ちが聞えてしまったら、
もう胸がいっぱいになって何もいえなくなることもあるのかも。

614 名前:名無しさん@3周年:03/02/24 07:45
これからの宗教は芸術です。

これからの芸術は宗教です。

615 名前:名無しさん@3周年:03/02/24 12:48
インドのガンディーとか詩人のタゴールとかはどう?

賢治に結構近いと思うんだけど。

616 名前:名無しさん@3周年:03/02/24 23:46
賢治はサイエンチストであったのだけれど
科学者では近い感じの人いるのだろーか。
賢治好きの科学者は結構いそうだけれど。

617 名前:名無しさん@3周年:03/02/25 22:02
知人の医者は「グスコーブドリの伝記」を読んだ時
不思議な感動を覚えたという。医者を志したきっかけとなったそうです。
有珠山噴火の時TVでよく見かけた火山学者の方も
グスコーブドリに感動して現在の職業を決めた、というようなことを
語っていたように思いますが、グスコーブドリの生き方に
科学者として共鳴する何かがあるのでしょうか。
(まあ、人間として、、といった方が的確でしょうけれど。)

618 名前:名無しさん@3周年 :03/02/25 22:10
賢治さん、愛してます!!

といってみる。投稿てすと

619 名前:名無しさん@3周年:03/02/25 22:33
さだまさしさんの曲に「風に向かって立つライオン」というのがあります。
アフリカで現地の病気と闘おうとするお医者さんの姿が感動的に描かれています。

さだまさしさんは賢治ファンとして有名ですから、
きっとグスコーブドリのイメージで描いた曲なんでしょうね。

620 名前:名無しさん@3周年:03/02/26 00:08
被爆詩人・峠三吉は訴えました。

ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ

わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ

にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ

今、世界各地で、平和運動がかつてない程の高まりを見せています。
それにもかかわらず、アメリカ政府は、核兵器の使用さえほのめかし、
イラク攻撃の準備を急いでいます。
まさに今、私たちは、個人の生命(いのち)をこそ大切にする世界を
取り戻すため、「にんげんをかえせ へいわをかえせ」と、声を上げなければ
なりません。



621 名前:名無しさん@3周年:03/02/26 09:16
たくさんの人間のへいわを呼ぶ声祈る声が、世界に大きく響いていけば
暗い地の底をはうような冷たい人間の心の雪どけが始まるかもしれませんね。
全身全霊をかけて平和の名前をよんであげよう。
本心からの愛の声で世界に響かせよう。

622 名前:名無しさん@3周年:03/02/26 23:52

世界に対する大なる希願をまづ起せ
強く正しく生活せよ 苦難を避けず直進せよ

まづもろともにかがやく宇宙の微塵となりて無方の空にちらばろう

・・・われらに要るものは銀河を包む透明な意志 巨きな力と熱である・・・

623 名前:名無しさん@3周年:03/02/27 04:08
>>619さん
「風に立つライオン」ですね。

「ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが
 一斉に翔び発つ時 暗くなる空や
 キリマンジャロの白い雪 草原の象のシルエット
 何より僕の患者たちの 瞳の美しさ」

とても壮大な曲ですね。私も大好きです。

624 名前:名無しさん@3周年:03/03/01 00:13
あげ

625 名前:名無しさん@3周年:03/03/01 20:19
AGE

626 名前:名無しさん@3周年:03/03/01 22:51
「私にそれをやらせて下さい。私はきっとやります。
 そして私はその大循環の風になるのです。
 あの青ぞらのごみになるのです。」

            異稿グスコンブドリの伝記

627 名前:名無しさん@3周年:03/03/02 13:24
米国のロックバンド、カンサスの曲に「ダスト・イン・ザ・ウィンド」というのがあります。
そのサビは
「風に舞う塵(Dust in the wind)
 人は誰もが風の中の塵(All we are is dust in the wind)」というものです。

まづもろともにかがやく宇宙の微塵となりて無方の空にちらばろう!

628 名前:名無しさん@3周年:03/03/05 14:34
あげ

629 名前:名無しさん@3周年:03/03/05 21:57
http://www.lyra.co.jp/products/books/bk-henkaku.html

↑桑原啓善て人が書いた銀河鉄道の解説(?)本なんだけど
賢治ファンはどう思うんだろう?

630 名前:名無しさん@3周年:03/03/05 23:42
銀河鉄道を走る列車は「最終便」(一回きり出ない)
そしてとび乗りとび降り式のみんなを地上天国へと運ぶ進化列車・・・
とありますね。
銀河鉄道の夜にでてくる駅に人間進化の階段が書かれているそうだ。

今こそ、乗るも降りるも自由意志の「最後の審判」の時なのか!
この耳その耳になり響くラッパの声が聞えているだろうか。

631 名前:名無しさん@3周年:03/03/07 12:51
 コルベ神父はかつて、自らの将来を予見するかのような言葉を残している。
「私が汚れなき聖母のために微塵にされ、私の灰が風で世界中に吹き飛ばされて何も残らなくなったとき、
そのときこそ、私の汚れなき聖母に対する愛はまっとうされるでありましょう」
 灰は確かに、世界中に吹き飛ばされた。そして多くの人の心に、新たな種となって植えつけられたのである。

「10人の聖なる人々」(学研)P104より

632 名前:オツベルと象:03/03/08 11:44
苦しいです、サンタマリア


633 名前:名無しさん@3周年:03/03/09 20:51
あげ

634 名前:名無しさん@3周年:03/03/10 12:32
あげ

635 名前:名無しさん@3周年:03/03/10 13:47
カンカラカンのカアン


636 名前:名無しさん@3周年:03/03/10 22:28

なべての悩みをたきぎと燃やし なべての心を心とせよ

風とゆききし 雲からエネルギーをとれ

637 名前:名無しさん@3周年:03/03/10 23:01
賢治さんとこはあったかい春の匂いがする
何といっても安らぎますね。

638 名前:名無しさん@3周年:03/03/11 20:19
作品は数あれど
最も賢治さんの美学と生き様が炸裂バーニンラブしてるのは

けんじゅー公園林!

とか言ってみるテスト。


639 名前:名無しさん@3周年:03/03/11 22:29
あげます

640 名前:名無しさん@3周年:03/03/14 00:02
わが雲に関心し

風に関心あるは

ただに観念の故のみにはあらず

そは新たなる人への力

はてしなき力の源なればなり

641 名前:青森挽歌:03/03/14 00:06

 みんなむかしからのきやうだいなのだから

 けつしてひとりをいのつてはいけない

642 名前:名無しさん@3周年:03/03/14 00:29
 宮沢家が、旧家でリッチだったせいもあって「やっかみ」的
「興味本位」的な評価もあるでしょうが、「賢治」は
花巻市の人々に言わせれば、やや、「気ちがい」扱いされているようです。
 「ケンジは地元では気ちがい扱いだからなー。あそこは旧家で血族結婚が多かったから、
時々そういう人が出てくるんだよなー」と、当たり前のように喫茶店の主人が言い、
それに同調するように、周りの客も「ニッー」と笑うといった具合。
市の観光案内所でも「ケンジは花や木々の自然の音が聞こえたと言いますけど・・・」
と切り出すと、「ニッー」と笑い、「まあ、ケンジは難しくてー、地元の人はわからないけどー、
全国からは一杯人が来てくれてー」と言葉をにごします。

 地元の人は言いました。「全国の人は賢治のことを勉強しているけれど、地元の人は
賢治は難しいと言ってあまり勉強してないなー」。「尊敬」と「揶揄」が入り交じっているのでしょうか。

643 名前:名無しさん@3周年:03/03/14 20:22
あげ

644 名前:名無しさん@3周年:03/03/16 00:56
「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでも
それがただしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りも
みんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」

 燈台守がなぐさめていました。

「ああ、そうです。ただ いちばんのさいわいに至るために
いろいろのかなしみもみんなおぼしめしです。」

 青年が祈るようにそう答えました。

(童話『銀河鉄道の夜』)

645 名前:名無しさん@3周年:03/03/16 01:04
うん。そうだ。人はまことを求める。真理を求める。
ほんとうの道を求めるのだ。人が道を求めないでいられないことは
ちょうど鳥の飛ばないでいられないとおんなじだ。

(童話『学者アラムハラドの見た着物』)

646 名前:名無しさん@3周年:03/03/16 01:31
総ての生物はみな無量の劫の昔から流転に流転を重ねて来た。流転の階段は
大きく分けて九つある。われらはまのあたりその二つを見る。一つのたましいは
ある時は人を感ずる。ある時は畜生、則ち我等が呼ぶところの動物中に生まれる。
ある時は天上にも生れる。その間にはいろいろの他のたましいと近づいたり離れたりする。
則ち友人や恋人や兄弟や親子やである。それらが互いにはなれまた生を隔ててはもう
お互に見知らない。無限の間には無限の組合せが可能である。だから

我々のまわりの生物はみな永い間の親子兄弟である。

異教の諸氏はこの考をあまり真剣で恐ろしいと思うだろう。恐ろしいまで
この世界は真剣な世界なのだ。

(童話『ビジテリアン大祭』)

647 名前:115:03/03/16 01:59
>>642

 やはりそんなものなのですね・・・。
 今も、本質的には、彼は地元でも「異邦人」なのでしょうか。
 でも、この人物が地上に降りてこなかったら、戦後の文学やアニメは随分違ったものになったかもしれない。
 はかりしれない程の影響を与えていると思います。

 ほんとうに不思議な人物だ。
 ここに引用されてる、言葉のひとつひとつが、活きてるものね・・・。
 ホントに、ホントに不思議な人物。 

648 名前:名無しさん@3周年:03/03/16 12:22
声にも人の本当の心が出るように
言葉のひとつひとつにも意思や思想がのるものなんですよね。
賢治童話はごまかしのきかない言霊の世界なのでしょうか。

地元の人にも賢治の真価を研究したり、理屈ではなく世界が好きだと
いうファンは結構いらっしゃるのではないしょうか?
近すぎてよく理解しにくい垣根のようなもの、もあるかもしれませんけど。

649 名前:マリヴロンと少女:03/03/17 00:02
「いいえ、私はどこへも行きません。いつでもあなたが考へるそこに居ります。
すべてまことのひかりのなかに、いっしょにすんでいっしょにすすむ人々は、
いつでもいっしょにゐるのです。」

650 名前:高瀬露あて下書書簡:03/03/17 00:14
「まことの道は一つで、そこを正しく進むものはその道(法)自身です。みんな
いっしょにまことの道を行くときはそこには一つの大きな道があるばかりです。
しかもその中でめいめいがめいめいの個性によって明るく楽しくその道を表現す
ることを拒みません。生きた菩薩におなりなさい。(中略)一生や二生でこの事
はできません。さればこそ信ずるものはどこまでも一緒に進まなければなりませ
ん。手紙も書かず話もしない、それでも一緒に進んでゐるのだといふ強さでなけ
れば情けない次第になります」


戻る 心と宗教に戻る 全部 最新50
DAT2HTML 0.35f FIX Converted.